「なんで…?」


『なんで…かな、、』


「約束、破ったの?」


『離婚 したら駄目って 約束?』


「そう…」


『俺は 守ったよ、振られたんだよ 俺、、』


「嘘だ、そんなの…」


『嘘じゃない、ほら 、、って 言っても
いつも 外してたか…』


そう言いながら 左手を差し出し
薬指に  指輪が無いことを 見せる
その形は 残っては いるけど…


『彼女に 子供が できたんだ、で、、』


その言葉を 聞いた時


そんな事も 想像してたのに


いざ 聞いてしまうと


戸惑っている自分がいて


奥さんとも、、あったんだ…と


落胆 した智が あからさまに そこに居た


冷静でなくなった 智は


足らない言葉を 掻き集めて 言った


「だっ、だったら 余計に別れちゃダメじゃん!   」


『俺の子じゃ、ない、、』


智は 思いもよらなかった答えに 


口を開けたまま 固まった。

























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