今日はDCCによる車両検知~自動運転の話です。大体ですが編成長に応じ駅での停車位置を自分でコントロールできるようです。これは大きいんじゃないかな~😁?設定作業が大変なんですが😅、駅部の電源区画を細かく分けた..じゃありません。
いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。
DCCの車両検知機能(Digitrax BDL168を使用)とJMRIソフトを使って自動周回運転が出来るようになった所までは前回書きました↓。が、写真の寝台特急あけぼのなど、ホームにかかるかどうか?の位置で停止、細かい制御は出来ずにいました。
長編成の寝台特急ならホームにかかれば何となく格好はつきますが、4両編成の50系客車も屋根付ホームにかかりきらないうちに止まっちゃいます。屋根付ホームの有効長は14両分位あるのに..😅。
動画は自動運転での実際の停車シーン(停止位置制御設定前)です。上の写真より更に手前で止まっちゃいますし(最高運転速度設定を変えたかも?😅)、徐行で進入するものの速度信号が瞬時に0になるので最後に急停感があります😅。
設定追加後の自動運転停車シーンです。上の動画と大きく違う..😁奥の橋上駅舎付近まで進みつつ滑らかに減速します。(少々画面が揺れるのはスマホの手持ち撮影だからです。)
↑動画のように任意に列車停止位置をコントロールできるようになった というのが今回の趣旨です。先頭のKATODD51 756(7008-1 中期形化&ヒサシ延長改造車)がはるか手前で止まっていたのが橋上駅舎を越えて停止するようになっています。50系4両の磐西客レ=短編成列車ですから駅舎の下辺りに止まるのが理想的ですよね~😁。
何が変わったのか?というとJMRIに実装されているSpeed Profileという設定を使ったことです。どの速度設定で実際何km/h(mm/sec)で走るのか?を速度を変えて自動計測~記憶する機能みたいです。写真がその設定画面、緑矢印に直線のバックストレート電源区画;25本,27本,29本を設定し、一番上には27本の電源区画長さ1426mmを入力します。青矢印ではスピードステップ(デコーダ設定にもよりますが通常128がmaxでしょう。)15~105まで10刻みで計測するようにします。(暫定;上から下までどの程度の速度をどの程度の細かさで測定するのがいいのか分かっていません😅。)
[Start]ボタンを押すと自動で25→29→25→29..と往復運転が始まります。指定した速度で真ん中の27区画を通過するのに前進、後進で何秒かかるかを計測するようです。1往復ごとに速度が上がって行きます。最初は低速トロトロで時間がかかりジレッタイ😅、逆に高速になると両端の電源区画で止まりきれず、その先の電源区画に入っちゃうとそのまま走って行っちゃう😅😅など、上手く行かない部分も多いんですが、部分的でも何とか計測をしてデータを保存します。140両以上居る電動車1両づつにこれをやるのか?と思うとふぇ~~🤪という感じなんですが..(笑)
自動運転設定画面でグレーアウト(矢印)して設定できなかったUse Speed Profileなど設定項目が
計測をやったことで設定可能になります。Use Speed ProfileとStop By Speed Profileにチェックを入れ、青矢印のAdjustに45%という値を入力、この値が重要みたいです。要は緑矢印=下2区間に(写真の場合右から)進入して全体長さの約45%で止まれ という設定が出来るようです。
実際どこで止まるか?は下2区間長さの45%ピタリではなさそうですが、一度設定すれば再現性はアリ、ほぼ同じ位置で止まってくれるようです。長期運転でモーターのコンディションなど変わったらどうなる?もありますがこれ、イイかも😁。橋上駅舎はDD51の進行左方向に対し手前(右)に寄っているので45%としました。もっと先で止めたければ設置値を上げればOKです。
以前各電源区画(Blocks)の距離(矢印)を入力したと書きましたが多分この数字を元に自動制御してる?どのように役立つのか?初めてダイレクトに実感できました😁。マニュアルには計測したプロファイルと入力したブロックの長さが正確であれば遠端で停止する(100%設定時でしょう)と書いてあります。そりゃウソの値を入力したら正しく止まらないでしょうね~😅。
数両/編成のSpeed Profile設定を試してみました。写真は583系、13両編成のままでは先の電源区画にかかって上手く行かないので、電動車(この編成は2M)だけ抜いて変てこ重連?で計測となりました😁。
設定後の583系13両は上記Adjust=75%で写真の位置に停車、
反対側はこの位置なので全車ホームにかかります。左のGM(グリーンマックス)西武新2000系は写真手前から奥への進入で55%設定
奥から手前での進入で70%の設定でそれぞれ写真の位置に停車しました。希望の位置に停めようとすると各編成、進入方向に応じて設定値はまちまち、編成中の電動車又はFL-12搭載の先頭車位置が関係しているのかも?。西武新2000系は2+4+4の併結運転なんですが電動車は中間の編成にあって、前後の編成をMU(総括制御)設定するもしないも停車位置は変わりませんでした。(KATO製電動車は上手くspeed profile計測できる車両が多かったですが、GMは止まらず外区間へ飛び出しちゃうが頻発しました。何が違うんだろう?? 計測時はmanualの記載通り加速/減速率を0にしていますからすぐに止まれる筈なんだけどな~😅。)
DD51 1099牽引の石炭貨物列車は90%の設定で電源区画ギリギリ😅で停車しました。矢印が区画境界..やはり誤差はあるんでしょうね。
当初は駅部の電源区画を細かく分けて所定の区画に入ったら停止信号というスタイルを想定、準備もしていました。が上記を再現しようとしたらとんでもなく細かい区画分けをしなければならないと思います😅。1電源区画内で停車位置制御が可能になったのは大きいかも😁。
一方で冒頭リンク記事に書いた続行運転が上手く行かない点は解決策を見いだせず、新たに上記Speed Profileを使うようになってから必須じゃない筈のAutoRestartを設定しないとソフトがfreezeして制御不能~タスクマネージャーで強制終了をかけないといけないとか、トランジットがおかしいとかまだまだ分からないことが多数ですが~自分で考えながら弄って行くうちにきっと答えが見つかる筈だ?と思っています😁。準備していた電源区画増分は他に使えるでしょう😁😁。
最後までご覧いただきありがとうございました。