あのちっちゃい犬 わかる?
モコモコした 茶色の
ふわっふわした
うんうんって あの笑顔で微笑む あなた
そんな どこかからの帰り道
ドラマのように シーンが変わって
どこかの家か 居酒屋さんか
何か食べたのかな…
またパッと 場面が変わったら
2人で 湯船に浸かってた
右にあの人がいて
冷めていく湯の温度
温かさはあるはずなのに
何故か 触れ合うこの人の左腕が冷たくて
いつも冷たいな…って思ってる自分がいる
触れたこともないのに
何故だか今触れておかないと と頭の中で思っていて
これは夢だとも 分かっていて
腕を組んできてくれる 優しいこの人が好きで
夢が覚めなきゃいいのにと思った途端
付けっぱなしのテレビの音が
ゆっくりと 耳の奥まで入ってきた
テレビの中では
芸能人が 笑ってクイズに答えていた…
今日も 現実が始まる

