桂米朝 - 「狸の賽」
狸賽(たぬさい)
狸は、ユーモラスで憎めず、失敗ばかりしているというのが相場です。
あるバクチ打ちの男。 誰か夜中に訪ねてきたので開けてみると、何と子狸。 昼間、悪童たちにいじめられているのを男に助けられたので、その恩返しに来たのだという。
何でもお役に立つからしばらく置いてくれというので、家に入れて試してみると、何にでも化けられるので、なるほどこれは便利。 小僧に化けて家事一切をやってくれたり、葉書を札に化けさせて、米をかすり取ってきたり。 そこで男が思いついたのが今夜の「ご開帳」。 チョボイチだから、狸をサイコロに化けさせて持っていけば、自分の好きな目が出放題、というわけ。 さっそく訓練してみると、あまり転がすと目が回るなどと、頼りないが、何とか仕込んで、勇躍賭場へ。~
桂米團治‐「質屋芝居」
商売が質屋(ひちや)さんでございまして、ここの家(うち)がえらい変わったうちで、ご主人 は申すに及ばず番頭さん、丁稚さんにいたるまでいたって芝居好き。今日もきょうとて朝 早よぉから店を開けるなり、お客さんが表から飛び込んで来よる。 △お早よぉ□おぉ、 お越しやす。何でんねん?△こないだ入れた、あの葬式の裃(かみしも)なぁ、今、葬式が 出かかってねん、すまんけどすぐに出してんか□かしこまりました。札、こっちもらいまひ ょか……。これ、定吉。松本さんが裃出しに来はった。三番蔵や、行といなはれ○へぇ、~
桂雀々 - 「手水廻し」
ところ変われば品変わると申しますが、品が変わるわけではございませんで、品物の 名前が変わります。大阪では朝起きまして顔を洗うことを「手水 (手水:「ちょうず」と読み ます。お年寄りなどが、お手洗いへ行くことを「ちょっとおちょうずへ...」などと言うこと がありますね) を使う」と申しますが、これが大阪を少し離れまして丹波の貝野村という ところへ参りますともう皆目通じなんだんやそうでございますな。その時分のお噂で ございます。 ある大阪のお人が商用で丹波の貝野村の一軒の宿に泊りました。さて、明 くる朝になり ...
桂春團治 - 「子ほめ」
子ほめ(こほめ)
愚かな者が中途半端に真似して失敗するおかしさ。
人間がおめでたくできている熊公が御隠居のところに、人にただ酒をのましてもらうにはどうすればいいかと聞いてくる。 そこで、人に喜んでごちそうしようという気にさせるには、まずうそでもいいからお世辞の一つも言えなけりゃあいけないと教えられ、例えば、人は若く言われると気分がいいから、四十五の人には厄(四十一~三)そこそこ、五十なら四十五と、四、五歳若く言えばいいとアドバイスされる。~
米朝一門恒例の宴会芸「形態模写 噺家の出の真似」
米朝一門が宴会を開くときには必ずと言っていいほど出るという、大看板の「出」の真似です。
この動画で笑える人はかなりの落語通!
七梟亭 名人劇場
本日は御来場頂き誠に有り難うございます ...
席亭ご挨拶申し上げます ...
今後とも日本の 伝統話芸「落語」を中心とした寄席演芸の隆盛のため気まぐれ無頓着に頑張ってまいりたいと存じます。