町山智浩『パスト ライブス/再会』『アイアンクロー』を語る | 七梟のブログ

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映画『パスト ライブス/再会』予告編|4.5全国公開

 

 

(町山智浩)今日は2本、今週公開される映画を紹介するんですが。1本は『パスト ライブス/再会』という映画なんですね。

(曲が流れる)

(町山智浩)この音楽で何となく雰囲気はわかると思うんですけど。ラブストーリーです。で、これは監督が韓国系のカナダ人の女性監督で、セリーヌ・ソンさんっていう人ですね。で、この映画はアカデミー賞でもいくつかの賞にノミネートされていた映画で。これ、セリーヌ・ソンさん自身の体験をもとにした映画なんですが。24年前に彼女は韓国で12歳の少女だったんですけれども。その時に幼なじみの、同い年の12歳の男といつも仲良くて。ヘソンという男の子なんですが、「彼と結婚すると思う」とか言ってるんですね。

(石山蓮華)かわいい!

(町山智浩)かわいいんですけど。ただ、お父さんとお母さんが韓国を出てカナダに移住しようということで、引っ越すことになっちゃうんですね。で、2度とヘソンくんに会えないのかなと思ってると、今はインターネットがありますのでね。

(石山蓮華)ああ、そうですよね。

(町山智浩)それで12年ぐらいしてから、お互いにネットでお互いを見つけてですね。それで、連絡を取り合うんですけれども。その時は会えなくて。そこからですね、この彼女、主人公はノーラという女性なんですが。彼女は、結婚しちゃうんですよ。

(でか美ちゃん)まあ、それぞれの人生もあるし。

 

(町山智浩)そうなんですね。で、彼女はシナリオライターを目指していて。劇作家を目指していて。で、そういうアートサークル。アートの仲間たちの間で、なんていうかね、激しい恋愛をしてとか、そういうんじゃなくて。なんとなく結婚しちゃうんですよ。このノーラさんは。「なんとなく気が合うし、いつもいると楽だし……」みたいな。で、いつもいるうちになんとなく、アーサーという白人の男性と結婚してしまうんですけれども。でも、ものすごい恋愛感情があるわけじゃないんですよ。

 

(石山蓮華)まあね、そういうこともありますもんね。

(町山智浩)ところがその間、ヘソンくんの方はですね、韓国ですごくエリートとして……非常にイケメンのエリートに成長してるわけですよ。

(でか美ちゃん)ちょっと危うい香りがしてきたぞ?

(町山智浩)で、しかもノーラさんのことをずっと思ってるんですね。何十年も。

(石山蓮華)そんなに長くですか!?

(町山智浩)24年ですね。

(でか美ちゃん)と思いつつも、なんかあるでしょう?って思っちゃいますよね。

(石山蓮華)12歳の時の、ねえ。

(町山智浩)で、あるんですよ。いろんな女の子と付き合おうとするんですけれども。24年間、やっぱり忘れられなくて、幼なじみのノーラさんのことを。で、なんとニューヨークに会いに行くっていう話なんです。

 

(石山蓮華)うわー、ロマンティック!

(町山智浩)で、これは本当にその監督のセリーヌ・ソンさんにあったことらしいんですね。

(でか美ちゃん)これが……めちゃめちゃこんなの、ドラマとか漫画とかでしかないと思ったら。そうだ。最初に言ってましたね。

 

(町山智浩)経験談なんですよ。で、これね、『パスト ライブス』っていうタイトルはね、「前世」っていう意味ですね、で、韓国とか日本ではよく、「なんでこんなにこの人のこと、本当に会った時から好きなんだろう?」って思った時に「前世で一緒だったんじゃないか」って思うじゃないですか。

(でか美ちゃん)はいはい。ずっと繋がりがあった、縁があった気がするみたいなね。

 

パスト ライブス 再会 : 作品情報 - 映画.com

 

