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今日はNゲージ鉄道模型、KATOのED71 2次形の話です。暗かった前照灯の輝度向上などやってみました。

 

主灯1灯の輝度がアップしたED71 52、KATO 3087-2が1両在籍しています。残念ながら走行する実車を見たり撮ったりする機会はありませんでしたが、長年撮って来たED75の先輩格ということで1両導入しました。2両で重連を とも思ったのですが、きっと3087-1;1次形が出るだろうからこっちを増備しよう...と思いつつ発売されないまま4年が経とうとしています。

余談ですがED71は船岡の保存37号機を見たことがあるだけです。3年前に見に行きましたが、だいぶ痛んでいたのが気がかりです↓。

 

 

ED71は頻繁な重連運転を考慮し、総括制御機能を持った日本最初の機関車だったんじゃないかな~?1959年の登場、重連総括制御用KE63ジャンパ栓(旧式)を装備、ジャンパ開放栓がボディー下部に付き、ケーブルが装着されています。東北本線下り方の2End側だけ付くのは、ED75のKE77と同じです。

本題に戻りまして..写真のように前照灯が暗かったんです。1枚目とだいぶ違いますよね。製品状態ではもっと暗かった..

 

というのは導光板が矢印の所で切れている..チップLEDは中央部;大きく穴の開いた部分(DCC基板干渉抑制のため、今回追加で削りを入れました。)にあるのでだいぶ遠い、これじゃ暗いわけです。

 

そこで他車の導光板を切り出してきて矢印のように配置し、チップLEDも自前で高輝度に交換して輝度を稼いでいましたがそれでも他の機関車に比べると暗いな~ でした。シールドビームになる前の前照灯ですからあまり煌々と光らない方が良いとは思いますが、何ぼ何でも暗すぎて存在感が無い という感じでした。(DN163K4a基板を搭載しDCC化していますが、製品付属ライト基板のLED位置も大きくは変わらないと思います。)

 

そこで導光板を止め、EF64 1000の光漏れ対策で使った1mmφの光ファイバー(矢印)を1本付けてみました。写真は運転席パーツを外して位置合わせをした時のもの、両面テープで貼り付けています。

 

ついでに入っていなかったヘッドマーク用磁石も、沢山余っているので装着です。

 

これで前照灯の輝度は上がり、マグネット式のヘッドマークも付けられるようになりました。光ファイバーは導光するための材料、プラの導光板とはだいぶ違うようです。ED71は寝台特急”はくつる”の牽引を担当していた時期があるようですね。客車は20系、1編成あるので牽引させることは出来ますが、実車につながっていたナハフ20、ナハ20;座席車の在籍がありません。

 

主灯1灯と言えばEF58 砲弾型LEDの直照らしで明るすぎるので減光しています。ED71は今回輝度が上がってゴハチと同等に見えるようになりました。

EF58 58[宇]ED71 52[福] 黒磯駅で顔を合わせたかもしれない組み合わせです。

なお、ED71はエアホースがPZ-001表現のままです。パーツが手に入らず、カラーワイヤー化が出来ていません。

 

さて”はくつる”はすぐに再現できないので、旧形客車12両編成の先頭に..。通常ED75 76が牽引している編成です。ED71牽引でやっと主灯の存在感が出たと思います。

 

走行Short動画です。古豪ED71ですがKATOの最新メカ搭載車、12連の旧客牽引も登坂性能に問題はありません。客車4両目、ナハフ11の尾灯が点灯しちゃってるな..😅。

 

最後に[福]の区名札を入れて整備を終えました。ED71 52は生涯”福島二区”の在籍だったようですが、区名札は[福]1文字が入っていたようです。インクジェットプリンター自作の区名札入れも、切り出しのサイズ感などだいぶ慣れて来ました。またED71製品はボディー下部から下へ伸びるKE63開放栓ケーブルが、開放栓本体と同じ赤だったので黒塗りを入れてますが、剥げやすいのが難点です。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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