6月25日は“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンの命日にして、2019年は没後10年となる節目の年。稀代の天才シンガーの姿を思い出すべく、マイケル出演作を紹介する。
『ウィズ』(1978)
The Wiz (1/8) Movie CLIP - The Crow Anthem (1978) HD
マイケルより34年前の同じ日に生まれた巨匠故シドニー・ルメットが監督。ダイアナ・ロスがドロシー、マイケルはかかし、と黒人版の『オズの魔法使い』。音楽担当のクインシー・ジョーンズがアカデミー賞にノミネートされた。ストーリーはオリジナルとほぼ同じだがイエローキャブの登場など、時代に合わせている。チャップリンのような映画に出演したいと言っていてた20歳前後のマイケルにとって、ダンスシーンは楽勝すぎ。「マイケルは覚えが早すぎる!」とロスがかなり焦ったという逸話もある。
The Wiz Official Trailer #1 - Michael Jackson Movie (1978) HD
『ウィズ』(原題:The Wiz)は、アメリカ合衆国のモータウン・プロダクションズとユニバーサル・ピクチャーズがコラボし1978年10月24日に公開されたミュージカル冒険映画[ライマン・フランク・ボームの1900年の児童文学『オズの魔法使い』を1974年にアフリカ系アメリカ人出演者によりブロードウェイでミュージカル化した作品『ザ・ウィズ』を基に製作された。この映画はドロシーの冒険を軸にしている。ニューヨーク・ハーレムに住むシャイな24歳の教師であるドロシーはニューヨークをファンタジックにしたようなオズの国に紛れ込む。かかし、ブリキ男、臆病ライオンと友達になり、唯一家に帰してくれる力を持つミステリアスなウィズを探しに行く。
ロブ・コーエンがプロデュースし、シドニー・ルメットが監督を務め、ダイアナ・ロス、マイケル・ジャクソン(ドラマ映画唯一の主演作)、ニプシー・ラッセル、テッド・ロス、メイベル・キング、テレサ・メリット、テルマ・カーペンター、レナ・ホーン、リチャード・プライヤーが出演した。ウィリアム・F・ブラウンのブロードウェイ版脚本をジョエル・シュマッカーが映画版に改訂し、チャーリー・スモールズとルーサー・ヴァンドロスの曲を映画で使用しクインシー・ジョーンズが音楽監督を務めた。ジョーンズとニコラス・アシュフォード & ヴァレリー・シンプソンの作曲チームによる多くの新曲が映画版に追加された。公開当初、『ウィズ』は批評的にも商業的にも失敗し、1970年代初頭に起こったブラックスプロイテーションから始まったアフリカ系アメリカ人映画の復活の終焉となっていった。公開当初の失敗に関わらず、『ウィズ』は特にアフリカ系アメリカ人、オズやマイケル・ジャクソンのファンの間でカルト映画として扱われるようになった。マイケルにとって収穫だったのはクインシー・ジョーンズとの出会いである。自伝でダンスレッスンの時、共演者よりも早くマスターする為に白い目で見られダイアナ.ロスに注意されたと回想している。
キャスト
ドロシー ダイアナ・ロス
カカシ マイケル・ジャクソン
グリンダ, 南の良い魔女 レナ・ホーン
臆病ライオン テッド・ロス
ブリキ人間 ニプシー・ラッセル
The Wiz (3/8) Movie CLIP - Ease on Down the Road (1978) HD
Michael Jackson - Bad (Official Video)
ショートフィルムは私服警官に強盗と間違えられて射殺されてしまった青年の実話を基に制作された。 監督はマーティン・スコセッシ。 ドラマシーンは白黒で、ダンスパートはカラーという不思議な構成になっている。 マイケルはダリルという役名で出演し、ロバータ・フラックやウェズリー・スナイプスも出演。 因みに登場するダンサーの中に日の丸のバンダナをした東洋人が出演しているが日本人ダンサーではなく、チャオ・メイという中国人ダンサーだという。 このミュージック・ビデオも『Beat It』同様『ウエスト・サイド物語』からの影響が色濃く感じられる。 またこの頃特に多忙だったマイケルはダンスパートを僅か3日で完成させた。