今日はNゲージ鉄道模型、DCC車両検知を本レイアウトの一部に導入を終えたので、備わっているspeedometer(スピードメーター)機能を試してみました。これは使えそう😁。配線作業が大変でしたがそのおかげで良くなった部分もあって..そんな話を書いてみたいと思います。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

Digitrax BDL168導入により車両検知が出来るようになった区間を色々な列車が走ります。写真はED75 705牽引、北斗星トマムスキー編成です。24系寝台車にはKATO製の他、夢空間車などウチでは少なくなったTOMIX車両(集電方式など色々改造)が混ざっています。ここでPC制御ソフトJMRIにspeedometer機能が付いているのをテストしてみました。BDL168テスト開始の最初の記事でも仮設線で試しましたが、本レイアウトでは初使用です😁。

 

電源区画とセンサーの番号が違うので図解しますが、緑がLS(センサー)816(12)オレンジが814(10)青が812(8)センサー区間です(緑数字は電源区画番号)。列車が画面左下から上へ走行した時、例えばLS816に入ってからLS814に入る(entry)までの時間を計測し、入力した距離から速度を表示する機能です。右下の赤枠が計測結果です。

 

見にくいので拡大すると..この機能で入力するのはセンサー番号とセンサー間の距離、LS816の距離は19575cm(実際の距離1305mmを模型スケールに合わせて150倍した値を自分で入力)、LS814進入までにかかった時間7.7秒から91.4km/hと表示してくれます赤枠上の値)。距離設定がちょっと違っていたのと😅、複線カーブの線路距離を平均半径で計算している(ex.R381/414mmのカーブならR397.5mmでの計算)ため、1,2行目でいくらか誤差がありますが、どのくらいの速度で走ったかが分かるのはイイと思います。

 

この機能が特に重宝しそうなのは新幹線走行です。例えば写真のE6+E5系=はやぶさこまちは日本最高速320km/h運転の列車、模型でも換算で同じ速度でかっ飛ばしたいところです。今まで速度設定は周回にかかる時間をストップウォッチみたいな感じで計測し設定していましたが、

 

計測結果は見えないと思いますがJMRI画面を動画撮影しました。(右のWebカメラ画像に走行の様子が写っていますが、JMRIの線図(左)に車両検知されるのは動画18秒以降です。)上記トマムスキーとは逆方向の速度を計測しています。高速走行の新幹線、電源区間を跨いでいく速度が速いです。この線図が本線全体に行き渡ったら..見ているだけで楽しめそうな気がします😁。まだまだ道程は遠いですけどね。

 

従来のストップウォッチ式周回時間測定で約320km/hに合わせて走行(25.8mを約46秒走行)させていますが、1回目の測定は350/337km/h(矢印)でした。なお新幹線は1/160スケールなのでセンサー間距離も換算し直しています。

 

そのまま突っ走って2周目では326/322km/hでした。大体合っているといえば合っていますが、バラツキがあります😅。計測秒数(seconds)の表示が0.1秒単位なので誤差が出るのかも知れません。試しに上記代表測定条件でもし0.1秒違ったら..約16km/hの速度差が出ると計算されました。先頭車の瞬間的集電不良とかセンサーの応答速度とか他にも誤差の要因は考えられるので特に新幹線ではもっと長い測定距離を設定した方が良さそうですが、ひとまず使えそうな感じです。

 

新幹線は実車の最高速度を再現したい というのがありますから、周回のストップウォッチ計測をやらなくて済むのはいい感じ、面白い機能と思います。

 

↑の動画や画像に出ていますがSpeedometerウィンドウは複数開けるので、外回り/内回り2編成の速度を同時に計測できそうです。([Save as default]で保存できるのが設定値1setだけなので、センサー番号と距離を毎回入れ直さなければならないのがちょっと手間です。)写真奥の24系夢空編成は約83km/h、手前の485系やまびこは105km/h程で走行したとの測定結果です。この先楽しめそう..。

(Speedometerって洒落で”o"の字を挟んだのかと思っていましたが、これでスピードメーターを表す単語みたいです。知らんかった..😅)

 

BDL168を導入したことで線路区画、ポイントなど配線が大幅に増殖し、写真右のケーブルは倍増したイメージ、大変な作業でしたがメリットもあって..

 

例えば写真の485系200番台が誤って未開通のポイント(No.14)に突っ込んでしまった場合、ショート検知器PM42が発報して停電します(ライトも室内灯も真っ暗😅)。これまではポイントの駆動電源を真上の線路から貰っていたので一緒に停電し、手を突っ込み手動でポイントを正しく切換えなければ復帰できませんでした。

 

BDL168の導入で線路からポイント駆動電源を貰っていると車両が居なくても在線検知になってしまうため、線路とは別系統の駆動電源をポイントに供給するように配線変更しています。そのため赤矢印、ショート検知発報状態のまま下のDCS52のLCD上部に写る表示Switch0014=Closed(反位)から

 

0014=Thrown(定位;通常の設定とは逆です😅)操作でポイントが切換り、ショート検知は解消されそのまま運転を再開できます。配線は増え、作業は大変でしたがこんなメリットがあります😁。ショート検知した線路とポイント駆動電源のPM42電源管理区画が別になるように設定する必要がありますが...。

 

BDL168の追加導入もやって~また配線が大変なんですが、なんだかんだで色々楽しめそうです。真の目的=閉塞制御の自動減速運転もそろそろ試せるかな~ という所まで来つつあります😁。まだまだ先は長く、どうなるか分からない部分もあるんですが、色々試しながらやって行きます。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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