「100年前のクリスマスイブ」 のお話 | 七梟のブログ

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「100年前のクリスマスイブ」 のお話


舞台は、1914年の冬、第1世界大戦のさなかの ベルギー北西部のフランドル地方。
この地方に攻めてきたドイツ軍と守るイギリス、 フランス軍は数百メートルの距離しか離れていない状態で戦っていました。雪が舞うイブの夜、イギリス兵の耳に 「きよしこの夜」のメロディが聞こえてきました。ドイツ語で。思わず、イギリス兵も口ずさみ戦場に大合唱が響いたの です。そして本当の奇跡は翌日起きます。 両方の兵士は銃を捨てて歩み寄り、食べ物を分け合い、 身の上を語り合い、サッカーを楽しんだのです。

この動画は、イギリスの大手スーパー「セインズベリー」が チャリティのためにつくったCMですが、 実際のエピソードをもとにしているそうです。

この「クリスマスの奇跡」はこの年だけで、翌年もその次も戦いは続いたのです。動画では、平和が早く訪れてほしい、 家に早く帰りたい、こんな戦争はもうやめたい といった声が聞こえてきそうですが、実際はそうならなかった。そして、この動画で描かれる人たちの子どもの世代は 20年以上たって、また戦争を始めてしまうのです。第二次世界大戦。こうした出来事が「奇跡」として取り上げられないようなことが一番いい。 今も、世界のどこかで戦いが続き、多くの血が流れ、 子ども犠牲になっている。ありきたりの平凡なクリスマスこそがほんとうに大切だ、と思います。





平原綾香さん「Happy Xmas(War Is Over)」





忌野清志郎 IMAGINE