この度の震災で支援物資を行った活動から
災害時に適応するため今回の震災を教訓に
久喜市が今後どのようなまちづくりを進めていくべきなのか。
市民団体やOBメンバーも呼んで、勉強会が開催されました。
市の職員さんがきて、地域の防災計画の説明や
まちづくり委員会の研究発表が行われました。
委員会の皆さんが一生懸命やられていましたが、
市の職員への配慮からか、一方的な発表だけに終始し
消化不良感が残りました。
私としては、
平常時の市の取り組みに、防災教育という観点が無いことに気になりました。
釜石市では、「津波でんでんこ」という言い伝えをベースに
群馬大学の片田敏孝教授が防災教育を行った結果、
「釜石の奇跡」が起きたと言われています。
この地域では、利根川の決壊が防災上考えるべきポイントに
なっていますが、堤防が決壊したときに取るべき対処を
私達は心得てはいません。
ハード面だけでなくソフト面についても
防災対策をしなくて良いのだろうか。
そんな疑問が残りました。
もう一つ気になったのが、
新市になって利根川の決壊について新市全体で防災意識を
持つ必要性があるのではないでしょうか。
JCで以前 斉藤前栗橋町長と対談したときに
栗橋町では、スーパー堤防が課題となっていました。
都内まで出向き防災のシンポジウムなどに斉藤町長が
出席されていることを聞き、栗橋ではこれほどまでに
利根川決壊に対する危機意識があることに驚かされました。
ところが、今日の市の職員の話を聞いていても
以前、斉藤町長から聞いたときの切迫感というものがありません。
新久喜市となった今では、前菖蒲町民だろうが、
前鷲宮町民だろうが、前久喜市民だろうが
利根川決壊という危機意識を共有することが望ましいと
思いました。
震災後みんな意識の高い時期ですから、思うことが
それぞれあったのではないかと思います。
それを出し合わなかったこの時間、もったいないという感想です。