【大竹のもっと言いたい放題】青木理「飯塚事件のドキュメンタリー映画『正義の行方』公開に向けて」 | 七梟のブログ

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飯塚事件のドキュメンタリー映画『正義の行方』公開に向けて【青木理】2024年3月8日(金)大竹まこと 室井佑月 青木理 鈴木純子

 

 

2024年3月8日(金)文化放送にて放送された「大竹まことゴールデンラジオ」の「大竹のもっと言いたい放題」です。
出演者:大竹まこと 室井佑月 青木理 鈴木純子
 

番組で紹介したドキュメンタリー映画『正義の行方」は4月27日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開です!詳しくは公式ホームページをご確認ください。 https://seiginoyukue.com/

 

 

映画『正義の行方』特報予告(2024年4月27日㊏公開)

 

 

 

文化庁芸術祭大賞受賞の傑作ドキュメンタリー、ついに映画化
映画『正義の行方』4/27㊏よりユーロスペースほか全国順次ロードショー!

◤イントロダクション◢
これは私たちの「羅生門」
死刑が執行されたいまも多くの謎につつまれた「飯塚事件」
〈真実〉と〈正義〉がぶつかりあう圧巻のドキュメンタリー

1992年に福岡県飯塚市で2人の女児が殺害された「飯塚事件」。DNA型鑑定などにより犯人とされた久間三千年は2008年に死刑が執行された。しかし冤罪を訴える再審請求が提起され、事件の余波はいまなお続いている。本作は、弁護士、警察官、そして新聞記者という立場を異にする当事者たちが語る〈真実〉と〈正義〉を突き合わせ、事件の全体像を多面的に描きながら、この国の司法の姿を浮き彫りにしていく。

圧巻は、事件発生当初からの自社の報道に疑問を持ち、事件を検証する調査報道を進める西日本新聞社のジャーナリストたち。その姿勢は、マスメディアへの信頼が損なわれ、新聞やテレビなどの“オールドメディア”がビジネスモデルとしても急速に翳りを見せる今日、たしかな希望として私たちの心を捉える。ある記者は言う。「司法は信頼できる、任しておけば大丈夫だと思ってきたけど、そうではないと。このことこそ社会に知らせるべきだし、我々の使命だと思っています」

「飯塚事件」とは何だったのか? 私たちは自ら思考することを促され、深く暗い迷宮のなかで、人が人を裁くことの重さと向き合うことになるだろう。