別宮貞雄:ヴァイオリン協奏曲 / 下野竜也 / 南紫音 / 東京都交響楽団 | 七梟のブログ

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別宮貞雄:ヴァイオリン協奏曲 / 下野竜也 / 南紫音 / 東京都交響楽団

 

 

【別宮貞雄生誕100年記念:協奏三景】
日本作曲界の重鎮として活躍された別宮貞雄氏の生誕100年(没後10年)を記念して行われた、2022年9月30日の定期演奏会を全曲公開!最後はヴァイオリン協奏曲です。

かねてより日本の管弦楽曲に深い共感を持つ下野竜也の指揮のもと、独奏には新世代の名手として南紫音を迎え、日本の名曲を未来に伝えていきます。都響だからこその「別宮貞雄の肖像」をぜひご鑑賞ください。

 

 

【楽曲情報】 別宮貞雄:ヴァイオリン協奏曲 (1969)

第1楽章 モデラート 0:01:44~ 

      カデンツァ 0:18:41~ 

第2楽章 アンダンテ~アレグロ・マ・ノン・トロッポ 0:22:36~ 

曲終了 0:31:34~ 

 

第959回 定期演奏会Aシリーズ 

2022年9月30日(金)東京文化会館 

指揮/下野竜也 

ヴァイオリン/南 紫音 

東京都交響楽団

 

 

 

別宮 貞雄(べっく さだお、1922年5月24日 - 2012年1月12日)は、日本の作曲家。

1922年に別宮貞俊(東京工業大学教授を務めたのち実業界に転じ、住友電気工業株式会社初代社長などを歴任)と病理学者で東京帝大医学部教授の山極勝三郎の長女梅子の息子として東京に生まれた。翻訳家の別宮貞徳は弟。遠祖は伊予守護職河野氏出身の正岡経政の重臣で経政の叔父に当たる別宮修理太夫光貞。別宮氏は江戸時代に入ると伊予国今治藩の豪商国田屋として栄えた。

兵庫県立第一神戸中学校から成城高等学校、第一高等学校を経て東京大学理学部物理学科を1946年に卒業。さらに同大学文学部美学科に入学し1950年卒業。この間、柴田南雄らの新声会に参加し作品を発表している。のちフランスに渡り、パリ国立高等音楽院でダリユス・ミヨー、オリヴィエ・メシアンらに師事したが、ミヨーのクラスを受験した際、別宮が合格したためシュトックハウゼンは不合格となった。帰国後1955年から桐朋学園大学で教鞭を執る。1961年から桐朋学園大学教授、1973年から中央大学教授を務めた。中央大学の音楽研究会吹奏楽部から作品を委嘱されてもいる。

2012年1月12日、肺炎のため死去。89歳。東京・雑司が谷の別宮家の墓地に埋葬された。