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今日はNゲージ鉄道模型、色々整備を進めていたKATOの103系が仕上がりました。外観だけで他に一部作業が残っていますが..😅。

 

仕上がった山手線103系です。KATO 10-1743Cと1744C×2セットの10両です。前回行先、運行番号を入れた記事↓にも類似角度の写真を載せましたが、今回新たに前面床下にケーブルと色挿しが入りました。

 

 

ケーブルは製品に表現されているKE70ジャンパ栓受の下から0.4mmのドリルを斜めに入れて穴を空け、黒のカラーワイヤーを挿入して表現しました。栓受を削ってケーブル付のパーツを取り付ける手もありましたが、車両の”顔”ですから極力削ったり塗装をしたりせずに対応することにしました。

 

山手線103系のケーブルは編成片側にだけ装着、東京駅基準で田端側だったようです。奇数番号車クハ103-285(右)に取付左のクハ103-286は非装備です。

更にATS車上子と両端の配管コック部に色挿ししました。コックは白色です。縦に3つ付いていて上から黄色、赤、白に塗られている写真もありましたが、上のリンク記事、自前の実車写真に見られる白だけにしました。

 

ATS車上子は青と白を自分で調合した塗料を色挿ししましたが、見た目はコックの白とあまり変わらないような..😅。少量の塗料調合にはかゆみ止め薬の包装材を使います。常用しているので毎日のように空いたのが出ます。MRと書いたのはシンナーの種類、乾いたのを取っておくとアクリルだかエナメルだか分かんなくなっちゃうので..😁。

 

モハ102には製品に表現が足りなかった矢印の通風ルーバーを増設しています。真下にあるMG(電動発電機)に冷却風を送り込む通風口だったようです。戸袋を冷却風の通り道に使うって当時画期的なアイディアだったと聞いたことがあります。

 

増設ルーバーはトレジャータウンのパーツを入手し、GMカラーでスプレー塗装して貼っています。写真右が割り箸に必要6枚をくっ付けて塗装したものです。1枚づつ剥がして少量のゴム系接着剤で車両に貼り付けました。

 

所属表記関スイ北イケ化も全車やりました。写真は作業途中、”関スイ”を消したところです。”北イケ”のインレタは沢山収載されていましたが、文字が小さく一定数の”失敗”があるので残数ギリギリで何とか10両仕上がりました。のEnd表記と定員144表記は消さずに残します。インレタ転写の苦労を考えると、こういう表記が印刷で入っているのは非常にありがたいと感じます。

 

10-1744C 3両増結を2セット使っているので車番が被ります。なので3両を改番..写真はサハ103-437インレタの47を抜いて転写した所です。

 

35を1文字づつ転写して仕上げたのが写真下のサハ103-335です。上は製品オリジナルのサハ103-334、1番違いなので末尾の1文字だけでもいいかな?とも思ったんですが、インレタの方が僅かに文字サイズが大きくおかしな感じになったので、サハだけ残し数字は全部インレタ転写で対応しました。同じ感じでモハ102、モハ103もインレタ車番化しています。サハ103には無い筈の通風口(右端ドアの左上など2か所)はそのまま残しました。綺麗に削れるとは思えず塗装も必要になるのでここは目をつぶります。付けるのはそう難しくないけど削って跡形も無くすのは難しい..😅。

 

モハ102-507 も505からの改番車です。5枚目の写真と増設通風口位置が違う様に見えますが左右逆を撮影している為、矢印がMGでその上に通風口が有った筈です。

 

購入から長くかかりましたがようやく外観は仕上がりました。Hゴム表現の出っ張り感と上述サハの通風口だけどうにもなりませんでしたが、それ以外は結構頑張って仕上げた感があります😁。集電安定化作業が残っていますが、懐かしの山手線103系を運転できるようになりました。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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