「グレーゾーンこれにて成仏。」鯉八さんにささげたグレーゾーン | 七梟のブログ

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気まぐれ

【講談】「グレーゾーン」in 新宿末廣亭(2020年2月17日口演)【真打披露目ver.】

2020年2月17日
新宿末廣亭
「神田松之丞改メ六代目神田伯山襲名真打披露公演」

 

真打昇進襲名披露興行の最中で口上でのハプニング〜プロレス、アントニオ猪木のマクラから、4年前に封印をした新作講談「グレーゾーン」に
芸、エンタメ、八百長、プロフェッショナル…二つ目前座時代に創りそして封印した根多、六代目伯山襲名という次のステージへ上がる披露で敢えて、、最近のtv出演の多さでスケール感が各段に大きくなった神田伯山として、、芸人としての折り合いや何かに決別を暗に表明しているかのような一席だった。

 

中学からの親友、吉田誠と柿本力。ふたりはしょっちゅうつるんでいる仲だった。高校生にあがってから毎日柿本は「誠さん、プロレスの話してよぅ」と吉田にプロレスの話をせがんでいて。柿本の知らないプロレスラーの連戦記録などのエピソードをはなし、常に吉田は得意げにしている。
日々、プロレスの話ばかりデカイ声でしている二人を、意地悪な同級生が茶化してきたりもする。けれど、それも論破する吉田。すべてのイチャモンをけちらせるくらい、それくらい彼の知識はすごかった。
ところがある日、学級委員長が、「プロレスは八百長だ」と言い出す。
これに真っ向反論する吉田だが、委員長もひるまない。翌年プロレスの伝説のレフリーによる暴露本が出て大いに失望する吉田…。
そして吉田は、柿本に「俺はガチンコで勝負がしたいから落語家になる」と突如宣言。あまりの展開にびっくりする柿本。「相撲の世界だって八百長だらけ。でもそこで八百長せず名を残した横綱大乃国みたいな人もいる!おれは大乃国になる!」と高らかに言い、瀧川鯉昇に入門。瀧川鮒八と命名される。
新作落語の世界で唯一無二の作品を書き続け、鮒八はのしあがっていくのだが…。

 

 

「グレーゾーンこれにて成仏。」

鯉八さんにささげたグレーゾーン

 

今年5月に新真打ちに昇進する落語家の瀧川鯉八

当初は5月上席(1~10日)の新宿末広亭から昇進披露がスタートし、浅草演芸ホール、池袋演芸場などで行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、変更を決めた。真打ち昇進披露は落語家にとっては節目とイベントで、春風亭昇太会長(60)の「披露目はしっかりとした形でやらせてあげたい」の意向も受けて協議して、変更を決めた。

同協会は「新真打のハレの門出を、できる限り万全な体制を整えて実施できればと考えております。

詳細な開催日程につきましては改めてご案内をさせていただきます」としている。

 披露目は秋に延期になったが、5月1日付での真打ち昇進は変更しない。