町山智浩さんが2024年4月2日放送のTBSラジオ『こねくと』の中で映画『パスト ライブス/再会』について、話していました。

 

 

 

『パスト ライブス/再会』(原題:Past Lives)
劇場公開日:2024年4月5日
◆海外移住のため離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニューヨークで再会する7日間を描いた、アメリカ・韓国合作の大人のラブストーリー。
第96回アカデミー賞では作品賞、脚本賞にノミネートされた。
監督:セリーヌ・ソン
主演:グレタ・リー、ユ・テオ

『アイアンクロー』(原題:The Iron Claw)
劇場公開日:2024年4月5日
◆日本でもジャイアント馬場やアントニオ猪木らと激闘を繰り広げ、鉄の爪=アイアンクローを得意技としたアメリカの伝説的なプロレスラー、フリッツ・フォン・エリックを父に持ち、プロレスの道を歩むことになった兄弟の実話をベースに描いたドラマ。
米プロレス団体AEWのマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンが製作総指揮、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・Jr.がプロレスシーンのコーディネーターを務め、それぞれレスラー役で劇中にも登場。
監督:ショーン・ダーキン(マーサ、あるいはマーシー・メイ、不都合な理想の夫婦)
主演:ザック・エフロン、ハリス・ディキンソン、ジェレミー・アレン・ホワイト

 

パスト ライブス 再会の予告編・動画「特別映像」 - 映画.com

 

前世や輪廻という考え方

(町山智浩)そうそうそう。前世とか輪廻転生って、仏教の考え方なんで。あんまりアメリカやヨーロッパには、ないんですね。だから中国、日本、韓国に独特の考え方なんですけども。最初はこの彼、ヘソンくんがその前世から繋がっている運命の相手だと思ってるんですけれども。でも、そういうのを忘れて、なんとなく生活の中で日常的に一緒にいる男性。白人男性のアーサーくんと結婚してしまって。そこに運命の人が帰ってくるわけですよ。で、「どうしよう?って」でも、この旦那のアーサーくんはすごくいい人なんですよ。もっさいんだけど。ものすごくセクシーな魅力はないんだけれども、とにかく優しくて。で、この事情を話しても、普通なら「なんだよ! そんな男と会うのか!」みたいな話になるじゃないですか。でも、そこまで怒らなくて。ただ寂しく「負けちゃうかもな……」みたいに思ってるんですよね。

(石山蓮華)なんていいやつ!

(でか美ちゃん)そっちの方がよくない?って私はもう、あらすじだけで揺れ動いている。

(町山智浩)で、彼女はそこで揺れ動くんですけども。で、彼の方は「もし、うちのカミさんが彼の方が運命の相手だと言うのだったら、俺は負けるから身を引くよ」ぐらいの優しい男なんですよ。その旦那さんは。

(でか美ちゃん)でも、どこにでもいるな。ラブストーリーには、そういう人は。
 
(町山智浩)という話なんですけども。

(石山蓮華)幸せになってほしい!

(町山智浩)でも、どっちなら幸せになれるのか?ってことなんですよね。どこに行ったらいいのか?っていう映画なんですけども。まあ本当に、ハリウッド的なラブコメみたいな感じの話はなくて。すごくドラマチックに盛り上がるっていうよりは、本当にやっぱり韓国人らしい、アジア人らしい、抑えた恋愛映画ではあるんですよね。そのへんは逆に日本の人にはね、わかりやすい感じだと思いますよ。

(でか美ちゃん)たしかに。人気が出そうですね日本でもね。

(町山智浩)と思います。
 

アジア人らしい、抑えた恋愛映画

 
(石山蓮華)見たいですね。『パスト ライブス/再会』、今週4月5日(金)公開という。デートとかにも、いいかもしれませんね。

(でか美ちゃん)でもデートで見たらさ、ねえ。お互いに「運命の人がいたら、どうしよう?」ってちょっとざわつくんじゃないですか?(笑)。

(石山蓮華)いや、でもざわついてこそ、楽しいんじゃないですか? そんなことはないかな?

