七梟亭 名人劇場 師走 第一巻 三遊亭圓生(六代目)~ 桂米朝  | 七梟のブログ

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気まぐれ

三遊亭圓生(六代目)掛取万歳(かけとりまんざい)

 

今日は大晦日。年が明けますと十五日くらいまでは掛取りもできない風潮でしたので、商売人は皆この日に払ってもらおうために町を駆けずり回っています。

さて長屋に住む男。家賃や日々の食べ物の払いもできない貧乏暮し。今年はどうしようかと算段しております。

去年は自分が死んだことにして追い返しましたが、さて今年はどうするのかと女房が聞きますと、今年は男は掛取りの好きなものの話をして断りを入れるのだと言います。

まず来たのは狂歌好きの大家。自分も狂歌に凝っている、と貧乏づくしで狂歌を披露します。
「何もかもありたけ質に置き炬燵 かかろう島の蒲団だになし」
「貧乏の棒は次第に長くなり 振り回されぬ年の暮れかな」
「貧乏をすれど この家に風情あり 質の流れに借金の山」

大家は大いに感心して
「貸しはやる 借りは取られる世の中に 何とて大家つれなかるらん」
と桜の散る時分まで待ってやろうと帰っていきます。

義太夫、芝居、三河漫才...。様々な雑樂、娯楽の知識がなければ本当にこの落語のすごさは解らない。これを笑えていた江戸庶民のレベルの高さが伺えます。
こんな見事な噺家がもうこの世にはおらず、再び現れることは無いだろうと云うことです。

 

七梟亭 名人劇場

本日は御来場頂き誠に有り難うございます ...

席亭ご挨拶申し上げます ...

今後とも日本の 伝統話芸「落語」を中心とした寄席演芸の隆盛のため気まぐれ無頓着に頑張ってまいりたいと存じます。

 

 

 

桂米朝 「ひとり酒盛り」00:00~15:55

仕事出かけようとしていた留公、急用があると聞いて熊五郎の家にやってきます。

熊五郎は、昔世話をした男が長らく上方に行っていたがひさしぶりに来て酒を持ってきたので一緒にやらないかと思ったが、仕事ならしょうがないと言います。

もとより酒好きの留公、今日の仕事はやめだ、一緒に呑むと言います。

炭を起こしてくれ、燗をつけてくれ、湯呑みをとってくれと言われて素直に従う留公。

熊五郎は飲んではまた燗をつけてくれ、肴を持ってきてくれと言いつけて一人でがふがぶ。

 

どんどんと酔っていく様がわかる。最後辺りは本当に酔っ払いのよう、鬱陶しい感じがまさにそう。凄いなぁ

「枕、酒癖さまざま」酒の飲み方、癖もいろいろ。ざこばは、ひとりで泣いて、ひとりで怒っております。全部そなわってますな。

 

七梟亭 名人劇場

本日は御来場頂き誠に有り難うございます ...

席亭ご挨拶申し上げます ...

今後とも日本の 伝統話芸「落語」を中心とした寄席演芸の隆盛のため気まぐれ無頓着に頑張ってまいりたいと存じます。