日本の四季と和文化を大切にして

暮らしているCraneです。

 

 

 

とてもエネルギーの高いイベントに

週末の朝、参加しました。

 

 

ワークアカデミー様の

女性活躍推進プロジェクトUMECO主催

働く女性のロールモデルトーク

 

 

登壇ゲストは、MAYAさん

 

 

私がバンコク駐在帯同時代から

大きな影響を受け続けている方です。

 

 

イベント対象者は大学生、若手社会人。

 

 

私は40代主婦で

本来の対象者とは全然違うけどウシシ

参加してもOKとのことだったので

 

場違いだからって遠慮することなく、

私なりの目的を持って、

参加させていただきましたよ~!

 


 

「就活生の応援はずっとやりたかった事」

とおっしゃるMAYAさんのお話は、

年代問わず勉強になる内容のはずだ!

と思ってお話うかがいたかったのと、

 

大学生・若手社会人のみなさんが

何に悩んでいるのか知って、

主婦がお役に立てる場面があるかどうか

考えてみたかったから。

 

他の用事が入っている日時だったけど、

夫に代わってもらうことで参加できたのでした。

 

 

 

  MAYAさんのブログからお写真お借りしています

 

 

 

遠い記憶を呼び起こしてみると、

私も就活が始まる前に

大学OGの講演会に参加したことがあります。

 

 

誰もが知ってる大企業に勤務している

大学OGが数名登壇して、

 

キラキラどんなふうに希望の職に就いたか

キラキラ成功する就活のために準備できること

キラキラ勝ち抜くために役立つテクニック

キラキラ実際働いてみての楽しさや大変さ

などのお話を聞いたように思います。

 

 

これらが就活生対象のトークイベントの

基本形であるなら、

今回は異例パターンでした。

 

 

MAYAさんが就活に惨敗して、

海外就職したものの、間もなく挫折した

というお話から始まったのです。

 

 

将来に不安を感じている就活生は、

できるだけ失敗したくない。

挫折したくない。

最短距離で成功したい。

 

だからこそ

前もって知識を得ておきたくて

こういうイベントに参加しているはず。

失敗や挫折はわざわざ経験したくないこと、

ですよね?





失敗と挫折の話を聞き進めるうちに、



辛く苦しい経験が今のMAYAさんを育んだ

と知ることができて、



学生、若手社会人、それ以上の人も

大いに励まされたイベントでした。

 

 


メモを書き続けた2時間。

その中で特に印象に残ったこと

4つを書き記します。

 

 

 

 

①失敗・挫折は、大きな挑戦•達成と必ずセットになっている

  

 

「失敗・挫折から這い上がるのを繰り返してきた」とおっしゃるMAYAさん。

 

確かに、見せていただいたライフチャートは

形がはっきりとした谷と山が複数あって

でこぼこしていました。

 

最初からプラスの値の位置で

一直線にずっと続いてきたのでもないし、

 

失敗・挫折したからといって

永遠と落ち続けるのでもなくて

必ず上向きに転じる時があるのだと

一目瞭然で分かるライフチャートでした。

 

 

 

「失敗・挫折と大きな挑戦・達成は、

必ずセットになっている。

失敗・挫折がなかった時は、

大きな挑戦をしなかったのかもしれない。」

 

 

今、光り輝くMAYAさんを育んだのは

失敗・挫折だったのだと知ると、

 

 

失敗はなるべく避けようと危険回避して

小さくまとまろうとしたり、

挫折なんてしたら恥ずかしいことと

自己否定する必要なんてないと思えます。

 


 

就活生のみなさん(若くない私も)、

 

失敗・挫折してもいいじゃないか。

いずれその経験が大きな挑戦へ向かう勇気と

達成感につながるのだから、

最初から成功しようなんて思わないでいい。

 

怖がらずに、向かっていこうよ‼️


 

 

 

 

②失敗の中の成功に気づく

 

「失敗しても、続けていれば、

最後には私は良いものを手に入れられると

うっすら信じ続けてきた。

 

失敗の中の成功に気づいて、自分の中の

小さな成功ポイントを覚えておく」

 

 

 

失敗したら、自分が嫌になって、

どうせ私なんて…という思考になりがち。

でも、自分を見限ってしまったら、

それは本当につらいことです。

 

私は長年に渡って

失敗を後悔し続けた経験があるので、

この言葉もじわじわと心に染みました。

 

 

 

失敗の中の成功に気づいて、

自分の中の小さな成功ポイントを

覚えておくということが、

「最後には良いものを手に入れられる私」

に繋がる、自分へのエールになるんですね。

 

 

 

私がこのブログ記事を書いたときに

 

 

 

MAYAさんが「素晴らしい結果でしたね」

コメントを書いてくださったのは、

 

結果は失敗だったけど、その過程で

小さな成功があったと気づいていたからだと

改めて腑に落ちました。

 

 

 

 

 

 

 

③計画性より偶発性を味方につける

 

私が就活をしていたとき、

先の事なんて見通せませんでした。

 

自分がどう社会に役立つのか分からない。

理想の生活ってどんなだろう?

