町山智浩『実録 マリウポリの20日間』『関心領域』『ゴールド・ボーイ』を語る | 七梟のブログ

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気まぐれ

『マリウポリ 7日間の記録』 予告編【2023年4月15日よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開】

 

 

(町山智浩)今日はですね、アカデミー賞が授賞式が来週……っていうか、日本時間だと再来週の月曜日になっちゃうんすけど。アメリカだと来週の週末にあるんですね。日本時間だと3月11日、月曜日。で、僕は例のごとく、もう10年ぐらいやってるんですけど。WOWOWで中継の解説をします。で、今回はですね、ドキュメンタリー賞と、これ前は外国語映画賞って言っていたんですが。国際映画賞。それはもう鉄板でたぶん、他には行かないだろうと思ってるんですけれども。その2本をちょっと紹介したいんですが。去年のアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞が何を受賞したかというと、『ナワリヌイ』という映画で。
ナワリヌイ : 作品情報 - 映画.com
これはロシアでプーチン大統領を非常に激しく批判していた、反プーチン運動家のアレクセイ・ナワリヌイという人が、毒殺されそうになったんですね。で、この映画の中でその毒殺の犯人を突き止めていくところがポイントになっています。で、一番すごいのはその毒殺の犯人の携帯番号を突き止めまして。これね、べリングキャットというドイツのそういうハッカー集団というか、ホワイトハッカーの人たちがいまして。ファクトチェックとか、いろいろやってるんですけど。彼らがその暗殺犯自身の電話番号を見つけまして。

(石山蓮華)これ、すごいですよね。

(町山智浩)それが、国家安全保障省の……要するに役人なんですよ。しかも。プーチンの下の。昔はKGBだったところですね。そこの化学担当の人が犯人だってことがわかって。その人に直接、ナワリヌイさんが電話するんですよ。

(石山蓮華)殺されそうになった人が暗殺者に電話をかけるんですね?

 

(町山智浩)そうなんです。で、上司のふりをして電話をするんですよ。そのFSBっていう元KGBの上司のふりをして。「なんで作戦に失敗したんだ? なんで殺せなかったんだ?」って言うと、相手は「上司に怒られている」って思って。その犯人、実行犯が全部、その犯行の細かい詳細を自白しちゃうっていう映画なんですよ。

 

(石山蓮華)すごすぎますよ……。

(町山智浩)最近、ほら。オレオレ詐欺とか、あるけど。これ、オレオレ詐欺ですよ(笑)。

(でか美ちゃん)上司上司詐欺が。暗殺犯ほどの人がそんなんでひょいっと騙されるんだとも思いますよね。

(町山智浩)騙されちゃうんですよ。とんでもない内容なんですけど。ただ最後、この映画はそのナワリヌイさん、ドイツに行って。安全なところにいたのに……その前は殺されそうになったというのに、勇気を持ってロシアに帰るところで終わるんですよ。この映画は。で、去年この作品がアカデミー賞を受賞した時は、ナワリヌイさんはロシアで冤罪によって、シベリアの北極圏に近い刑務所に送られてた状態でアカデミードキュメンタリー賞を受賞したんですね。その後、彼は殺されましたね。つい、この間ですけども。
映画『ナワリヌイ』で第95回アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞したダニエル・ロアー監督(写真:ロイター=共同)

映画『ナワリヌイ』で第95回アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞したダニエル・ロアー監督(写真:ロイター=共同)

 


(石山蓮華)16日に亡くなったっていうことで。

(町山智浩)はい。ロシア政府は彼の死について、「突然死症候群だ」って言ってますね。

(でか美ちゃん)そうだとしても、説明が必要というか。

(石山蓮華)あと、亡くなった後のいろんな対応っていうのもちょっと……。

 

(町山智浩)だからその遺体をなかなか出さなかったりしていたんですけども。それが去年のアカデミー賞のドキュメンタリー賞受賞作品で。で、今年はまた、ロシア絡みなんですけれども。アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を取るだろうと言われてる映画は『マリウポリの20日間』という映画なんですね。これはもう、既にNHKで放送してるんですけども。これはウクライナにロシアが侵攻してから20日間、現場で撮り続けた映像なんですよ。これはミスティスラフ・チェルノフさんっていうウクライナの人がずっと撮り続けて。これはね、リアルタイムでどんどん映像を……この、有名なAP通信の記者だったんで。衛星回線でAPに送り続けていたんです。で、リアルタイムでどんどん、この人の撮った映像が世界に放送されるという状態になりました。

 

映画 「20 days in Mariupol /マリウポリの20日間」を見た感想 ...

