こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、先日の東北新幹線はやぶさこまち、E6系とE5系の併結運転、

いよいよ換算320km/h、実車の最高速度運転です。

加えて連結面間距離を詰める といったこともやりました。

 

KATOのE5系(10-1663~1665)、E6系(10-1566,1567)が実車同様併結17両編成を組みます。併結部の連結面間距離短くなっているのがお分かりいただけるでしょうか?

 

最初に連結面の話をしますと...

E5系の10号車,E6系の11号車は、床下のレバーを写真右へ動かすことで先端部のカバーがポロっと外れ、併結用のカプラーが出て来て連結できる構造になっています。下のE6系がカプラーを出した状態、上のE5系はレバーが左側、収納状態です。黒くて見にくいのでレバー位置を緑↓で示しました。

 

両車カプラーを出して連結すると写真のような感じ、連結面間距離がだいぶ長く見えました。ちょっと違和感かなー..。

説明書にはE5系はR315mm、E6系はR282mmが最小通過(曲線)半径と書かれていますので、これらを通過できるよう配慮した設計と思われますが、見た目は開きすぎです。

Myレイアウトの本線は最小曲線半径R381mm規格(にいつのまにかなってた...)なので、ここまでカプラーを出さなくても走れる筈 と考えました。

 

そこで、写真のように連結面間を詰めてみました。だいぶ実感的になったかな。

何をしたかというと..

 

写真はE6系11号車の先頭部、下に写るカプラーパーツの緑矢印部分、グラインダーを当てて窪みを作りました。上の床下パーツに付く半円状の突起に窪みがハマると軽くロックされる構造です。矢印の右が連結器全出し、左が格納時状態、その中間に窪み=連結器の”半出しロック機構”を作って連結面間距離を詰めた形です。全出し機能も残るのでダメなら戻すことも出来るし、削り過ぎなきゃ大丈夫でしょ?と、割と気楽にやってみました(笑)。

E5系10号車にも同じように施工しています。

 

自作の窪みに当たって丁度レバーが中間でロックされる形、連結器のアタマだけ出る位置です。この状態で連結、運転しMyレイアウトでは走行OKでした。勿論最初から高速走行ではなく、低速から問題ないよね?と確認しながら段々速度を上つつテストしています。グラインダーかけだけで簡単に出来ちゃいました。慎重に小さい力で連結操作をしないとカプラーが引っ込んじゃう..は製品の全出し状態も同じです。

なお、レイアウトによって条件は違うと思うので慎重に、下記高速走行も含めもしやってみようという方がおられたら自己責任でお願いします。

 

そしてついに実車最高速度運転へ..

[はやぶさ・こまち 併結320km/h Short動画 1]

今回は320km/hまでスピード上げていますが、線形変更区間も危なげなく走行してくれました。DCC制御ですが多少はE5系、E6系の足並み乱れとかあるだろうとか心配しましたが、全く危なっかしさを感じさせない安定走行です。

 

しかしこれまでの300→320km/hに上げたことで別の所で問題が..

線形を変えていないところで脱線が起こる様に、、写真の箇所で毎回では無いですが最後尾、1号車が脱輪するようになりました。

ダブルクロス部で脱輪するので、DCCのショート検知機が作動、瞬間停電、瞬停止がかかり、幸いどっかに突っ込んで車体が破損するということはありませんでした(ホッ..)。

尾灯、室内灯が消灯しているのはショート検知機PM-42の作動状態だからです。

 

ここは駅の平坦部から本線上り勾配への移行が急すぎて脱線するんじゃないかな?と考えました。そこで写真手前側を5mmほど嵩上げし、上り坂への移行をマイルドにしたところ無事通過するようになりました。一昨日の前面展望動画走行時も既に施工済みでした。見た目は殆ど分からないほどの変化、微妙です。

 

[はやぶさ・こまち 併結320km/h Short動画 2]

画面外左側が嵩上げを行った箇所、難なく通過して来ます。

文字通りの爆走ですが、駅の列車待ちで”はやぶさ・こまち”の通過を見送る速度感と騒音はこんな感じかなー..模型はカーブがドギツいですけど(笑)。

 

[はやぶさ 単独320km/h Short動画]

連結部ではない1号車側の問題だったので、先にE5系はやぶさ単独で試運転していました。動画の順番は逆になっちゃいましたが..問題の箇所を順調に通過します。

 

一方嵩上げした箇所は、本線両側1階層からのアプローチ線と合流する箇所、嵩上げすれば1階層からの勾配はそれだけキツくなります。が、一昨日の動画撮影前、EF81 412の寝台特急富士 24系15両編成を牽引して空転無く上がれたのでひとまず大丈夫かな。

 

ということで国内最高速 スケール換算で320km/h運転できちゃいました。

感覚的にアブナイ速度なので頻繁にはやりませんが...今の所上記脱線以外の”事故”は皆無です。

駅ホームは古いタイプで新幹線仕様では無いですが、基本はED75やDD51など国鉄型車両走行ですからスタイルは変えず、17両編成が停まれるよう延伸を進めます。

今は1号車E5系のドアがホームにかかるように停めると..

 

E6系の17号車はホームにかからず締切扱い!? とあり得ん状態になっています(汗)。

これを解消して行きたいと思います。

 

E5系で300km/h運転がスムーズに出来ていなかったら、

きっとE6系導入は無かったでしょうねー(笑)。

この先はどうなる事やら...??

流れ的にいきなり国内最高速車両からの導入になりましたので、他のKATO製新幹線車両もきっと大丈夫でしょう。

一方TOMIXからも新幹線車両は多く出ていますが、残念ながら私の場合導入しないつもりです。DCCの特性上台車スプリング集電方法に難あり だからです。そのまま走らせて台車周りが溶けて来るも、最初から板バネ集電に改造するも、どっちにしろ高速走行にはかなりのリスクと思いますので、今の所KATO限定の方針(あくまでDCC制御だから)です...。なかなかバリエーションが増えないと思いますが、一方でお財布には優しいのかも...(笑)。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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