パニック症

 

パニック症とは、突然、何の前触れもなく眩暈、動悸、呼吸困難、吐き気、震えなどの自律神経症状に加え、激しい不安に襲われ「パニック発作」が何度も繰り返し起こる病気です。
更に、「また、あそこに行ったら発作が起きるのでは」などという恐怖心が膨らみ、発作の起こった場所や状況を避けようとして、生活範囲が制限されてしまいます。
その為、本人は発作に抵抗できないという無力感を抱くようになり、予期不安の増強と広場恐怖の出現が見られ、鬱状態に発展し、自宅に引きこもるようになってしまいます。


パニック発作が起きた時には、過呼吸や息切れ、苦しさ、窒息感で不安が高まったり、急に心臓がドキドキして脈拍数が多くなったり、死に直結する病気を連想したり、胸の痛みを伴う事があります。

また、心の底から沸き起こる理由のない不安を感じたり、自分をコントロール出来なくなりそうになったり、自分が世界から隔絶されたような現実感をなくしたように感じる事もあります。


パニック症の原因

原因は明らかではありませんが、脳と脳内の神経伝達物質が関連していると考えられています。
パニック発作は脳幹部の何らかの活動異常により出現し、その興奮により扁桃体が過剰に活動してしまう事で予期不安が生じ、それら物質の働きが乱れ、不安や恐怖を過剰に伝えてしまうと考えられています。
また、中には炭酸ガスや乳酸、カフェインなどの摂取により発作が起こる傾向や、パニック症発病の数ヵ月前にストレスのかかる経験をした人もいるとされています。


主な症状

【パニック発作】
電車に乗っている時や会議の途中、緊張感がとけてホッとした時などに、特に誘因なく急に動悸、発汗、呼吸困難、ふらつき、吐き気、冷感などの身体症状や強烈な不安や恐怖感を何回も繰り返します。

発作は、多くの場合、5~20分ぐらいでおさまり、身体的な検査では異常は見つかりません。

【予期不安】
発作がまた起きるのではないかという恐怖感から、死への恐怖や心臓に重大な病気があるのではという心配、また発作が起きたらという不安などの感情がわきます。
発症が1回だけでも、予期不安が1か月続く場合は、パニック症の可能性があります。

【広場恐怖】
予期不安がエスカレートし、自分が発作を起こした場所に恐怖心を抱き、その場所を避けるようになります。

人によって恐怖感を感じる場所は異なりますが、更に進行すると、家に引きこもったり、精神的にも落ち込み鬱病などの他の精神疾患を併発する事もあります。  


カウンセリング方針

パニック症は再発しやすい為、適切で十分な薬物療法を行い、パニック発作が落ち着いている時に、認知行動療法を行うのが良いでしょう。
認知行動療法では、思考パターンの見直しや、「不安」「怖い」などの思考以外にもパターンがあるという事を学習していき、誤った考えを修正していきます。
パニック発作が起きた状況や場所を明確にし、このうち最も不安の弱いものから順に少しずつ慣らしていき、恐怖感がなくなるまで繰り返し、最終的には一人で行動できるようにメンタルケアのサポートをしていきます。
 

長い間、慣れ親しんだ自分の「心の癖」を変えるのは容易ではありませんが、カウンセリングによって自分自身を客観的に見れるようになれば、「不安」や「恐怖」とも向き合う事が出来るようになっていけるでしょう。

自分がどういう風に「不安」と関わるかという事が、今後の未来へと切り拓いていく一歩となるのではないでしょうか。

その為の手助けとして、心のお悩みをメンタルケアサロン心の翼 沼津店でご相談ください。

当カウンセリングルームが初めての方は、オンラインでも対応しておりますので、まずはお問い合わせください。

 

メンタルケアサロン心の翼 沼津店【公式】 (kokoronotsubasa-numazu.com)

 

 



お問い合わせ、ご予約は⬇
友だち追加