町山智浩さんが2024年3月5日放送のTBSラジオ『こねくと』の中で映画『実録 マリウポリの20日間』について話していました。

 

町山智浩 映画『実録 マリウポリの20日間』『関心領域』2024.03.05【アカデミー賞受賞確実の2本+日本のおすすめバトル映画】

 

 

『実録 マリウポリの20日間』(原題:20 Days in Mariupol )
◆ロシアによるウクライナ侵攻直後にマリウポリに向かったAP通信取材班が撮影した映像は、国際社会を揺り動かした。
監督:ミスティスラフ・チェルノフ

『関心領域』(原題:The Zone of Interest)
劇場公開日:2024年5月24日
◆ホロコーストや強制労働によりユダヤ人を中心に多くの人びとを死に至らしめたアウシュビッツ強制収容所の隣で平和な生活を送る一家の日々の営みを描く。
監督:ジョナサン・グレイザー(アンダー・ザ・スキン 種の捕食)
主演:クリスティアン・フリーデル、サンドラ・ヒュラー

『ゴールド・ボーイ』
劇場公開日:2024年3月8日
◆平成「ガメラ」3部作の金子修介監督が岡田将生を主演に迎え、殺人犯と少年たちが繰り広げる心理戦の行方を描いたクライムサスペンス。
監督:金子修介(恋に唄えば♪、ガメラ 大怪獣空中決戦、信虎)
主演:岡田将生、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志、黒木華、松井玲奈、江口洋介

 

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リアルタイムで戦場の映像を送り続ける

 
(町山智浩)で、それが一番、世界中に衝撃を与えたのは絶対に攻撃をしてはいけない救急病院であるとか、産婦人科。産院ですね。そこに対して、ロシアが猛攻撃を仕掛ける現場が捉えられています。その映像には。で、これで大問題になったわけですけど。ロシア政府は「そんなことはしていない」という。要するに、それは国際法違反ですからね。ロシア政府は「していない。これは、でっち上げてある。その映像に関しては作り物で、俳優がやっている」とかね、ずっと言っていたんですよ。

で、特に一番衝撃的なのは妊婦さんがお腹を……大変なことになっちゃっている映像がその中にあるんですよ。担架に乗せられてるんですが。で、その時はロシア政府は「こんなもん、インチキだ。作り物だ」って言ってたんですけども。この『マリウポリの20日間』ではその産院攻撃の前後の映像が全部、入ってるんですよ。どうして、どうなってっていうのが全部、入ってますから。全然、作り物なんかじゃないんですよ。しかも撮影者の人。チェルノフさんは娘さんが後方の方に行って、そのまんまそこの最前線に残ったら死ぬかもしれないんですけど。本当にギリギリまで撮影を続けるんですよ。命がけで撮影したすごい映画がこの『マリウポリの20日間』で。

日本はね、この間まで配信していたんですけど、配信が止まっちゃったんで。ただね、これはその権利を持ってる会社が「全世界に見せ続ける」っていうことで。インターネット、YouTubeで無料でその配信を続けてますので。ぜひ「20 Days In Mariupol」でネットで検索するとすぐ、YouTubeで出てきて。英語字幕でですけど見れますから。それで、やっぱり言葉がわからなくても映像が強烈ですから。戦場の本当にもう大変なものが見れますので。ぜひ見ていただきたいと思います。もちろん、ウクライナでも戦争は続いていて。この映画は今回のアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を取ると思います。はい。
 
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『関心領域』予告

5/24公開『関心領域』予告編

 

 

(町山智浩)で、今日紹介する映画は『関心領域』というタイトルで。これは5月24日から公開の映画なんですけれども・『関心領域』っていうのは「自分はこれにしか関心がない」という、その領域以外のものは何も聞こえないし、気にならないということを意味してますけど。この映画はね、おそらく国際長編映画賞は確実に取ります。それ以外も作品賞、監督賞、脚色賞、音響賞の部門にノミネートされてるんですけども。どういう映画か?っていうと、ドイツ人のすごく金持ちそうな家族がですね、庭付きのすごい綺麗な豪邸でずっと優雅な生活をしているのを隠しカメラで撮り続けているという映画です。で、撮られている方は全く演技もしてないし、カメラも動かないんです。ただ、これは劇映画なんで、実際には俳優たちがやってるんですね。ただただ、本当に優雅に暮らしてるドイツ人の家族なんですけど、よく聞くと不思議な音が聞こえるんですよ。小さく。「パンッ」とか「ドキュンッ」とかね。「ギャーッ」っていう声が聞こえたりするんですけども。

