山本五十六 | 7代目日記 ~更なるチャレンジ編~

7代目日記 ~更なるチャレンジ編~

7代目は、ガス屋を経営しながら、商工会青年部、若連、青年会議所、消防団 地域の活動をしています。菖蒲は市町村合併やモラージュ菖蒲の出現。政治経済が大きく変わろうとしています。まちのことや地域のこと家業のこと7代目が考えなどを書き込んでいきます。

映画 「山本五十六」 をみてきました。


先日、石波茂衆議院議員の講義の中で、ぜひみて欲しいと


推薦していました。



それではと、時間をつくってみてきたのですが


大東亜戦争は、空気によって突入していった戦争だということが


しみじみ感じました。



石波先生は、


猪瀬直樹氏の 「昭和16年夏の敗戦」 と 「空気と戦争」 の


本をいつも推薦しているようですが、


これらの本を見ると、日本人がどれだけ時代の空気によって


物事を判断してきたのかがわかる。この映画でもそうでした。



この映画でも 山本五十六が 「根拠を示せ」


と詰め寄る場面があります。


論理的な思考というのはどうも日本人にはマッチしていないのでしょうか。


そんな疑問さえ持ってしまう私。


多くの物事が、時代の空気に左右されている日本は


今も昔も変わらないのではないでしょうか。



真珠湾攻撃やミッドウェー海戦の様子が描かれています。


山本五十六が真珠湾攻撃の時に


早期、講話に持ち込もうとするのを考えて


万全を期して、米国に戦線通告の段取りを組むのですが、


大使館が1時間遅れで通告する事で失敗したり、


ミッドウェー海戦では、米国の空母を大破させる事で講話に持ち込もうと


作戦を立てるのですが、軍令部と南雲司令官によって


大敗してしまいます。


その後、南雲司令官が山本五十六の前に現れるのですが


「南雲を責めるなよ」と周りに声をかけ、お茶漬けを食べるシーンには


リーダーの辛さを感じます。


山本五十六の頭では日本の事を考えて苦しい状況の中


なんとか米国との講話を模索して作戦を立てますが、


周りはそれを感じていないのか、どこかでミスが出てしまいます。


山本五十六の思いとは反対に日本が米国との戦争を泥沼化していく


あたりに、彼の苦しさを感じてなしません。




また、この戦争は軍部だけでなく報道が煽り、国民が支持した事も


忘れてはならないのだと思います。



ここに描かれる新聞社 東京日報は


3国同盟を推進し開戦を支持していましたが、戦争が終わったら


米国の民主主義を支持する報道するあたり


今の報道と何ら変わらない姿だと感じます。


坂の上の雲をいまNHKでやっていますが、


日露戦争で奇跡にも勝ち取った勝利にもかかわらず、


そこでの苦しみは忘れて慢心する国民。


最初から、負けるとわかっていた戦争を仕掛けるのも


この国民あってしかるべきだと思います。



敗戦を機に、戦争を後押しした国民は現在「戦争といえば反対」の


真逆な立場を取っていますが、


本質は何も変わらないなぁ というのが私の感想です。


映画だけだと、山本五十六の人物像には、切り込んでみる事は


出来ませんでしたので、いつしか彼の生涯を書かれた本でも


読んでみたいと思います。