毎年、前年に鑑賞した映画の中から私の独断と偏見で評価するマリコデミーショーです。
劇場で見たものではなく、WOWOW、動画配信サービスで観たものがほとんどで古い作品も多いので悪しからず。
ただ昨年はめちゃくちゃ久々に最新作品を劇場で観ました!旦那の実家で子どもが寝てる間に旦那と2人でレイトショーに行きました。実家から徒歩3分で映画館て最高。観たのは「ミッションインポッシブル」です。ただPART1ということで思いっきり続きものだったので気持ちいい内容だったけど少し消化不良でした。
鑑賞後帰って、子どもがスヤスヤ寝ていたのでそっちがミッション完了って感じで爽快でした。
余談でした。
では第15回マリコデミーショーの開催です。
2023年視聴映画は30本でした…!
個展があり、やっぱり後半はほぼ観れませんでした〜泣
とりあえず全て列記します。今回はドラマ15本も入れて書こうと思います。
特におすすめには★印付けています。
【映画】
・ミーン・ガールズ
・ファザー・フッド★
・アメリカン・アンダードッグ★
・土を喰らう十二ヶ月★
・フェイブルマンズ★
・ティファニーで朝食を★
・レヴェナント:蘇えりし者★
・くじらびと
・マイスモールランド★
・ベイビー・ブローカー
・愛、アムール★
・ドクター・ドリトル
・エルヴィス★
・ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE
・ハイジ アルプスの物語
・カールじいさんの空飛ぶ家★
・ディア・エヴァン・ハンセン★
・ユリイカ
・さかなのこ★
・カモン カモン
・青春デンデケデケデケ★
・ヤクザと家族 The Family★
・トップガン マーヴェリック★
・ぼけますから、よろしくおねがいします。〜おかえり お母さん〜★
・小説家を見つけたら★
・ぼけますから、よろしくおねがいします。★
・晩春★
・アートのお値段
・ハケンアニメ!
・コンフィデスマンJP 英雄編★
【ドラマ】15本
・グリーンマザーズクラブ(韓国)
・イカゲーム(韓国)
・ザ・グローリー1(韓国)★
・ザ・グローリー2(韓国)★
・イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜(韓国)★
・私の解放日誌(韓国)
・あなたがしてくれなくても★
・ラストマン-全盲の捜査官-
・THE DAYS★
・サンクチュアリ-聖域-★
・風間公親ー教場0ー
・VIVANT★
・フィクサーseason2★
・イ・ドゥナ!(韓国)
・らんまん★
それではこの中からまずは【作品賞】を選びたいと思います。
この映画良かったなぁと終わるんじゃなく、皆んな観て!となった「マイスモールランド」です。
「マイスモールランド」
2022年/日本・フランス合作
◯ストーリー(映画.comより抜粋)
在日クルド人の少女が、在留資格を失ったことをきっかけに自身の居場所に葛藤する姿を描いた社会派ドラマ。
クルド人の家族とともに、幼い頃から日本で育った17歳のサーリャ。埼玉県の高校に通い、同世代の日本人と変わらない生活を送っている。そんなある日、難民申請が不認定となり、一家が在留資格を失ったことでサーリャの日常は一変する。
◯感想
まず、クルド人の事も日本に住む難民の事も全く知らないもんだから色々衝撃。こんな事日本であっていいの!と怒って悲しくなる。難民を受け入れる事はどこの国も抱えてる問題になっている。法律が厳しいのは日本や自分達を守ってる事なんだろうけど、やっぱり困ってる人を助けることは基本でしょっと感じる。映画として訴えたい事はビシビシ伝わるし、勉強になったというだけでもない、主人公の心情のあらわれが繊細に伝わって見応えのある作品です。ぜひ観てください〜
では次に【主演男優賞】です。
「青春デンデケデケデケ」でぴったり青春顔!青春演技をした林泰文さんです。
「青春デンデケデケデケ」
1992年/日本
◯ストーリー(映画.comより抜粋)
芦原すなおの同名小説を、大林宣彦監督が映画化した青春ドラマ。香川県観音寺市でロケを敢行し、ロックに情熱を燃やす若者たちの友情と恋を、60年代ヒットナンバーの数々に乗せて描く。1965年の春休み。高校入学を控えた藤原竹良は、ザ・ベンチャーズの曲「パイプライン」に衝撃を受け、高校に入ったらロックバンドを結成しようと決意する。
◯感想
1960年代という世代も、ロックという音楽も私には共通も共感もないように思うけど、凄く楽しめました!テーマの音楽は私でも知ってる名曲でした。
