【連作交響詩・わが祖国】全曲・公演全部 スメタナ作曲 ラファエル・クーベリック指揮 チエコフィルハーモニー管弦楽団 日本公演
指揮者と対峙した演奏者モードでお聴きください。(L-R Reverse Mode)
1991年11月2日にサントリーホールで行われたラファエル・クーベリック指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の《わが祖国》
クーベリックはチェコ出身の名指揮者で、第二次世界大戦後に亡命し、アメリカやヨーロッパで活躍しました。彼の《わが祖国》の録音は多くありますが、私はアメリカのオーケストラを指揮したものが技術的にも感情的にも優れていると思います。
しかし、このライヴ録音は特別な意味を持っています。なぜなら、クーベリックは前年に42年ぶりに故国を訪れ、かつて自分が率いたチェコ・フィルと再会したからです。これはまさに祖国と音楽との再結合の瞬間であり、祝賀ムードに満ちた演奏会だったのです。
【クラシック名曲解説】チェコを想う〈ヴルタヴァ(モルダウ)〉を詳しく紹介!スメタナの連作交響詩《わが祖国》より