 

10年先だって、イメージできなかった。

 

 


私が就職を決めたのは、

関わってみたい事業をしていて、

世の中にある程度名が通っていて、

長く働いている女性がいて、

お給料も良くて、いい評判があり、

社風も悪くない会社でした。

 

 

働き出したら目標ができるだろうから

その後で細かいことは決めていったら、

長く働けそう?と22歳の私は思ってました。

 

 

 

でも、その計画は頓挫しました。

 

 


 

私の想定には全くなかった社内で1、2番目にハードな部署に配属されて、

休日出勤しないと仕事が間に合わない。


会社に新聞沙汰になるような事件が発生して

お給料が減って、社員の士気は下がり、 

労働環境も部内の雰囲気も良くなく、

心身共に疲れ果て悩んだ末に転職しました。

 

 

 

 

 

その後は

偶発性のご縁がたくさんありました。

転職先も、結婚も、駐在妻になったのも、

あらゆる偶発性によるもので、

 

予定外のことが起きても

その中でできることを考えてきたなかで、

小さな学びが重なって

今の私になったなあ~と思います。

 

 

新卒で入った会社でもう少し我慢していたら

会社員のキャリアを

続けられていたのかもしれないけど、

 

偶発性に導かれて

主婦となったキャリアも悪くない

と今は思っています。

 

 

 

そして今月、新たに偶発性による課題が

起きています。

 

予定外だけど、一生懸命取り組んだら、

近い未来の「良いことを得る私」に

つながると信じています。

 

 

 

 

 

 

 

④自分に合う最高の人生は?

そこで活躍すればいい

 

「就活が始まるけど、自分に自信がない。

どうしたらいいのか分からない」と

不安そうに話す学生さん。

 

 

MAYAさんは、

何言ってんの?もうすぐ就活始まるんでしょ?

すぐにでも目標を見つけなさいよっ!

っていうような話は一切しませんでした。

 

 

 

「ありがちなロールモデルは作らなくていい。

スペックで上下を考えてしまわないで、

自分に合う最高の人生で活躍すればいい。 

 

 

遠いところに目標を定めなくていい。

自分にしかできないことに気づき、

今すでにあることから取り組んでいく。

更に良くなることに希望しかない。

 

学生の今、明確な目標がなくても、

それ、普通です。

 

でも、ぼやーっとでも願いを持ち続ければ、

20年経って実現させることもできる」

 

 

 

 

誰もが、いつからでも、

新しく始められる勇気を受け取れて、

自分の人生を認め、進歩しようと思える

最強の励ましだと思います✨✨

 

 

 

 

 

イベントの冒頭にMAYAさんは

「自分の人生がすばらしいと気づいてください。 今日はそれを持ち帰って欲しい」

とおっしゃいました。

 

 

 

 

2時間にわたるお話を聞いていて、

 

まわりの人にスペック高いと

評価されるための人生ではなくて、

 

自分にぴったり合う最高の人生のために

働き、生きるのだと

ズーンと心に響きました。

 

 

私のキャリアを私自身が認めて、

愛してあげたいなと感じながら

イベント閉会となりました。

 

 

 

 

 

 

主婦がお役に立てるかどうかも

考えてみたくて参加したという点でも

気づきがありました。

 

 

大学生の参加者さんが

最初不安そうなお顔だったのに、

ぱあっと明るい表情になったのを見ていて、

 

大学生の司会者さんが、

若々しさと落ち着きを共存させながら

一生懸命を会をまとめているを見ていて、

 

ああ、応援したいな~!!と思いました。

 

 

 

折しも、

他の場所でも新人社会人と接することが

あったばかりだったので、

 

20歳以上も年の多い私が

大学生・若手社会人を応援できることが

きっとある、ということも感じました。

 

これについては別に書こうと思います。

 


 

素敵なイベントに参加させていただき、

私もがんばろうと思えました。

本当にありがとうございました音譜



【追記】 続きの話はこちら

 

Crane