かみともにいまして
ゆく道をまもり
かみのまもり
汝が身を離れざれ
泣くにも泣けない静かな夜は
灯りもつけずに しょんぼりと
いつまでいつまで飽きもせず
女が髪を洗います
煙草の煙を流すため
お酒の香りを流すため
あいつの全てを流すため
いつまでいつまで飽きもせず
女が髪を洗います
女は薄情なものだから
髪型ひとつで言葉もかわる
元結ほどけば崩れるように
髪の毛だけが泣くのです
煙草の煙が流れない
お酒の香りが流れない
あいつの全てが流れない
ひとりの夜更けは水音さむく
女が髪を洗います
煙草の煙が流れない
お酒の香りが流れない
あいつの全てが流れない
ひとりの夜更けは水音さむく
女が髪を洗います