棺桶にはいりました。
もし、本当にそうだったら…。
まだ、そんなことにはならないだろうと思っているけれど、そんな日はいつやってくるか誰にもわからない。
このセミナーを教えてもらった時は、正直に、「はいってみたい!」という興味からだったのですが、
今日は1月18日。この日に開催されたことに『シンクロニシティ』があったんです。
朝活仲間の《東川哲也さん》が主催で行われたセミナー。
終活や納棺体験ではない。
どんな最後を迎えたいかではなく
『これからの人生をどう生きるか』をテーマにしたセミナーです。
もし、今、自分が死んだとして
「あ〜我が人生悔いなし」
「思い残すこと、やり残したこと無し」
だったのか
「まだやってないこといっぱいやったのに〜💦」
「まだ死んでなんていられへん!生き返らな!」
「あかん、死んでる場合ちゃうわ!」
って思うのか。
どうなんだろう。
集まったのは10名。男女、様々な職業。年齢は35才〜65才くらいかな。
私の場合は2人以外は全く知らない人でしたが、全員が、集まった中の誰かとは繋がっている、そんな関係でした。
棺桶に入る前に、少し自分の人生を振り返ってみるワークをやりました。
『本当は何かやり残していませんか』の問いに
→自立していない、出来てないこと
→謝りたい人に、会って謝ること
→大好きな人に、もっと自分の気持ちを言葉で目を見て伝えること
こんなことを思いました。
柩にはいり、横になります。
本当に死んだ時に着せてほしい服や小物を着用して、柩に入った方々もいました。
実際に『棺桶』に入ってみて感じたことは
ほんとうに一人になったんだな
という気持ちでした。
焦りや不安は無く、穏やかな気持ちでした。
ただ、この先自分の体はどこへ行くんだろう…。とは思った(感じた)かな。
入棺直後の率直な気持ち。
今の私は穏やかなのかも。
棺桶に入るという体験。
何を目的として、この体験をするかで意味合いが変わってくるだろうから、おもしろい。
また、一緒に居合わせるメンバーでも違うと思う。
やってみないとわからないことがいっぱい。
このセミナーは
フィードバックが重要な気がしました。
みなさんの入棺後の《感想》をききながら、一人ひとりのいろいろな思いを共有できたことで、自分だけでは感じることのできない《感情》を味わうことができました。
『生き様は死に様』
沢山の方を看取った方の言葉。今回もこの言葉を何度も何度も言っておられました。
すべて、死に顔に出るそうです。
じつは…今朝、ある方が天国へ行ってしまいました。もう一度会う約束をしていたのにな。
10日前にお会いした時に、家に遊びに来てもらう約束したのに。
帰りの電車でたまたま一緒になり、「もっとお話したいから一緒に帰っていいですか?」と途中まで楽しくお話して、「先生、またね〜!」って手を振ってバイバイしたけど…。
入棺セミナーの朝にこんな偶然が起こって、複雑な気持ちだったけれど
このタイミングだったからこそ、意味があったのだと思います。
気づかせてくださった、先生。ご一緒したみなさん。
ありがとうございました。
《追伸》
入棺セミナーに興味をもってくださったり
会社の研修で、仕事を仲間と、サークルで、友達と、など、セミナーを受けてみたいって方がいたら、連絡下さい!
東川哲也さんをご紹介いたします。