今日は寒く,引きこもっていたため詩をもう一つ書いてみました
一個前のも、読んでいただけると嬉しいです
風が音をたて 吹きすさび
どこからか重い口笛のような音が流れてくる
寒さに震え 揺れる水仙
泣いているように滴をたらす木々
水たまりが ふるふると揺れ さざなみをつくる
微かに積もった雪が 音を優しくとらえて包み込み
そして溶けて 音もなく流れていく
湿った雪が睫毛におちる
滲んだ視線で あなたを見上げれば
すこし曇った眼鏡越しの笑顔が見える
吐くそばから凍ってしまいそうな白い吐息にのせて
あなたに ささやく
大好きだよ