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今日はNゲージ鉄道模型、KATOのコキ車に自己流で取り付けたカンテラ式テールライト(尾灯)に関する話、先日コキ50000でテストしたコンデンサーの件です。チラつき防止に効果ありで、コキ106にも展開です。コンデンサーの効果が確認できるShort動画も掲載しています。

 

左がコキ106(KATO 10-245 19Dコンテナ着脱式)、右がコキ50000(KATO 10-815 C21コンテナ固定式)、違う方法でテールライトを付けましたが今回どちらもコンデンサー入りになりました。KATOにはライト付製品設定の無い2形式にカンテラ尾灯が付き、コンテナ貨物列車のしんがりを彩ってくれます。DCC制御なので停車していても常点灯です。

 

先日コキ50000の記事にちょっと書きましたが↓、テスト結果が良好と感じたので電解コンデンサーパーツを新たにガッツリ買い込みました(笑)。

 

 

コキ50000積債のC21コンテナに取り付けてテストした旧品と、新しく買ったもの(写真下)、同じ100μF25V耐圧のものですが、随分大きさが違います。旧品は多分30年以上前の電子工作で使ってたもの、最近は随分小型化された ってことなのかな~。旧品はデカすぎてコンテナ妻板に力がかかり、天板の収まりがイマイチだったりもしたので..

 

新しい小型のものに交換、だいぶ余裕が出来ました。スペースがパンパンでDCC電源交流側とコンデンサーのリード線が接触する危険があったので、ブリッジダイオードは矢印部、基板の裏側に装着していました。集電銅板もこのポジションに合わせて折り曲げ加工しているので、特に弄ることなくコンデンサーのみハンダ付けしなおしました。

 

コキ106に積載のカンテラ付き19Dコンテナにも展開します。先ず

コンデンサー搭載前のShort動画、

動画後半でお分かりいただけると思いますが、カンテラ付き最後尾がダブルクロスポイントを渡る時に必ずチラついていました。(チラつきは編成最後尾が通過する際、動画0:33位からです。)

 

今回は場所的にカメラを据え付けるのが難しかったため、写真のWebカメラによるキャプチャー映像になります。Audioのキャプチャーが上手く行かず、無音ですがご了承ください。この後出て来る動画も同様です。WebカメラはPCに映像を映し出し、運転時の列車位置やポイントの開通方向の確認などに使っています。

 

カンテラ付き19Dコンテナの方を加工します。コキ107のライト基板をベースに加工して作っていました↓が、更に矢印の部分2か所をグラインダーで削って絶縁し、左右に2か所、計4か所の穴を空けます。左上の穴はピンバイスがズレてしまい”失敗”でしたが、何とかなるでしょう😅。

 

 

写真のようにブリッジダイオード(コンデンサーの下)とコンデンサーを追加しました。集電銅板からDCCの交流電源を受け取り、ブリッジダイオードで整流し、極性に合わせてコンデンサーを取付、その足を基板まで伸ばしてLED側へ給電 という形です。コンデンサーが小さくなったのでブリッジダイオードを基板裏に付けるということをやらずに済みました。コキ50000も配置が違いますが同配線です。コンテナ着脱式なので消灯スイッチは設けませんでした。

なお、通常のパワーパック運転でもこの配線でOKですが、進行方向に関わらず点灯になります。パワーパックで片方向点灯にするにはブリッジダイオード省略?またはコンデンサーへの負圧対策として単発のダイオードを入れておくなど考えられますが、詳しくはよく分かりません。DCCではOn/Off制御のデコーダーを入れない限り線路上では点灯しっぱなし ということになります。毎度のことですが、もしやってみよう という方がおられたら自己責任でお願いします。

 

小さくなったとはいえコンデンサーが入ったので、天井に3枚貼り付けていたウェイトの2枚を側板取付に変更しました。小さくなったとはいえ、Nゲージスケールにはやはりデカい電解コンデンサーを仕込むスペースがある コンテナ内尾灯作戦ならでは と思います。

 

組んで、コキ106に積載すれば運転可能です。

 

コンデンサー取り付け後のShort動画、

ダブルクロス通過時のチラつきが目立たなくなりましたよね。片台車集電で、ダブルクロスの絶縁部を通過する際一瞬切れる集電を、コンデンサーからの放電によって補ってくれる、十分効果あり と思います。(上の動画同様、最後尾の通過は0:33位からです。)

 

自作テープLED室内灯にも同じ効果を期待して左の小さいのを取り付けていましたが、効果を感じられず最近は取付を省略しています。左が10μF、今回付けた右が100μF、蓄電容量が10倍違います。10μFではチラつきを補うには容量不足 ってことなのかな。100μFは旅客車両に取り付けたら目立つ大きさ、どの車両にも使える訳ではありませんが、一部は応用できるかも と思っています。

 

これで仕様は固まり、集電台車付きコキ、カンテラ付きコンテナをいくつか用意しておけば色々なバリエーションでコンテナ貨物列車の運転を楽しめそうですが、コンテナの種類を増やすのにちょっと課題がありまして..今回はここまでです。

チラつくことなく安定して点灯してくれるようになったのは収穫と思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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