6月17日、江面第二小学校で統廃合等に関する説明会が開催されました。
久喜市は、小中学校の小規模化が進み、子供たちの教育活動や学校運営への影響が懸念されることから、学校規模や配置の適正化を進めるために、基本方針が発表されました。
その最初の説明会が江面第二小学校で開催されました。
江面第二小学校は、久喜市内でも最も規模の小さい学校です。
今までも複式学級数に達したこともあり、今後、複式学級が固定化されることが予測されています。
それが、下の図です。
この説明会では、反対を表明される方々もいました。
そのなかでも、教育委員会は丁寧な説明と対応をされていたと思います。
しかしながら、教育委員会は
基本方針にある課題を説明しただけであり
具体的な江面第二小学校が抱えている問題を具体的に提示することは
ありませんでした。
そのため。地域の方の認識と教育委員会の認識が違うだろうと言う部分もありましたので、検討して頂くために提示しておきたいと思います。
学校の小規模化が進むと、男女比がアンバランスになります。
市内で話題に上った世代は、平成17年生まれです。
この世代は、すでに小学校6年生です。
この世代は、江面第一小学校との交流をすすめました。
市はタクシー代を負担し、この交流を進めたのです。
平成27年生まれは、このまま就学すると男の子3名のクラス編成になります。
また、平成16年生まれは9名だったため、平成16年+平成17年生まれで15名になるので、すでに江面第二小学校では複式学級があるということになります。
しかし、表面化しなかったのは、久喜市は教職員を雇用して複式学級にしませんでした。今後は、適正規模・適正配置の方針をだしたことから、基本スタンスは、統廃合により複式学級を解消する方向だと思います。
江面第二小学校を維持していくのであれば、一桁のクラス規模であったり、複式学級を受け入れていくということでしょう。
地域と保護者の意見を教育委員会は重視するスタンスを取っていますので、江面第二小学校の将来を考えて判断して頂きたいと思います。