9月 9日 菖蒲町
そろそろお昼の時間かなと思っていたら、それは、突然やってきた。
「菖蒲町内で火事発生。消防団は出動してください」
町内の緊急放送が告げる。
「あと5分遅ければ、おなかに何か入れられたのに」
と空腹を我慢しながら消防小屋に向かう。
消防小屋では意気揚々と一平が
みんなの到着をまだかと待っていた。
2番目の到着である。いつもは現場直行する私ですが
前回の火事もあり、急いで小屋に急行したのであった。
「ウッ~」
サイレンを鳴らし、現場へ
「緊急車両通ります」
とマイクでアナウンスしながら行くのだが、
このところ消防への参加が少なくなっている私は
使い方を忘れてしまった(正確には憶えていない)
「一平 どう使うんだ?」 先輩としてお恥ずかしい質問。
何も知らない先輩を持つ後輩は辛いものだ。
緊急事態にも関わらず、懇切丁寧な説明をして頂く。(トホホ)
マイクの使い方がわかったら、怖いものなし
「緊急車両通ります」「ご協力ありがとうございます」
しつこいぐらいに連呼である。
黒煙が空高く上がる現場に到着!
水路から火事現場までホースをのばす。
一平はポンプの操作に
台車に乗せたホースを急いで引っ張っていく
現場まで後半分というところで
ふと後ろを見ると、寂しそうにホースの先端が
転がっている
「ホースが足らないのだ。」
いよいで消防車に戻りホースを担いで足していく
一平は今か今かと水を出す準備をしている
しかし、一平の意気込みに答えられないぐらい
現場は遠いのだ。とても、ホースを2,3本足したぐらいでは
火事場まで届かない。
そんな事態に直面していると
堀部が来て
「放水止めの指示が出ているみたいよ」
ゲームセット!
火事は、小火ですんだ。
そして、火事場まで届かずむなしく置かれたホースが残った。
反省
「オリンピック精神で参加するのに意義がある」
では、
消防は駄目なのであろう。
すこしは、操作方法を学ぼう。
せめて、マイク操作ぐらいは・・・

