こんばんは!
しゃちょたまです。
昨日(1月26日(土))はコチラのお店に行きました
西荻窪にある、パキスタン家庭料理のお店です。
事前に電話予約してanoちゃんとふたりでの訪問
席数も少なくちっちゃいお店なので、予約した方が安心です。
ぼくはかれこれ10年くらい前に1度だけ、ランチに来たことがあります。
当時はブログもやってなかったし記録がない。
何を食べたのかもわかんないけど、ちょっと懐かしい気分です。
お店の前の細~い狭~い路地、覚えてるなあ
階段のぼって2階へ上がります。
まずはこのビールとつまみのほろ酔いセットだなっ。
キングフィッシャー
冷えたビールで寒さに凍えた体をさらに冷やします!!
ブナ・チャナ
ほろ酔いセットのつまみその①
チャナ豆(ひよこ豆)にめっさスパイスを絡めてなんかしたやつ!!
見た目どおりで期待を寸分も裏切ることなくスパイシー。ホントにこれはビールにぴったりです。
シャミカバーブ
その②!!
シャミカバブつったらあのみっしりした肉密度のハンバーグだと思って注文したら、オムレツ的なのが来た
うむ、これはこれで美味しい。なるほどなあ。
ほんでは、いよいよメインを注文します!!
ぼくがハリームセットを注文し…
anoちゃんがマトンパヤを選ぶ。
いずれもこれぞパキスタンらしい真面目な選択!!
サラダ
どちらのセットにも付いている真面目なサラダ。
ハリームセット
ハリームっつーのは、米や豆や肉やらなんやらを三日三晩の長時間、飲まず食わずで煮込み続けるっつー大変手間のかかるパキスタンのごちそうです!!
すべての具はねっとりどろどろに溶けてなくなり、深い味わいを生み出すもとと成り果てる。
ひと口ごとに感謝の想いが沸き上がる。
ああううううまい
玉ねぎ、レモン、生姜をお好みでトッピングしたりするのです。
ナン
セットの丸いナン。パキスタンのナンは丸いらしい。
カレー食べ歩き初心者が最初にハマるのはナンなんだよね。でもすぐに飽きます
全粒粉で作るチャパティやロティの方が飽きないことに気づくのです。そもそもインド人だってナンなんて普段食べないし。
だからセットに付いてるのがナンか~、とガッカリするんだけど、このナン、ちょっと違うのです。
全粒粉を使っているらしく、ナンというよりロティの味がする!それでいてナンのふっくら感!ナンとロティのいいとこどりじゃん
マトンパヤのスープカレー
どうですかこのビジュアルは!!
美しく澄んだスープに豪快すぎる無骨な骨!!
すげー骨ですよお客さん!!
人類に進化する前段階のヒトザルが、初めて使う武器にこれを選ぶワケだなあ!!
↑なんの話だよ
羊の骨付きすね肉を、こちらも三日三晩食うや食わずで寝る間も惜しんでぶっ倒れるまで煮込みに煮込んでようやく完成するという(ちょっとウソ)たいへんに手間のかかるカレーですご苦労さまです。
炒め玉葱で色付けしたブラウンライスがちょっぴりと、ナンが1枚付いたお得なセットとなっております。
狭いテーブルが美味しくひしめく大渋滞
チャイ
〆はチャイ。思いのほか甘くない。
以上でごちそうさま
とてもとてもとても美味しかった
感動の結末
その感動に水を差す出来事がありました。
後から来店したカップルがとなりの席におられました。
まあ確かに最初にチャイが来たっきり、注文した料理が全然来なかったんだよね。時間もなかったらしく、ついにしびれを切らして「もういい!」「ムリ!」と言って席を立ち、お店の方に激しく文句を言って帰ってしまいました。
んんんん~。これだけ手の込んだ料理だし、もともと時間がかかる店なんだよなあ。ぼくらは予約もしてたし先客なしだったので、スムーズに配膳されたんだけどね。
もったいねえなあああ。
こんなにウマいのにーーーーー!!
時間のない方、及びカレーなんて鍋からすくってご飯にかけるだけと思っている方にはこのお店、オススメしません。
帰りにもらったお店の名刺。カワイイ