七梟亭 名人劇場 水無月 第三巻  立川談笑一門会 | 七梟のブログ

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気まぐれ

立川談笑一門会

 

この動画は、現在のコロナ禍の中、活動の場が大幅に減少している落語家や芸術家の皆さんをはじめ、舞台や劇場、演芸場で働く方々に少しでも応援になるように・・という思いから創発プラットフォームで企画・実行したものです。

今回は、立川談笑一門会です!!

0:00   立川笑えもん「道灌」

前座 立川笑えもん(たてかわ わらえもん) 1993年7月9日生 静岡県沼津市出身

「道灌」

道灌(どうかん)は若手が鍛錬のために演じる、いわゆる「前座噺」のひとつ。

★あらすじ 八五郎が隠居の家にある太田道灌の掛け軸の絵の説明を聞く。
道灌が狩に出かけにわか雨に遭い、雨具を借りにあばらやに入ると娘が山吹の枝を捧げる。
「七重八重花は咲けども山吹の みのひとつだになきぞ悲しき」という古歌のように、実と蓑をかけて雨具のないことを断ったのだが、道灌は分からず家来から説明される。道灌は歌道に暗いことを嘆き、のちに大歌人になったとの故事だ。
 八五郎は歌を書いてもらい、雨具を借りに来たらこの歌で断ろうと家に帰る。都合よく雨が降ってきたが、友達が雨具ではなく提灯を借りに来る。無理やり友達に「雨具を借りに来た」と言わせ、「七重八重・・・」の歌を見せる。

 

 


12:24 立川談洲「湯屋番」

二ツ目 立川談洲(たてかわ だんす) 1987年10月14日生 富山県出身

ヒップホップ基本技能指導資格(小中学校でのダンスの授業の指導資格)を持つ。

「湯屋番」 

湯屋番(ゆやばん)は古典落語の演目の一つ。

★あらすじ 大家(たいけ)の若旦那、遊びが過ぎて勘当中で、出入りの大工職人の熊五郎の家の2階に居候の身の上。何もしないで食っちゃ寝てばかりいるので、熊さんの女房は迷惑だ。女房にせっつかれ、熊さんは若旦那に湯屋へ奉公を勧める。

 

 


33:35 立川吉笑「ぞおん」

二ツ目 立川吉笑(たてかわ きっしょう) 1984年6月27日生 京都府京都市出身

立川談笑門下一番弟子。入門後 わずか1年5ヵ月で二ツ目にスピード昇進。倉本美津留(『ダウンタウンのごっつええ感じ』等を手掛ける稀代の放送作家)に見いだされるほどの才気。ギミックに富んだ唯一無二のオリジナル落語の使い手。

本日は談笑一門会。例によって、出番が終わった楽屋でこれを書いている。
 いつもの金曜日じゃなくて、今日は火曜日開催でどうなるかと思ったのだけど、今までで一番たくさんのお客様に集まって頂けてとても嬉しく思っています。ご来場頂いた皆様、ありがとうございます!!
 師匠の鉄板2席は当然として、来月から二ツ目に昇進する笑二の落語だったり、笑二が前座を抜けてこれからどんどん場数が増えてくる笑笑の成長具合だったり、僕は僕で相変わらずヘンテコなネタだったり、手前味噌ながらバラエティに富んだ楽しい会だと胸を張って言える一門会ですので、ぜひぜひこれからも一緒に談笑一門会を盛り上げてくださればと思います。

 さてさて、そんな中、今月は『ぞおん』というネタを演らせて頂きました。

『ぞおん』。まだまだ作り込めていなくて、想像している完成形の半分くらいまでしか形にできていないのですが、今日、演れてとても収穫がありました。僕の場合、実際にやってみて少しずつ可能性を狭めて完成させていく、という手法をとっていて、というか机の前で考えていても数ある分岐から最終的に1つに絞りきることができないから、とにかく現時点で演れるところまでやってみて、それでまた整理して行くという感じになるかなぁと。

 ネタ出ししてからこっち、色々と考えていたら、思っていた以上に頼れるネタになりそうで、最初に思いついたネタの核はまずまず悪くないと思えていたのですが、そこからどう進めるかを決めかねていたのが、今回の形で方向性は完全に見えた気がしました。(こんなこと書いても、今日いらした方にしか伝わらないでしょうが)
 中盤にある、その新しくした改善点で、まさにドカン!と大きな反応を頂けたから多分この形で間違ってなくて、ただ、そこから後、演技がとても難しいクダリに入っていくから、ここは練習が全然足りていなくて、どうにもなりませんでした。想定どおりいけば、くすぐりごとに盛り上がっていくつもりなのですが、今回はそんな次元まで辿り着けず。

 

 

 

57:37 立川笑二「元犬」

二ツ目 立川笑二(たてかわ しょうじ) 1990年11月26日生 沖縄県読谷村出身

「元犬」

元犬:もといぬ。笑二さんの十八番中の十八番。白い犬が八幡様に願掛けして人間に生まれ変わった。ところが…。

 

 

 


1:19:51 立川談笑「粗忽の釘」

立川 談笑(たてかわ だんしょう)は江戸・東京の落語の名跡。当代は6代目と名乗っている。当代以前に談笑は4人ほどおり、談生を入れて6人前後確認されている。 6代目立川 談笑(たてかわ だんしょう、1965年9月23日 - )は落語立川流所属の落語家である。東京都江東区出身。本名は小田桐 英裕(おだぎり ひでひろ)。海城高等学校、早稲田大学法学部卒業。出囃子は『野球拳』『佃』。身長182cmと落語家の中では高い方。基本は古典落語だがアレンジ色が強い。

『粗忽の釘』(そこつのくぎ)

粗忽者の亭主に女房が「今日は引越しなのよ!」と言うと、亭主は「とりあえずこの粗忽を治しにお祖師様にお参りに」「それ違う噺(『堀の内』)だから!」「わかった、じゃあ風呂敷を広げて…派手な風呂敷だ、と思ったらオマエの腰巻! その噺にならないようにネタ出ししてるんだぞ! タンス持ってくから! 上に火鉢も乗せて! 薄型テレビも!」「時代が違うよ」

タンス担いで出てったまま引越し先にいつまで経っても現われない亭主。だいぶ遅くなって汗だくで来たので事情を訊くと「大変な騒ぎだったんだよ、吾妻橋のとこで身投げしようとする人に女物の着物きた汚い人が五十両たたきつけて」「待ってたんだから。ホウキ掛けるからクギ打って!」「一服させろよ」「大工でしょ! クギ打って! 早く! クギ!」「オマエの、その物言いが俺の心をささくれ立たせるんだよっ!」 怒りに任せて大量の釘を壁に打ち込む亭主。「あ…プラネタリウムみたい」