雨が降る

風が冷たい

あんなに汗をかいてた毎日が嘘のように 肌寒い

忘れようと 取り憑かれたように働けど

こんな些細な事で

あの時と同じ気持ちが蘇る

差した傘には

トントンと音を鳴らしながら 

雨粒が降り注ぐ

濡れるのは嫌だ

だから僕は 傘の柄をギュッと握り締め

人混みの中を 歩き出した

歩く度に 跳ねる雨水が 嫌なのに