今日は相当に難解な話と思います😅。今年に入ってDCC鉄道模型レイアウトで自動運転をやりたい..とあれこれやって来ましたが、どうやら簡単な運転は出来るようになって来ました😁。JMRIソフトを使っていますがセンサー、ブロック、セクション、トランジット..かなり難しくまだよく分かっていない部分もあります。ポイントレールが無い区間だけはひとまず出来た という所です。
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車両検知が出来るようになった本線の路線図をJMRIで書き、信号を付けるところまで出来て、さて次は自動運転を試したい となりましたがここからが大変だった😅、作業量ではなく設定方法がよくワカラン で苦労しましたが、
バックストレート部を中心に自動運転が出来るようになりました。今回メインで走行尾するのは光漏れ対策などやったEF64 1032;DCCアドレス6432です。何でバックストレート?は後で書きます。
自動運転をやるにはどうやらトランジットというものを作ってJMRIに実装されているDispatcher Proというものを使えば良さそう、が分かって来ました。写真はトランジット表の例、矢印に従って30本;30番電源区画から28,26・・・最後の14本まで運転しますよ という旅程表のようなものです。表の中程、Directionが全部REVERSEになっていますがこれもこの後の話に関係します。
車両アドレスとトランジット(どこからどこまで走らせるか)をDispatcher Proで指定すれば走るんじゃないか?と思ったんですが、写真のようにエラー吐きまくり😅、これは記事を書く前;沈静化して来てから撮ったものですが、最初の頃は走行する全区間でエラーを吐きまくっていました😅😅。
トランジットを作るまでも色々あって、これはセンサーの表です。車両検知機器BDL-168(Digitrax)をDCCシステムに接続すれば勝手に作ってくれるもの、これは分かりやすい..
次にブロック(Blocks)を作ります。基本1ブロック1センサー、矢印にセンサーを指定しています。名称もほとんど同じです。Length;長さを入力しています。
ブロックは路線図を書くときに意識します。例えば左のNo.23区画はカーブなので縦、斜め、横の線を引きますがこれらをすべて同じNo.23ブロックに指定します。(センサーと分ける意味合いは??)緑の四角はアンカーポイントで線と線の境界に設置します。ここまでは路線図を書いて信号を付ける段階で設定していました。
その上にもう1段階、セクション(Sections)という設定があるのを見つけました。複数も設定出来ますがこれも基本1ブロック(センサー)=1セクションみたいです。3重構造になってるんだな~😅。ここで青矢印;方向の指定が入ります。21本から北向き(North)に23本に入るのがFOWARD、25本から西向き(West)に入るのがREVERSEという具合で設定します。前にも書きましたが路線図の上が北、左が西..そして周回レイアウトなら時計回りをFOWARDに設定すると書いてありました。なるほど、列車の進行方向を認識できるんだ..これもなんとなく分かりましたが難しかったのが緑矢印;Foward Sensor/Reverse Sensor=方向センサーです。Optionalになっていたので無くてもいいんじゃない?で設定していなかったんですが、自動運転(のエラーを消す)には必要な設定みたいです。写真4枚目に出て来たエラーメッセージに”direction Sensors”と表示されていたのがヒントになりました。
このセンサー、自分で作るんです😲。写真5枚目と同じ表なんですが最上部のタブが”Loconet”はBDL168のセンサー、タブ”Internal”が自分で作る”内部センサー”らしいです。何だかよくワカラン😅。manualには”方向センサーは通常”IS”で始まる内部センサーです”とだけ書いてありましたが、PC内部に自分で作ってどんな働きをするのか今もピンと来ません。末尾fowがFOWARD用、revがREVERSE用です。これも自分で決めました。
更にブロックとブロックの継目(矢印;23と25ブロックの境界)に位置するアンカーポイントを右クリックするとSet Sensors at Block Boundaryというメニューが出て来てここに方向センサーを指定するらしい..マニュアルを読んだだけじゃ全くワカラン、ここにたどり着くまでに随分試行錯誤がありました。(写真の設定Windowだけマニュアルが見当たらない?😲)
信号も作り直し😅、やはりアンカーポイントを右クリックしてSignal Headsメニューから作成、認識させないといけないらしいです。私の所は複線運転なので逆走はやらないんですが、表示はさせないものの逆向きの信号機も作らないとエラーが出る..各所物凄く難解でしたが、粘ってここまで持ってきました😁。私事ですが、仕事で効率化や化学反応予測などのプログラムを手作りしていたことがあります。それで思ったのがパソコンやらシステムは兎に角馬鹿正直~何か1つ欠けてもダメで一字一句までしっかり揃わないと動かない..最後は粘って何とかするものと理解していましたので、こんなもんなのかも知れません😅。
これでようやくエラーが撲滅し、自動運転が出来るようになりました😁。右上の30番区画からスタートして左下の14番区画迄運転します。設定すれば自動でスピードが上がって行き、矢印に速度が表示されます。方向センサーを指定してから信号が基本全部赤になっちゃうんですが😲、自動運転を指定すると行く先数区間が白表示に変わり信号も青になります。
青矢印;22番区画には6420;EF64 1020を置いておきました。自動運転中の6432は黄色信号が出ている26番区画に入ると自動減速、赤信号の24番区画内で自動停止しました。6420が先に進んで信号が変われば再び動き出す..これをやりたかったんですよね~😁。まだおかしな動きをする部分もありますが(どっか設定が違ってる?)苦労した甲斐はあったかな?
その様子を動画にしました。(↑の写真とは別に撮影、6420のアドレス表示が消えちゃった?😅)
上述30→14へは反時計回りなのでREVERSE方向の運転になります。自動運転の方向をReverseに設定し忘れたら逆向きに動き出してビックリしました😲。これ、コントローラーの方向設定と連動しているみたいです。No.14区画に到着して自動運転が終わればそのままコントローラーで手動運転が出来ます。たまたま時計周り=FOWARDを基本設定にしていたので話は楽だったんですが、オートリバース区間を通過して進行方向が逆になったらどうなるんだろう??更にややこしいことになるので当面考えないことにします😅。
バックストレート部中心を選んだのはポイントが無いから😁、ポイントが絡むとまたヤヤコシそうなんです😅。次の攻略目標になります。
正月にDCC自動運転を今年の抱負に掲げて、4か月でここまで来れました😁。ソフトの前のハード;配線作業も大変でしたが、形が見えて来たかも..。検知区間全体を手動も交えて自由に運転できるようになるにはまだまだ先が長いでしょうけどね。
その後周回運転が出来るという所まで来ています。また改めて書きますが信号が青なのに急に停止しちゃったり..うーん、Dispatcher Proの使いこなしにはまだ相当かかりそうです😅。
最後までご覧いただきありがとうございました。