(石山蓮華)ちょっと物騒な……。

(町山智浩)見ている人は「何が起こってるんだろう?」って思うんですけども。その豪邸の綺麗なお庭には有刺鉄線がついてる高い壁があるんですよ。ずっと。一面に。片方側にね。で、「一体ここはどこなんだろう? 何の音が聞こえるんだろう?」と思ってずっと見ていると、この家族のお父さんとお母さんの会話から、そこがアウシュビッツだということがわかるんですよ。ポーランドのアウシュビッツですね。第二次大戦の時にナチス・ドイツがユダヤ人を何百万人も殺した場所なんですよ。で、このお父さんとお母さんは一体誰だろう?って思って見てると、お父さんが制服を着るんですね。軍服を。すると、軍服の襟にはドクロのマークがついてるんですよ。彼、ナチスの親衛隊なんですよ。で、会話の中からお父さんがアウシュビッツの所長であることがわかるんですよ。

 

お父さんはアウシュビッツ収容所の所長

(町山智浩)隣に住んでたんですね。壁1枚隔てて、隣に住んでいて。この映画ね、だねその壁の向こう側。収容所側は一切、映らないんです。一瞬だけ映すシーンがあるんだけど、それも、ヘスっていう所長なんですけども。ルドルフ・ヘスという所長の顔しか映さないんですよ。壁の中に入った時は。それ以外はずっと、このお屋敷の中だけを撮り続けるんですよ。

(石山蓮華)なんか、タイトルの『関心領域』っていうのがすごく、ゾクッと来ますね。

(町山智浩)そうなんですよ。その家族は壁の向こう側で何が起こってるかっていうことに、ほとんど関心がないんですよ。だから最初はわからないんですけど。途中でこのお父さん、所長がね、なにか設計図を見てるんですよ。それはよく見ると、焼却炉なんですよ。

(でか美ちゃん)うわあ……。

(町山智浩)で、その後にその壁の向こうの煙突から、黒い煙がもくもく見えるんですね。まあユダヤ人を虐殺して、どんどん焼却しているんですよね。あと、この奥さん。ヘス所長の奥さんを演じるているのはね、『落下の解剖学』っていう映画を紹介しましたが。あれでお母さんの役をやっていた、ザンドラ・ヒュラーさんです。
 
(石山蓮華)ああ、そうなんですね。キリッとした。

(町山智浩)あのお母さんは結構、見てる人の共感を呼ぶ、非常にエモーショナルなお母さんでしたけど。こっちのね、ヘス所長の奥さん役はね、もう何というか……たとえばね、すごい素敵な毛皮のコートを着て。「ああ、これ素敵ね!」とか言って、鏡の前でポーズを取ったりするシーンがあるんですよ。「その毛皮のコート、誰のだよ?」っていう話ですよ。ユダヤ系の人たちはナチスが政権を取る前は結構、お金持ちの人とかもいて。それで着の身着のままで収容所に入れられたんですけども。結構、ちゃんと自分の大事な宝石とか、毛皮とかを持ってきた人がいっぱいいたわけですよね。それを全部、取っちゃったんですよね。殺す前にね。で、こうやって着ているんですよ。この人、奥さんが。これ、きつい役だなって思いましたけども。

(石山蓮華)たしかに。
 
(でか美ちゃん)でも普通の感覚で言ったら、父親が所長で。隣に住んでいて。気にならないわけがないだろうって今の自分とか、今の時代だと思っちゃうけど。いやー……。

(石山蓮華)ただ、今起こってるいろんな戦争に対して、自分がどれぐらいの関心を持って、どんな行動に繋げられているのか?っていうことを「何もやってないわけではない」とは言いたいけれど。でも、できてないこともすごくたくさんあるなって毎日、考える中で。その私の『関心領域』はどこなんだろう?って……。

(でか美ちゃん)ねえ。この解説を聞くだけでも、すごく……。

(石山蓮華)すごい考えるべき映画だなと思いますね。

(町山智浩)今、テレビを見てない人とか、テレビを持ってない人とか、多いですよね。若い人たちの間でもね。で、ネットで自分の好きなインスタとかだけを見てると、たぶん戦争で何が起こっていて。今、どのくらいの人が殺されているっていうことが全然、わかんないと思いますよ。

(石山蓮華)そのやり方も本当にひどいなっていうのを思うし。今、止めてほしいなっていうのをすごく思うんですけどね。
 
(町山智浩)そうなんですけど。ニュースサイトを見たり、あとはSNS見ても、関心のあるものしかSNSって送ってこないようになってますから。『関心領域』しか、送ってこないわけですよだから。世界の情勢とか戦争に興味ない人のところには一切、そういうニュースが届かない世の中になっているんですよ。現在って。だからまさに、壁の内側というか、壁越しになっちゃっているんですよね。向こう側が見えないんですね。全然ね。で、この映画がまたひとつ、面白いのはこのヘス所長って、実在の人物なんですけども。すごく気が弱そうなんですよ。で、細い声でしゃべっていて。奥さんが強くて。奥さんはね、「ここの家はね、本当に私の夢なのよ。綺麗な庭があって。優雅な生活ができて。本当にここが好きなの!」とか言ったりすんですけど。「おい、大丈夫か?」って思うんですけど。