(でか美ちゃん)じゃあ、付き合う直前ぐらいで見ると一番盛り上がるかもしれないですね(笑)。

(町山智浩)そうですね(笑)。でも、その運命的なものをでか美さんは、感じましたか?

(でか美ちゃん)ああ、夫のサツマカワRPGにですか?
 
(町山智浩)どっちでした? 「この人といると楽」っていうのか、「この人が!」っていうのか。どっちでした?

(でか美ちゃん)でも「楽」っていうのもあるし。なんか仕事に対するスタンスが好きなんで。初めて見た時は尊敬はしてましたね。でもそんな、ロマンティックな……「ビビビッ! 私、絶対にこの人と結婚するわ!」とかは全くなかったです(笑)。

(町山智浩)ああ、そうなんですか。そういう人にはまだ会ってない?

(でか美ちゃん)まだ会ってないのか……やばくな。そうなると今後、登場するのか?っていう話が(笑)。

(町山智浩)それは困るよね(笑)。

(石山蓮華)町山さんはなにを引き出そうとしてるんですか?(笑)。

(町山智浩)いやいや、いやこれだから、そういう困る話なんですよ。すごく。だからデートでは見れないの。

(石山蓮華)町山さんは今の奥様とはビビビだったんですか?

(町山智浩)うちね、僕が22の時に会っていて。彼女は19から20歳になるぐらいの頃だったんですよ。でもね、それは会った瞬間にもう「ああ、結婚するな」って思いましたね。お互いに。

(石山蓮華)ここにいた!
 
(でか美ちゃん)ちょっと!(拍手)。拍手しちゃった(笑)。

(石山蓮華)運命の人と、会ってる!(笑)。

(町山智浩)でもね、その時は一切、話してないんですよ。2人とも。顔を見ただけなんですよ。で、その後もね、話してないんですよ。でも会った時に「ああ、結婚するんだ」って。その、衝撃じゃなくて。「この人と結婚するんだな」って。普通に思うみたいな感じだったんですね。

(でか美ちゃん)かっけー!

(町山智浩)40年、一緒にいますけども。

(でか美ちゃん)うわっ、かっこいい!

(石山蓮華)ここに本当の運命の人が……意外と近くにあるんですね。

(でか美ちゃん)めちゃめちゃテンションが上がってきた!

(町山智浩)だからすごい不思議な感じですよ。だからお互いに恋愛をしてないの。「ああ、この人と結婚するんだな」って。その段階でもう、終わっちゃった感じなんですよね。だから全然、盛り上がらないの。

(でか美ちゃん)でも、素敵ですね。「本当にあるんだね」って思うね。
 
(町山智浩)でも、ねえ。逆に盛り上がらないんですよ(笑)。

(石山蓮華)でも40年、仲良く一緒にい続けられるっていう。それが一番、素敵だと思いますよ。

(でか美ちゃん)私、婚姻届出した日が2月29日なんで。「とりあえず次の2月29日まで頑張ろう」ってまず、思ってますからね(笑)。4年に1回しかない日だから(笑)。

(町山智浩)4年に1回しかない結婚記念日(笑)。

(でか美ちゃん)とりあえず、次まで頑張ろうっていう気持ちでいますけども。

(石山蓮華)運命とか、意外と近いところにあるのかもしれませんね。

(町山智浩)まあ、そういう、いろいろ考えさせられるる恋愛映画が『パスト ライブス/再会』なんですけど。
 
『パスト ライブス/再会』
 
 

映画『パスト ライブス/再会』本国ロング予告|4.5全国公開

映画『アイアンクロー』予告編

 

 

映画『アイアンクロー』の予告編で流れる曲は?(CDJournal ...

