マーラー : 交響曲第9番 バーンスタイン | 七梟のブログ

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交響曲第9番(マーラー)

1971年03月10日 ベルリンフィルハーモニーホール
レナード・バーンスタイン指揮 ウィーンフィルハーモニー管弦楽団

 

第9番はマーラーが完成させた最後の交響曲で、全編に厭世的な気分が流れ諦観や死の予感も漂うために「告別の歌」と称されています。第2楽章にスケルツォ、第3楽章に通常終曲で用いられるロンド、そして第4楽章にアダージョを配置するという、極めて異例な順序の楽章構成が特徴です。わが国への来日公演でも2度に亙って超絶的な名演を披露し、バーンスタインのマーラー演奏を語るときに決して忘れてならないのがこの第9番です。

 

さて、マーラーの交響曲第9番でバーンスタインの名前が出ると必ず、もう一人の巨匠の名前を出さなくてはならないのです。すでに僕のブログを以前からお読みの方はわかっていらっしゃるかもしれませんがカラヤンです。

 

 

1979年10月にクラシック界ではある奇跡が起こりました。レナードバーンスタインがベルリンフィルに登場するということでした。バーンスタインはカラヤンの10歳年下です。
1958年にニューヨークフィルの音楽監督になったバーンスタインは、すぐさまカラヤンを客演に呼びました。しかし、その返礼に20年の時を要しました(但し、翌年バーンスタイン=NYPをザルツブルグ音楽祭に招待しています)。

 

『第4番』、『第5番』、『第6番』の3曲を録音していたカラヤンは「第9番」を録音することにしたのですが、全く自信がないということで、早くからレナードバーンスタインに白羽の矢を立てベルリンへの登場を促しました。実はそれに先立つ1976年にショルティを招聘しマーラーの交響曲第2番を演奏させていましたが(これも超名演~『伝説の演奏』、この曲は自分に合わないということで録音に至りませんでした。

 

しかしながら、第9番だけは是非とも録音をしたいということで、曲の音の鳴り方を確認したいこと、さらにオーケストラをトレーニングすることをカラヤンが強く切望していたということです。なおカラヤン側からのこの曲にかけた思いは以下のとおり記事にしています。

 

しかしながら、第9番だけは是非とも録音をしたいということで、曲の音の鳴り方を確認したいこと、さらにオーケストラをトレーニングすることをカラヤンが強く切望していたということです。なおカラヤン側からのこの曲にかけた思いは以下のとおり記事にしています。

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