乳がん検診 | 膵神経内分泌腫瘍に一人で立ち向かっている記録 

膵神経内分泌腫瘍に一人で立ち向かっている記録 

人間ドックで偶然膵神経内分泌腫瘍が見つかりました。検査後、腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術を受け、非機能性G1と診断されました。経過観察中です。

今日は年に1度の乳がん検診に行ってきた。

 

20代の終わり頃、最初の人間ドックを受けた時、乳がん疑いで「要精検」となった。

当時職場に電話がかかって来て「腫瘍疑い」と言う言葉に驚いた記憶がある。

 

その前2年くらい前、うつ伏せに寝ころびながら、雑誌を読んでいたら左胸に

痛みを感じ、触ってみるとかなり大きいしこりがあった。

「やばい」。慌てて産婦人科へ行った。

問診に「胸にしこりがある」と書いたら、呼び出され、待合室に多くの患者さんがいる

中で、「胸のしこりは婦人科では診れないので、外科へ行ってください」と

大声で言われてしまった。個人情報だだ漏れだ。待合の人が「あの人乳がんかも」

って目で私を見たに違いない。ダメな対応だぞ。

 

乳がんは外科なのか!そんなことも知らなかった当時の私。

「この辺でどこに外科がありますか?」と聞き、

近くの総合病院の外科を紹介された。

 

検査(CTと血液検査だったと思う)をして、

次の日にもう一度受診するよう言われた。

次の日、検査結果を聞く場所が、外来ではなく、遠く離れの場所だった。

薄暗く、待っている人たちの顔はみんなしょんぼりだった。

みんな検査結果を緊張しながら待っていたんだ。

 

「やばい場所きちゃったな」って感じ。

結構待たされ「やられたかな?」と半分覚悟して先生に会った。

結果は大丈夫だった。

先生も「もしかしたらと思ったけど大丈夫だったよ」と言って下さった。

一気に緊張から解放された。たぶん泣いたと思う。

先生が診た一番若い乳がん患者は17歳と言っていた。

防ぎようがないけど、もうこんな所に来たくないと思った。

 

だから、人間ドックで要精検と言われ、今度こそ危ないんじゃないかと不安に。

人間ドックの施設から紹介された病院でしこりに針(すごい太いので怖かった)

を刺したけど、細胞採れず。(怒)その病院へは2度と行かなかった。

その後ネットで見つけた乳がん専門の病院に行き、乳がんでは

ないとわかった。その後は市の検診なども定期的に受けていた。乳腺症

となっていた。ある時その病院で乳がん検診の新機械導入のお試しで診ても

らったら、何やら怪しいと言われた。また「乳がんかも」と落ち込む日が続いた。

 

乳がん検診を受けているのにも関わらず、

見落としで進行して発見されることが多いことを知った。

きちんとした機械がある病院を探し、そこに今も通っている。

 

膵神経内分泌腫瘍になって3か月に1度CTを撮っているから、

(胸から骨盤まで)もし乳がんだったら、そういわれるのかしら?

そのCTとマンモグラフィー検査とは別ものなのかしら?

主治医(デレク)に乳がん検診を受けてもいいかと聞いたら

いいと言われたけれど・・・前回の診察の時に聞き忘れてしまったし。

 

結果オーライだから今日のところはよしとしましょう。

 

それとは別にマンモグラフィーを撮る時に、姿勢が悪いことを

何度も指摘された。「え?そんなに?」ってくらい。

老化とともに姿勢が悪くなると不調が増えてくるらしい。

気をつけなくては。

 

今年の通院は、来週のコロナワクチンで最後。

無事に1年過ごせたことに感謝。