先日は手術してから6回目の受診日だった。
やっぱり、病院の肝胆膵外科の医師にデレクのネームプレート
はなかった。さみしかった。
いつも2日かかりで通院。
今日は手術後初めてのエコー検査。
造影剤CTは体がカーッと熱くなるのが苦手だったから、
エコーは楽勝と思っていた。
しかし、残念なことに激痛だった。こんなに痛いものですか?
と技師さんに言うと
「それは私が強く押しているからです」と返された。
必要な痛さなら耐えるけれど
基準がわからないので、じっとがまん。
みぞうちパンチを何回も食らっているような
(そんな経験はないけれど)そんな痛みだった。
膵臓になにかあったらどうしよう。
っていうか、このぐいぐい押されて私の膵臓が弱ったら
どうしてくれるのぉ~と心配になった。
自分自身でこの辺りを強く押すことなんてないからね。
以前、人間ドックのエコー検査で「膵頭部、膵尾部抽出不良」
に時、技師さんが何度も何度も検査していた。
「どこか悪いのですか?」と聞いたら、
「医者ではないので私は何も言えません」と強く言い返された
ことがあった。今思えば、その技師さん
「この人(私)膵臓になんかできちゃってるよ」
って思っていたんだろう。
次の日にエコーと血液検査の結果を聞くため受診。
主治医の先生はデレクと交代した、新しい先生だった。
検査結果は大丈夫だけれど、腎臓はどこかの病院で診ても
らっているのか聞かれた。
手術前腎臓がん疑いだったけど、血腫だろうということだっ
たことや簡単に手術前のことをお伝えしたところで、
新しい先生が「ぼくがこれから引き継いでいくので」
とおっしゃった。なかなか言い出しにくかったが、
「実は先生、デレク(主治医)の病院で診てもらいたいんです。
デレクにはその旨了解して頂いています」とお伝えしたら、
「そうだったんですね、
ではすぐ紹介状を用意しますから待っていたください。」
となった。
新しい先生に不満はありません。
でも、やっぱりデレクがいい!それだけです。
新しい先生ごめんなさい。
約2年間通ったこの病院とも今回でさようなら。
最後に病棟のラウンジに退院後初めて行った。
窓からの景色を眺めて、手術後ここでボーっとしていたな~とか
痛い痛い言いながら、ぐるぐる歩いたよな~とか思い出し
元気になって本当によかった、私頑張ったと思った。
看護師さん、先生方に感謝の気持ちで一杯だった。
会計の受付番号が1300だったのを見て、
「いざ!」かしら?私の新しい門出にエールを
送ってくれていると勝手に思い、病院を後にした。
来月か7月の上旬にいよいよデレクに会える!!
それまでダイエットしなくちゃ。
2キロ増えちまったからな。