いつも”重単5175”をご訪問頂きありがとうございます。

今日はNゲージ鉄道模型、自己流でコンテナ車にカンテラ式テールライトを付ける話の第2弾、今度はKATOのコキ50000へ施工しました。先に付けたコキ106と似ている所は似ていますが、大幅に異なるやり方になりました。コンテナ着脱式ではなく、固定式になります。後半に走行Short動画も出て来ます。

 

カンテラ尾灯の付いたコキ50000です。実車はバッテリー式の尾灯を装着、小さい銀色の箱部分だけで完結し着脱できる筈ですが、Nゲージではこの小さいのに電池など収まる筈もなく、色々苦労します。今回はデッキ側にカンテラを付けましたが、コキ106との違いがお分かりいただけるでしょうか?

 

それはカンテラの位置(高さ)です。左のコキ106などコキ100系列はデッキ有/無側に関わらず台枠よりやや上に尾灯が付きます。なのでカンテラ表現の光ファイバーをコンテナ下から伸ばせば良かったのですが、コキ50000は取付フックの位置が低いようで、台枠と同じ高さに来るんです。コキ106と同じやり方でもいいかな~ という妥協案もありましたが、デッキ側にカンテラが付く車両があってもいいよな というのもあり、違うやり方をしてみることにしました。

 

 

実車写真で比較です。コキ100系列(形式は不明)は台枠より上、

 

コキ50000は台枠から上にはみ出していません。この時は小ぶりの赤い円板も付いていました。コンテナ車のしんがりって意外と撮っておらず、写真掘り出しに苦労しました😅。

 

ここからコキ50000へカンテラ装着改造の話です。先ず台枠に0.5mmの穴を空けて先端にカンテラパーツを付けた0.5mmの光ファイバーを通します。床板にも斜めに穴を空けてファイバーを途中から斜め上へ、結構大変な作業でしたが何とか通りました。穴を拡げれば楽なことは分かっていましたが、光漏れとか処理がややこしそうなので0.5mmで頑張りました。先端のカンテラパーツはKATOコキ107のAssyパーツから切り出したもの、↑リンクのコキ106の時と同じですが、アルミシルバーの塗装を行ってから装着しています。

 

こういう構造になったのでコキ50000についてはコンテナ丸ごと着脱式は諦め床板パーツを矢印部のビス固定、床板に斜めに開けた穴を通して光ファイバーを取り込んでいます。

 

コンテナ内で砲弾型赤色LEDで照らしてやるのはコキ106の時と一緒なのですが、加えてでっかいコンデンサーなどが入りました。チラつき防止テストです。コンデンサーの話はまた別途書くことになると思いますが、結構チラつき抑制効果がありそうです。旅客車両にはまず積むことの出来ない大きさ..これが出来るのもコンテナ作戦の利点かも知れません。

 

下に伸びる燐青銅板を折り曲げて集電板とし、コキフ50000用集電機能付きTR223台車を履かせます。台車から上へ伸びる銅板が長すぎるので折り曲げて使用です。

車体側の集電銅板がデコボコしていますが、苦労して調整した跡です😅。

 

さて、コンテナには基板を絶縁して矢印の部分、銅板を2枚山形にして接触させるようにしています。この間にプラ板等を差し込めば絶縁される簡易”消灯スイッチ”です。コンテナ床板は着脱できませんが、右下に写る天/側板パーツは取り外し可能、外せばスイッチ操作(プラ板の切れ端を挟む 外す・・いかにも原始的😅)が出来るようになっています。

 

消灯すれば編成中間に連結してもOKでしょう。

 

早速ED75 1015ED75 136(どちらもKATO 3075-1からの改造車)の重連牽引、コキ50000系貨物列車で試運転です。

 

走行Short動画しんがりがコンデンサー付テールライトのコキ50000です。

同じ片台車集電ながら前回記事↓コキ106の時より微細なチラつきが収まっている気がします。これがコンデンサーの効果かな と思います。(以下記事後方にほぼ同アングルの動画があります。)

 

 

コキ106積載のコンテナなどにもコンデンサーを展開するつもりですが、手持ちが古いパーツ1個しか無く...他にも足りないものがあるので今回はここまでです。

 

コキ50000系編成は3本在籍のコンテナ貨物列車な中で最長の19両編成、真ん中のコキフ50000(国鉄時代)の他、国鉄末期~JR時代の反射板(左)が以下記事↓時点でしたが、加えて右のカンテラテールライト、3種類のしんがり”顔”を楽しめるようになりました。左の反射板も位置を低く付け替えています。

 

 

テールライト付着脱式コンテナを複数用意する筈でしたが、色々考えることあって固定式コキ50000が先行になりました。集電台車(集電銅板)の数が限られているのもありまして、台枠尾灯のコキ50000を先にやって様子を見ておこう って感じでした😁。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 DCCへ にほんブログ村 鉄道ブログ 電気機関車・ディーゼル機関車へ  Blog村へ

 

鉄道コム 鉄道.comへ