 

(町山智浩)まあ、そういう、いろいろ考えさせられるる恋愛映画が『パスト ライブス/再会』なんですけど。もう1本は全然違う映画で。『アイアンクロー』というプロレス映画です。はい。

(曲が流れる)

(町山智浩)もう曲の雰囲気も全然違うんですけども。これね、『アイアンクロー』っていうのは「鉄の爪」っていう意味なんですよ。で、これはフリッツ・フォン・エリックという往年の、第二次世界大戦ぐらいからずっとやっていたレスラーがいまして。日本にも来て、ジャイアント馬場さんと戦ってたりしているんですが。この人の必殺技がアイアンクローなんですね。この人、フリッツ・フォン・エリックっていう人はものすごく体でかくて。2mぐらいあって。で、手がでかくて、握力がすごくて。リンゴを握りつぶしたり、電話帳を引き裂いたりするんですよ。その力で相手のこめかみを掴んで、グーッと握り潰すんですよ。それがアイアンクローで、彼の必殺技なんですね。

で、これをやられたらもう、だいたいギブアップですけど。で、その人の息子さんたちの話なんです。この『アイアンクロー』という映画は。というのはフリッツ・フォン・エリック……エリック家ということで、息子たちが全員プロレスラーになるんですね。4人、いた息子が。ところが「エリック家の呪い」というものがありまして。その息子たちが次々と死んでいくんですよ。これはすごく、日本のプロレスファンの間ではものすごく有名な話なんですね。どうしてかっていうと、最初の1人が日本で死んでるからです。

 

(でか美ちゃん)そうなんですね。

(石山蓮華)それは、どのタイミングで亡くなっちゃったんですか?

(町山智浩)これは、1984年なんですけれども。日本で試合をしていたデビッド・フォン・エリックというレスラーが……この人、世界チャンピオン戦に挑戦する直前に、ホテルで謎の死を遂げました。25歳だったんですよ。だから日本のプロレスファンはエリック家の呪いっていうのをすごくよく知ってるんですね。で、なんで死んだかわからなくて。腸かなにかでなにかが起こったらしいんですけど。非常にそのへんは謎に包まれてるんですが。その後、どんどんこのエリック家の兄弟がみんな、プロレスラーなんですけど。次々に死んでいくんですよ。で、その呪いっていうのは一体何なのか?っていうことを解き明かしていくのがこの『アイアンクロー』という映画なんですね。

 

「エリック家の呪い」の正体

 
(町山智浩)で、この呪いの正体はね、別にネタバレにならないんで、しちゃいますけども。この親父なんですよ。フリッツ・フォン・エリックっていう親父が、要するに息子たち全員をプロレスラーにして。で、自分が手が届かなかった世界チャンピオンを目指させて。子供の頃からプロレスで徹底的に鍛え続けて。で、異常なスパルタしごき教育をして。で、彼らはみんな洗脳されちゃって。プロレス以外は何も考えられない子になっていくんですね。で、俳優さん……ザック・エフロンっていうね、『ハイスクール・ミュージカル』に出ていた、かわいい爽やかなティーンアイドルだった彼がもう、筋肉モリモリの怪物みたいなってますよ。この映画で。鍛えまくってすごいんですけども。あとは『The Bear(一流シェフのファミリーレストラン)』っていう、すごくいいディズニープラスでやっているドラマがあるんですけども。それの主役の彼とか、みんなプロレスラーの体になってですね。もうすごいお芝居をしてますけれども。当時、この体にするのにはみんな、ステロイドをやってたんですよね。「プロレスラーって。

(でか美ちゃん)ああ、そうか。それで身体的にも精神的にも、すごい負担があったんですね。

(町山智浩)そうなんです。で、プロレスって試合数が多いんですよね。すごく多いんですよ。だから体中、痛いんですよ。だからもう、もう痛み止め中毒でしょう? ステロイドやって、痛み止めをやるでしょう。それでツアーで忙しいから、覚醒剤もやるでしょう? で、コカインをやって気合いを入れて……ってやっているから、みんなポロポロになっているんですよ。で、次々と亡くなっていく中で、でもこの家がすごいのがね、お父さんが何かを言うと息子たちはもう20歳をすぎてるんですけど。「Yes, Sir!」って言うんですよ。

(石山蓮華)家の中で?
 
