こんばんは!
丸ノ内線の池袋駅で毎日「荻窪行き~」というアナウンスが「オミクロン行き~」に聞こえるしゃちょたまです。
聞こえるんだからしょうがないじゃないですか!!
書名 :ザ・スタンド Ⅱ
著者 :スティーヴン・キング
訳者 :深町 眞理子
発行所:文藝春秋社(文春文庫)
読了日:2022年1月7日(金)(再読)
【あらすじ】
ついにアメリカは死滅した。各地で孤立する生存者たち。電気も通信手段も失われ、死んだ者の列が道路を遮断する。
でも希望はある。夜毎の夢に現れる老女―――彼女のもとを目指そう。そこにはきっと何かがある。
旅の仲間を増やしつつ、未来を担う者たちが歩む苦難の旅。
並みの小説5冊分の冒険が詰まった前半の山場、第二巻開幕。
ネタバレあります
現実世界では第6波が急激に押し寄せる展開です。なんだか同じことの繰り返しでうんざり。
フィクションはいいね、長くてなかなか前に進まないキングの小説でも、現実よりははるかに速い展開
キャプテントリップスの猛威で短期間にアっという間にみんな死んでしまい、第2巻は生存者たちの旅が中心に描かれます。
ハロルドとフランが物置小屋の壁にペンキで書いた文字を、ラリーが発見するところ、じんわり泣けるなあ。
生きる力にあふれた生存者がいるんだ、自分たちは孤独じゃないんだという
でもずっと後で実際にハロルド本人に会ったとき、ラリーがどんだけガッカリするか、それもわかってる再読です。
おいおい、そんな過大評価な人物像を作り上げちゃダメだ~。
読んでて心境が複雑でめっさ楽しい
まだまだ続きます。延々と続きます。