こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、ホームの延伸を目指して線形変更などあれこれやっています。

第4,5期の工事を終えて、ようやく本題のホーム延伸に取り掛かれる所まで来ました。

 

まず第4期は第3期の続き上の特急が停まる留置線が伸びた結果、下に停まる列車が見えなくなってしまい運転に支障アリと書いていました。

写真は対応後、PCに映し出したWebカメラ画像です。カメラを限界まで後退させ、高さを調整することで何とか上下を映し出せる形に..しかし後ろに下げたことで1階層右側の視界が遮られたので..

 

模型エリアそのものを弄り、写真の木枠などを作り変えています。床面の線路を敷いているベニヤ板が奥に折れ曲がった形状になっていますが、元々これに沿って木枠がありました。屈曲→ストレートに作り直して視界を確保した形です。上のWebカメラ画像からも分かりますが、で右5本の列車が全く見えなかったんです。これは運転上の影響大と苦労してエリアの構造ごと改造、レイアウトは何も変化ナシですが、かなりの作業量でした。因みにこの上には自作”斜め形状”本棚が乗っています。収納のドア開口を確保するため、こうせざるを得ませんでした。模型も含め、狭いスペースにパンパンに詰め込んでる感満載ですね(笑)。

 

作り直した部分は木枠の他もいくつかありますが、全て端材利用で節約しています。レイアウトや構造を変える度発生し山ほど余っていますので、どうしても新製せざるを得ない場合を除き端材を使います。ホコリ除けのアクリル板を貼っていますが、これも再利用です。四辺にマグネットシートを細くカットしたものを貼付けていて、磁力でくっ付きます。

 

写真の左奥にWebカメラを仕込んでいます。

 

1枚上の画像、カメラを今までより低い位置に設置せざるを得なかったので、上の特急など徐行運転でも急に画面に飛び出して来る形になります。ちょっと危なっかしいかも..ですが、

 

Webカメラを留置線入口側に切り替えて運転すれば大丈夫でしょと考えました。485系”ひばり”が進入するところです。12連の最後尾が隣の特急とほぼ同じ位置に来るよう停めれば奥の車止めに突っ込むことはありません。車両が出払っていてもポイントレールをクリアして停めれば大丈夫です。

第4期はここまで..一旦運転可能状態に復帰しました。

 

後日行った第5期はここ、1階層からのアプローチ線を左に大回りさせます。

第2期記事でどうやろうかなー みたいに書いていました

写真はEH500のアタマをクリアできることを確認しつつ線路を仮設したところです。R315mmの急カーブを覚悟していましたが、R348と381mmの組み合わせで何とかなりそう..

右奥に伸びる道床がこれまでの線形です。これまでEH500の上には本線ともう1本のアプローチ線、計3本の広幅高架が被さっていたので、随分見通しが良くなった感じです。

 

早速線形に合わせて高架橋を作りED78+EF71”重単”で入線試験です。第4期と同じく全て端材利用、1枚上の右奥へカーブする部分も一部再利用しています。27‰の勾配はこれまでより少しキツめ、左へ右へのカーブですから、重量編成の上り運転はちょっと苦しいかもしれないな..

 

しかしこの線は1階層へ戻る下り坂運転が基本ですから、先ずはこれで行きます。

坂を下るのはDD51 1184+タキ1900 磐西イメージの貨物列車です。

 

留置線を跨ぐ部分、作ってみたら意外と高さには余裕がありました。

 

第1期工事の時から写真を載せている本棚をぶち抜いて敷設している部分、左下から出て来たのが新設高架橋からのアプローチ線です。以前は画面右外を斜めに走っていましたから、だいぶ左にズレた形です。これで4本の線路が揃い、ポイントレールも左へ移設可能になったので早速実施しています。工事着手当時から随分変わりました。

画面右外にあったWebカメラも、柱を立てて移設しています。ポイントが画面左に寄った分カメラも左へずらさないと、ダブルクロスの目視確認が出来ないからです。

 

Webカメラとほぼ同じ位置から撮影したものです。現状奥の既設ホーム部まで186mmレール2本を挟んで繋いでいます。この分、ホーム延伸が可能になります。まだ仮設なので、赤黒のケーブルが見えています。ダブルクロスのポイント切換電流供給用、KATO製ポイントでは基本DS51K1 DCCデコーダーを内臓できるので配線不要ですが、ポイントマシン4台が入るダブルクロスだけは外付けのDS52を使用、配線が必要です。線形が変わると電源供給のフィーダー線も含め、ケーブル類の処理にも苦労します。

また左側、本線バックストレートの橋脚1本も少し弄りました。

 

片持ち式橋脚を1本新製し従来より微妙に高い位置へ..写真EH500の所に6番ポイントが来て奥に分岐するので少し高さを稼いでパンタ引っ掛けを回避する必要がありました。

バックストレートの道床厚さが変わる部分、右側は15mm集成材区間が続きます。

これは無理矢理増設する際、橋脚を立てるスペースがあまり無かったので、厚い板でしならないようにしている..実感的には橋脚が並んでた方がいいのですが・・・スペースの都合、仕方ありません。

 

こうしたことで橋脚を境に手前が僅かに下りに傾きます。後ろの旧客に対し、ED75が微妙に下を向きますよね。こういうのヤバいんですよねー

脱線等不具合の原因は縦方向、勾配が変わるところが多いという印象です。先日の新幹線320km/h運転の不具合もまさに勾配が変わる所でした。ジックリ試運転をやって問題ないか確認したいと思います。今の所全く問題なしですが、新幹線はどうかな?

 

早速E6+E5系 東北新幹線”はやぶさ・こまち”編成でテストランをやりましたが、どうやら大丈夫のようです。写真は延伸する(筈)の駅部に停車中、E6系の手前、ダブルクロスの端っこがチラと見えています。有効長一杯ですが17両編成がはみ出すことなく停まれそうです。

 

ここまであれこれやって、ようやく目的のホーム延伸作業を始められる所までこぎつけました。延伸が現実味を帯びてきました。

昔やった三角関数なるもので計算すると、今7.5度のカーブレールを使ってホームの直線性を保っている所、延伸した分6.3度を作る必要あり と出ました。ホームや線路の位置も全面的に位置が変わる、かなり難しいでしょうねー。

まずはこの状態で運転しながら、あれこれ考えてイメージ出して行こうと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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