今日は久々になるDCC車両検知~リバース線形の話です。検知機器BDL-168の端子が余っているので検知区間を拡大してみることにしました。今回は先に仕上がったリバース電源区画の話が中心ですが、通常走行がメインでリバース走行の列車は少ない..ちょっとトリッキーな線形です。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

私の所で唯一風景表現が入っているローカル駅及び右背後の築堤部分を..

 

盛大にバラしました。遂にやることになったか..😅。目的は付近をDCC車両検知仕様化するための配線工事です。

 

2か月ほど前、Digitraxの車両検知機器BDL168を増備していました。ケーブル密集エリアに矢印;4台目加わっています。自動運転をやるにあたり、駅部の検知区間を細かく分けて行かねばならないだろうなと思って導入したんですが、買ってから区間分けしなくても停車位置制御が出来ることが分かって😅殆ど余っちゃったので検知区間を拡大してみよう でした。

 

 

制約はあるものの自動運転が出来るようになって一段落~間が空きましたが、車両検知系作業再開です😁。これまでケーブルはベニヤ板の裏に隠すようにしていましたが、配線が大幅に増えるので無理..床にジカ置きの板を切断してケーブルの走路を作りました。上からジオラマ表現が載れば隠せるはずですが..いつになるやら..😅。配線については細かく書きませんが、1~1.5m位おきにギャップを入れて車両検知区画とし、それぞれに電源供給の配線を行いました。(今まで無かった跨線橋がありますがこの話は別途..)

 

写真のC62 3号機が奥の留置線から発車して、手前のポイントにがかかった所から、

 

単線トンネル内でグルっと180°以上回って写真の築堤部、奥で左にカーブして2階層の駅手前までが新たな検知区画です。多くの1階層留置列車が2階層へ出庫して行くのに走行します。(配線を終えて風景表現を元に戻しています。)

 

JMRIの路線図にも赤系の線=R96~R98の3区画が今回追加になりました矢印の辺りが築堤になります。オートリバース=極性変換機能を持つ特殊区間です。

 

↑のC62 3+旧客は緑矢印の直進で出庫しましたが、赤矢印のようにP29渡り線を渡って走行すると逆向きに駅へ戻れる=リバース機能を合わせ持ちます。本件以前も書いたことがあるんですが、路線図で表示できるようになって少しは分かりやすくなったでしょうか?😅。YouTube動画でも通過するケースが多い走路です。(信号などの追加はこれからです。)

 

路線図右端のP29No.29渡り線(KATO6番ポイント2本構成)を通過するだけでリバースになるのである意味トリッキー?😁、逆極性の単線が2本近づいている所に渡り線を設けたことで役割を果たせています。だいぶ前ですが、何かの拍子に思いつきました。運転したのはEF81 81牽引、E26系カシオペアです。

 

専用線を設けず出庫線と兼用構造ということになります。リバースは編成が全部乗らないとショートを起こすので結構な長さが必要ですが、検知を追加した3区画で3.4m程稼げていますから、最長=20両編成のコンテナ貨物列車も全部を乗っかる長さです。上述のC62 3など極性変換無しで通過する列車の方が圧倒的に多いことになりますが、

 

オートリバース機器AR1が作動しないだけ(逆極性になっていた場合だけ自動で元に戻る)、走行に全く問題はありません。DCCは交流ですが極性がある?、リバース区間で逆電圧を検出すると自動極性変換をやってくれるようで、手動操作なしで走行できます。

 

リバースの概念図(兼DCC配線図)です。赤線が+青は-;線路の極性と思っていただければと思います。今回のような走行をすると左図の紫矢印に到達したところで+-極性が逆になるのでそのままだとショートを起こします。DCCでは今回車両検知化を行った赤いエリアAR-1を接続しておけば、真ん中の図;矢印に先頭が達した瞬間”カチッ”とリレー音がして、緑エリアの極性に自動変換しれくれるらしくそのまま進行出来ますあれれ?、パワーパック運転で赤エリアに列車が居るうちに極性が切換ったら逆に走り出しますよね~😅。今まで意識していませんでしたが何もせずに走れちゃうのはDCCの強みと思います😁。右図はパワーパックの場合;緑エリアにも逆転スイッチを付けておいて、矢印に到達する前に(図の場合逆転スイッチ2の)極性を切換えるように書いてありました。(古いKATOカタログより。最近はリバースに触れられていないようです。またMy路線図に合わせて書きましたが、通常は矢印の所にポイントがあって、発車した線に合流する図で書かれています。)

 

車両検知機器BDL168は16区画の車両検知が可能ですが、4区画ずつ4つのゾーンに分かれています。(写真は新しい4台目=54号機)

 

1ゾーンづつコネクターを分けて接続していますが、リバースの場合BDLの上流にAR-1を接続し5ピンの緑矢印AR1出力の片側を接続して入力(もう片側は線路直結;↑の図をご参照ください。)、青矢印BDLからの4出力を片ギャップを切った各電源区画へ配線します。つまり4区画限定なんですね~。今回の場合3区画で十分なので1つ余っちゃうんですが、極性変換が絡んでいるので他に転用する訳にも行かず~仕方なしです😞。たった1区画~なんですが区画単価1300円位しますから1つも余らせたくないが本音でした😁。4区画以上必要になったらもっと厄介ですね~😅。

 

奥のキハ58系のようにNo.29ポイントを渡らずに直進すれば、もう1本の単線トンネルを抜けて..

 

ローカル駅へ至ります。駅の先にも留置線群がありますから、こちらは1階層への帰区線の役割が主です。駅の方も車両検知の配線は終わって一応運転は出来るんですが、まだ手前のポイントを自動で動かせないなど作業が残っています。ポイントの無い築堤のリバースが先に開業になった感じ😁、引き続き作業を続けます。なお配線工事を終えて復旧したばかりなのでローカルホーム部の線路がS字に湾曲しちゃっています😲。調整する予定です。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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