今日はNゲージ鉄道模型、グリーンマックス(GM)の西武2000系です。行先点灯仕様じゃない古いライトユニットを自分て点灯化しよう の2例目です。1例目と基本同じですが、写真を撮り損なったりしていたので前回書かなかったところを中心にもう1回書いてみようと思います。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

今回行先点灯化をやるのは写真右、2007Fの先頭車クハ2007です。品番4233の大変古い製品で急行 西武新宿の行先表示は非点灯のままでした。左のクハ2008だけは新しい点灯タイプのライトユニットをDCC化改造して入れていましたが..

 

写真2両目=2連のクハ2410から貰って来たものでした。先日の自己流点灯化1作目を入れた車両、初期形行先点灯タイプのライトユニットが去年買った品番31653、2409Fの2つしかなかったので片方を移植し、2409F+2007F;西武新宿方から2+8連の併結運転をやった時に編成両端が点灯タイプになるようにやり繰りしていました。(なお実車2409Fが引退したようです。本件は別途書く予定です。)

 

クハ2410に続きクハ2007も自己流点灯化をすることで逆順編成;8+2連を組んでも両側行先点灯に出来ます。写真手前が仕上がったクハ2007です。

 

前回はDCC化していない予備のライトユニットを使いましたが、今回は一旦行先非点灯でDCC化していたライトユニットを使います。

 

先ずライト基板のアレンジ、上中央のテールライト用チップLEDを白色に交換して行先点灯用にスリカエ、左右に別途赤色チップLEDを付けてテールライト用として使う構造;前回と同じです。下のヘッドライト用LEDは高輝度電球色に交換しただけです。DCC仕様なので配線は複雑ですが、パワーパック仕様でも上下中央のチップLEDの回路を分離し、上のLEDにブリッジダイオードを噛ます必要があるでしょうから、同じように複雑な配線になると思います。

 

前回この写真(角度)を撮り損なっちゃったんですが😅、LEDの配置に合わせてライトユニット先端部を改造します。写真手前側をバッサリカットし、両端にテールライトを導光する光ファイバー(赤矢印;0.75mm径)、中央に行先表示の導光板(緑矢印 アクリル板を斜めにカットして切り出したもの)を付けます。中央の白と両端の赤色LEDを互いに遮光しなければならないので、1mm厚の白色プラ板を縦に貼り、手前右は行先表示とテールライトが非常に近接するので銅板を貼って遮光しています。ヘッドライト用導光板は製品のものをそのまま使えます。

 

全部黒く塗って遮光性を高めます。光ファイバーも先端を除き黒く塗ります。しかし今回は行先表示の導光板が少し短かった..矢印;縦に傷があるのは切り出す際に鋸が当たっちゃった跡です。)

 

LEDと導光板の間に隙間が出来て列車種別表示側が暗かったので、導光板がLEDのすぐ近くまで来るように作り直し、この辺は手作り感です😁。DCCデコーダFL-12と接続配線しています。

 

点灯テストです。テールライトの赤が行先表示に混ざるようなことはありません。心配していたんですが上手く遮光できているように思います😁。

 

側面~上部にに黒いテープを貼って仕上げます。これをやらないとボディーからテールライトの赤が透けて見えます😅。また元の基板がLED2個用でサイズが小さく、ヘッド/テールライト用のチップ抵抗を付けるスペースが無かったので、DCCデコーダに102;1kΩの抵抗を2つ付けています。

 

行先表示点灯仕様のライト基板はLED3~4個装着でサイズが大きく、裏側(写真)にチップ抵抗が付く仕様なので基板裏をアレンジして抵抗を付けられましたが、今回の非点灯タイプで同じことをやるとライトユニットに収まりきらなくなるでしょうからDCCデコーダに取付としました。パワーパック仕様でやるにも抵抗とブリッジダイオードは外付けにする必要がある気がします。

 

自己流で弄りまくったライトユニットを取付ければ完成です。ぱっと見どっちが自己流改造なんだか分からない出来栄え?😁、右が今回自己流改造したクハ2007です。

 

前回書かなかった部分を中心に書いてみました。行先点灯のライトユニットパーツが発売されないとのことなので、そんなら古いのを自分で何とかしよう..と始まった自己流改造ですが自分の感覚として大成功を収めたので、今後も運用していく初期形車には全て同じ施工をやるつもりでいます。ひとまずあと2両、ひょっとすると追加になるかも知れません😁。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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