(町山智浩)家の中で。軍隊かよ?って思いますけど。だから全然逆らえないまま。そのデビッド・フォン・エリックが謎の死を遂げてお葬式をやるじゃないですか。そうすると、まあみんな泣いてるわけですよ。仲の良い兄弟だから。するとこの親父は「泣くな! 男は泣くな!」って言うんですよ。「彼の代わりにね誰が世界チャンピオン挑戦するんだ?」ってやるんですよ。「お前か! お前かーっ!」って言うんですよ。

(でか美ちゃん)ちょっと歪みすぎてますよね。

(石山蓮華)「子供は道具じゃないぞ」と思いますよね。

(町山智浩)そう。自分の兵隊だと思ってるんですよね。で、家でもね、子供に序列を付けるんですよ。

(石山蓮華)うわっ、最悪ですね。

(町山智浩)最悪なんですよ。毎日、トレーニングしてるんですけど。「今日、一番頑張ったのはデビッドだな。二番目はケリーだな」とかやるんですよ。で、「このランキングは毎日、変わるからよろしく!」とか言うんですよ。
 
(でか美ちゃん)でも子供の時にそれをされていたら、お父さんに褒められたい一心になっちゃうだろうなって。

(町山智浩)そうなんですよ。子供に序列を付けちゃダメだよね。これね。でも、兄弟同士で一生懸命、競争するんですよ。というね、見ていると「これ、許されるの?」っていう内容で。「これ、呪いどころじゃないだろう? 虐待だろう?」みたいな。すごい映画なんですよ。

(でか美ちゃん)でも一方で、フリッツ・フォン・エリックってプロレス通の中ではカリスマ的な存在ですもんね?

(町山智浩)知ってます?
 
(でか美ちゃん)なんか他局でやってるラジオで毎週、プロセス情報を送ってくれるリスナーさんがいて。その方からの知識ですけど。すごい有名な選手ってことは私でも知ってたんで。ちょっと興味ありますね。

(石山蓮華)アイアンクローは聞いたことがあるので。この人なんだと思いました。

(町山智浩)そう。怪力のレスラーだったんですよ。だからこの兄弟もみんな、親父の技を身につけるために電話帳を引きちぎったりする練習をするんですよ。

(でか美ちゃん)亀田兄弟のピンポン玉みたいになっているんだ(笑)。

(町山智浩)みんな、リンゴを握り潰す練習とか、毎日しているんですよ。どんな家なんだと思いますけど。で、僕の世代だとフリッツ・フォン・エリックってとにかく悪役として知られてたんですけど。よくレスラーで悪役の人は、本当はいい人っていうのは多いんですよね。でもね、こいつは本当に悪いやつだからね。参ったなって思いましたけど。

(でか美ちゃん)でも全く違う2作品なんで、1日に両方見てもいいかも?

(町山智浩)頭、おかしくなりますよ!(笑)。

(石山蓮華)でも両方ともA24が二本立てということで。
 
(町山智浩)でもね、『アイアンクロー』はプロレス映画っていうと血なまぐさくて怖いと思うかもしれないんですけども。この映画、ものすごく美しい映画です。

(でか美ちゃん)プロレスが普段、あんまりっていう方にも、いいかもしれない。

(町山智浩)それで聞くとこれ、ひどいだけの映画なんじゃないかって……その、何人も子供が死んでくっていう話なんで。でもね、最後のところには、すごい救いがあるんですよ。

(でか美ちゃん)それはちょっと安心して見れます。
 
(石山蓮華)わかりました。じゃあぜひ、ちょっと見てみようと思います。
 
 

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