(でか美ちゃん)怖いな……。

(石山蓮華)見えているところだけを切り取れば、本当に理想の。芝生が綺麗で、花があって、大きな犬がいて、みたいな。
 
(町山智浩)しかも最も恐ろしいのはナチス・ドイツは最終的に……こういう収容所って、ヨーロッパ中にたくさんあったんですね。たくさんあったんですけども、その収容所に入れていたユダヤ人たちをどうするか?ってことを最初は決めてなかったんですけども。最終的に全部、皆殺しにすることに決めたんですね。で、この映画はその前に始まっていて、その最も恐ろしいことっていうのはこの映画の中で、あるきっかけで起こるんですけども。ちょっと見ていただきたいなと。「えっ、そういうことで皆殺しにしちゃうの?」っていう。

(石山蓮華)覚悟がいるけど、見なくちゃいけないな……。

(町山智浩)でも残酷シーンは一切、出てこないですよ。画面には。だからこの映画はナチスがやったことについて知らないと、何が起こってるかが全くわからないです。

(でか美ちゃん)何の知識もなしに、たぶんアカデミー賞取るだろうってことで。「ああ、アカデミー賞を取ったんだ。見に行こう」って見に行っても、「なんか静かな映画だな」みたいな感じになっちゃうかもしれないですよね。
 
(町山智浩)わからないですよ。だって一切、残酷シーンはないし。たとえば、この主人公たちの子供があるもので遊んでるんですけど。ベッドの上で。そのものが何なのかもたぶん、前提となる知識がないとわからないんですよ。この人たち家族は川で遊ぶんですけど。川で遊んでる時に、川であるものを拾ってびっくりするんですけど。それもその川で何をしていたかを知らないと、わからないんですよ。

(でか美ちゃん)でも『関心領域』をそれこそ、自分が狭いかもって思ったら、広げた上でやっぱり見に行かないと……。

(町山智浩)そうなんですよね。で、この映画の作った制作者たちは各地で映画賞を取っているんですけど。その受賞の時に言ったのは「これは今、イスラエルとガザで起こってることです」とはっきり、言っています。今、ガザでは本当に壁の中で閉じ込められたパレスチナの人たちがイスラエル軍によって殺されてる状態なんで。その歴史的皮肉ね。この時はユダヤの人たちが壁の内側で殺されていたのに。だからもう本当に今、見なきゃなんない映画がこの『関心領域』ですね。はい。ただ公開はね、ちょっと先で。5月24日なんで。今週、映画を見たいなっていう人はね、いきなり言いますけど。『ゴールド・ボーイ』を見てください。
 
関心領域 | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・作品・上映 ...
 

『ゴールド・ボーイ』予告

 

『ゴールド・ボーイ』主題歌版予告【2024年3月8日(金)全国公開決定!】

 

 

岡田将生主演『ゴールド・ボーイ』本予告解禁 Go!Go!Kids ...

 

(町山智浩)ただこの『関心領域』。公開はね、ちょっと先で。5月24日なんで。今週、映画を見たいなっていう人はね、いきなり言いますけど。『ゴールド・ボーイ』を見てください。

(石山蓮華)『ゴールド・ボーイ』?

(町山智浩)『ゴールド・ボーイ』。日本映画です。これはね、岡田将生さんという俳優さんがいますよね。

(でか美ちゃん)はい、はい。

(町山智浩)『ドライブ・マイ・カー』でのあのサイコパスの演技がすごかったじゃないですか。この映画では、あれ以上のものが見れますよ!

(石山蓮華)おおーっ!

(町山智浩)岡田将生さんがとんでもないサイコパスで出てきて。で、「こいつ、最強じゃん!」と思ったら、もっと怖い人。もっと強い人が出てくるという。すさまじい最強バトル映画ですね、これは。

(石山蓮華)ああ、バトル映画なんですか!

(町山智浩)これ、ちょっとすごかったんでね。金子修介監督なんですけど。ちょっと何も言えないんですよ。内容が。

 

(でか美ちゃん)逆に『関心領域』は勉強してからというか、もちろん知識を持って見た方がいいけど。『ゴールド・ボーイ』は「町山さんがすすめてるぞ!」ぐらいの情報で行った方がいいんだ?

(町山智浩)そう。情報ゼロで行ってください! まあぜひ、ご覧ください。今週公開なんで。

 

(石山蓮華)ありがとうございます。