ジャズ喫茶バリレラ オススメの1曲 No.723 Wynton Kelly 「Pot Luck」
【Now Playing】
Track:Pot Luck
Performer:Wynton Kelly
Title:Kelly At Midnite
Year/Place:April 27, 1960/New York
Released:1960
Label/No/Format:Vee Jay/VJLP 3011/MONO
Engineer:
Notes:
☝︎ウイントン・ケリー〜ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズ。リーダーとして、サイドとしてハード・バップ不動の3人。
「アット・ミッドナイト」はマイルス・コンボに在籍中の60年の録音で,ケリーの代表作とも云える傑作アルバム。バランスがややフィリー・ジョーのドラム寄りだが,ケリー節は充分楽しめる。残り2作品は68年のライヴが分けられたもので,亡くなる2年半前のこと。レコード化を目的としていなかったようなので音質もあまり良くなく,発売されたのは録音後10年近くを経てからだ。テナーのコールマンも好演しており,ライヴとしての魅力は十分だ。
ピアニスト、ウィントン・ケリーがシカゴのヴィー・ジェイ・レーベルに残した絶頂期の録音が紙ジャケット仕様で発売。多くのピアノ・トリオ・アルバムの中でも名盤に数えられる1枚。
Wynton Kelly (p)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds)
Recorded 1960.04
Tracks:
1. Temperance
2. Weird Lullabye
3. On Stage
4. Skatin'
5. Pot Luck
自身のオリジナル曲「Temperance」、「Pot Luck」、リズムセクションのタイトなプレイも印象的なRudy Stevenson作「Skatin'」などを収録したピアノトリオ佳作。
Wynton Kelly × Kelly At Midnite
Tracks:
A1 Temperence 00:00
A2 Weird Lullaby 07:32
B1 On Stage 14:43
B2 Skatin' 19:57
B3 Pot Luck 25:46
ウィントン・ケリー(Wynton Kelly、1931年12月2日 - 1971年4月12日)は、アメリカ合衆国のジャズピアニスト。ジャマイカ移民の息子で、ニューヨーク市ブルックリン生まれ。カナダのオンタリオ州トロントにて39歳で死去した。
4歳で合衆国に移住。NYで育つ。13歳の頃よりプロとしてR&Bのバンドで演奏していた。その後JAZZに染まり19歳の時に名門ブルーノートに初リーダー作を残すも、58年のリバーサイド盤まで、リーダー作はない。しかし57年頃より、ジョニー・グリフイン、ソニー・クリス、ハンク・モブレーなど多くのセッションにピアニストとして参加し、名盤請負人になる。
マイルスのバンドやウエス・モンゴメリーのグループなど、多くの重要バンドで名演を残したが、39歳の若さで死去。これほどのビッグ・ネームの割にはリーダー作はそれほど多くなく、特にトリオによるものは少ないし、また後期にはコマーシャルな企画も多く、録音の機会には恵まれない人だったと言える。