タイトルがピッタリで本当に青春で、デンデケデケデケな作品なんです。説明になってない…
主演の林泰文さんは昔よく観てた俳優さんだなぁと観ながら思ってたけど、最近ドラマVIVANTにも出てたや…。
青春にぴったりな顔と演技だったなぁと思いました。一生懸命でおどおどした感じ。他、若かりし俳優の皆さんも出ててそれも楽しめます。
そういや舞台が香川県観音寺、友達実家だなぁ〜と思い出し、素敵なとこなんだね!と言いたくなりました。ほんと楽しい作品だったな。
では次は【主演女優賞】の発表です。
「さかのこ」で魚大好きなミー坊を演じたのんさんです。
「さかなのこ」
2022年/日本
◯ストーリー(映画.comより抜粋)
魚類に関する豊富な知識でタレントや学者としても活躍するさかなクンの自叙伝「さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生!」をもとに、フィクションを織り交ぜながらユーモアたっぷりに描く。
◯感想
のん(能年玲奈)が好きで、映画のパッケージにも惹かれてみた。さかなクンの事も興味あった。好きな事、興味あることにただただ突き進んでいったってのが心地よかった。好きな事を仕事にするのは大変とか、成功するしないとかそういうのは後からついてくることで、それより、ここまでやらずにはいられないぐらい好きな事、夢中な事があるって凄いし、見てて爽快。ふっとこれ、さかなクンの人生かと思い出すと、どこまで本当でどこからフィクション?思ったけど、愚問?のんが魚好き好きキラキラ雰囲気を出せてて明るい作品で楽しめた。
さて次は近年積極的に観たいと思っているドキュメント映画から…【これがドキュメントで賞】を選びます。
歳をとって夫婦で生きるってテーマをリアルな世代になると観るのを避けそうだから今のうちに観とこう思った「ぼけますから、よろしくお願いします。」それと二作目の「ぼけますから、よろしくお願いします。〜おかえりお母さん〜」です。
「ぼけますから、よろしくお願いします。」
2018年/日本
「ぼけますから、よろしくお願いします。〜おかえりお母さん〜」
2022年/日本
◯解説(映画.comより抜粋)
認知症の母と老老介護する父の暮らしを、ひとり娘である信友直子監督が丹念に記録したドキュメンタリー。認知症とともに生きることの大変さや家族の苦労、日本全体が抱える高齢化社会の問題を浮き彫りにしながらも、幸せな夫婦の姿を家族ならではの視線で映し出す。
◯感想
まず、やっぱり、タイトルが秀逸。これは監督が練って考え出したタイトルでもなくてリアルに出た言葉から取ったから中身が滲み出てる。
悲しい現実と共に家族の優しさというか、労りというか、そういうのが見えて悲壮感のまま終わらないのが励ましになってると思う。私の父も82、母も三つ下なのでいよいよ高齢になってきたなぁと実感しているとこ。
ここに出てくる監督のお父さんがめちゃくちゃカッコよくて90代後半から家事を覚え出し、筋トレを始める。それを実際映像で見るとほんと胸熱。奥さんが認知症になっても忍耐があって穏和。正直うちのお父さんもこうなれば理想…と思うような父親だった。高齢者が見たら違う印象かな?監督がお父さんを励ましてるのもあるかな。
ぜひ見てほしい作品です。
昨年、ドキュメント映画やBSでやってるドキュメントを色々見たけど、視聴率取れないのか地上波のいい時間帯ではいいドキュメントってなかなかやらないのね。朝や夕方にオブラートに包まれたニュースを毎日見ることや、本当か嘘か判断つきにくいネット情報に踊らされるのも疲れる。範囲は狭いけど的を絞った一本のドキュメント、一冊の本読むのが世界の情勢や、日本現状を知れる気がして積極的にみようと最近は思っています。
あと、今回選んだ作品が偶然にも全部日本作だった!見たドラマも半分は韓国ドラマだったけど、「VIVANT」「サンクチュアリ」「らんまん」が面白かったかな。らんまんは植物採取や押し花、植物図鑑にハマってる時だったから私はどんぴしゃタイムリーで盛り上がった。
今年は映画を倍は見たいなぁ。今のところ8本見てるから滑り出し好調。苦笑 量ではないんだけど、これ書くからにはもうちょい見ないと選ばれても嬉しくないよね?!笑
ってな感じで今年のマリコデミーショーもゆるく終わります。
「自分の名前つけてよくやるよね〜笑」と言いながら読んでくれている人もいるみたいなので有り難いですね。今年は記念の15回目、こんな事でも15年続けるって凄いやんって励ましながら、楽しく来年も書けたらと思います!
ありがとうございました。