ドラマ 特区 第10話 - Beautiful Life Ep 10
第10話 Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜「恋しくて」
さちは正夫に妊娠したことを告げるも正夫は杏子のことを思って喜べず結婚は待ってほしいと話す。
さちから妊娠したことを聞いた杏子は喜び、正夫の発言は自分の病気のせいだと話す。
柊二の勤める美容室・ホットリップは業績悪化で倒産する。
柊二は町田家を訪れ杏子との交際を認めて欲しいとお願いする。
正夫は変わらず頑なだが家族と柊二と一緒にすき焼きを食べ嬉しそうな杏子の笑顔に複雑な気持になる。
杏子は再検査の結果、悪性でありそのまま入院することになる。
杏子は
「あなたなんかに会わなければよかった。死ぬのが辛くなる」と柊二の前で泣く。
柊二は杏子に「これから二人で頑張ろう」と励ます。
眠れぬ夜
病院を抜け出し、柊二の部屋に向かった杏子。
柊二に「抱いて欲しい」と言う。
柊二は躊躇しつつもうなづき杏子をベッドに運びキスをした。
腕はあるが人気のない美容師の男性と、難病に侵され車椅子での生活を強いられながらも健気に生きる図書館司書の女性を描いたラブストーリー。
Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』(ビューティフルライフ ふたりでいたひび)は、2000年1月16日から3月26日まで毎週日曜日21:00 - 21:54に、TBS系列の「東芝日曜劇場」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は木村拓哉と常盤貴子。
腕はあるが人気のない美容師の男性と、難病に侵され車椅子での生活を強いられながらも健気に生きる図書館司書の女性を描いたラブストーリー。
バイクに乗っていた腕はあるのに人気のない美容師、柊二(木村拓哉)は車から手が出てきてバランスを崩してしまいます。
怒って車をのぞくと杏子(常盤貴子)が居ました。そのまま進行して二人は図書館にたどり着きます。
杏子は車椅子を段取り良くとりだしてセカンドカーと言って図書館(仕事場)に入って行きました。その姿を見た柊二は杏子に障害があると知ります。柊二は図書館で告白されている杏子を見かけました。しかし障害を知ったからと言って柊二の態度は変わらず、家に帰った杏子は兄に心のバリアフリーだと話します。
一方柊二は図書館にデザイン画を忘れて帰ります。杏子は届けに柊二の勤める店である「ホットリップ」に行き、悟に柊二のデザインを渡しました。しかしこのデザイン画は悟がそのまま盗んで雑誌に載せました。
二人は飲みに行き、柊二が酔いつぶれて杏子の車はレッカー移動されてしまいます。タクシーで柊二のアパートに行きますがそこで杏子は赤い靴を見つけました。誰かに渡すはずだったものでした。
そして二人はキスをします。
その後兄に知られることとなり、兄に反対され柊二は杏子と会えなくなってしまいます。
それでも二人の愛は強く、柊二は杏子の人生の一部にしたいといい夢の美容室のデザイン画を描き、二人で暮らせるバリアフリーの家で住みたいと言いました。
しかし杏子の体調はあまりよろしくなく、兄は医者に聞いて両親に伝えるのでした。
常に生死を隣り合わせで生きてきた杏子には覚悟ができていました。生きられる確立は43分の13です。
キャスト
主要人物
沖島 柊二(おきしま しゅうじ)〈27〉
演 - 木村拓哉
医師一家に生まれた。有名店に勤める美容師で腕もあるのだが、客からの人気はない。
町田 杏子(まちだ きょうこ)〈27〉
演 - 常盤貴子
図書館司書。難病に冒され、10年以上車椅子での生活を送っている。
杏子の関係者
田村 佐千絵(たむら さちえ)〈26〉
演 - 水野美紀
杏子の同僚で親友。杏子のよき理解者で柊二との恋を応援する。大学は理系学部出身。杏子の兄に思いを寄せている。
美山 耕三(みやま こうぞう)〈32〉
演 - 的場浩司
ボランティアスタッフ。杏子が好きで何かと世話を焼くが、本人には冷たくあしらわれる。
ホットリップ
岡部 巧(おかべ たくみ)〈23〉
演 - 池内博之
柊二の職場の後輩でアシスタント。柊二を慕い憧れている。スタイリストへの昇格を望む。
小沢 真弓(おざわ まゆみ)〈25〉
演 - 原千晶
柊二の同僚で元恋人。まだ柊二に未練があるようで杏子を毛嫌いし、ことあるごとに辛く当たる。
川村 悟(かわむら さとる)〈27〉
演 - 西川貴教
柊二と同期の人気美容師。柊二に一方的にライバル心を抱き、公私に渡り何かと邪魔を仕掛ける。
店長
演 - モロ師岡
町田家
町田 正夫(まちだ まさお)〈33〉
演 - 渡部篤郎
杏子の兄。実家の酒屋で働く。鈍感で少々古臭い考えを持つが、妹の杏子を大切にしている。
妹と柊二の交際に否定的だったが、彼の杏子への想いを認める。最後に柊二に対して感謝の言葉を述べる。
町田 雄一
演 - 河原崎建三
杏子、正夫の父。
町田 久仁子
演 - 大森暁美
杏子、正夫の母。
受賞歴
第26回放送文化基金賞
男優演技賞(木村拓哉)
女優演技賞(常盤貴子)
脚本賞(北川悦吏子)
第18回向田邦子賞(北川悦吏子)
第8回橋田賞(北川悦吏子)
アジア・テレビジョン・アウォード
最優秀作品(ドラマシリーズ部門)
第24回ザテレビジョンドラマアカデミー賞
最優秀作品賞
主演男優賞(木村拓哉)
主演女優賞(常盤貴子)
助演男優賞(渡部篤郎)
助演女優賞(水野美紀)
主題歌賞(B'z)
新人俳優賞(西川貴教)
監督賞(生野慈朗、土井裕泰)
キャスティング賞(生野慈朗)
タイトルバック賞(生野慈朗)脚本賞(北川悦吏子)