こんばんは。

今日はNゲージ鉄道模型ですが、線路に関する話です。前に書いた7.5度カーブレールを再び別の形に弄ることを思いつきました。

先日YouTubeへUpした前面展望動画ですが、地味に(笑) 線路の継ぎ目が減っているのがお分かりいただけるでしょうか?(動画は本記事下の方に貼っています。)

 

例えばこの部分(写真手前)などです。当初短いレールで継ぎ目だらけだったんです。

(車両は先日来編成構成を考えているED75荷物列車と、583系はくつる です。)

 

先日の記事→  Nゲージ 線形変更~7.5度のカーブレール 

の時、こんな状態でした。

ホーム途中のカーブを無くそうと思い付いた7.5度作戦、KATOのR481-15°(半径481mm15度のカーブレール)を半分にして7.5°にしたのが写真真ん中辺のレールです。規格外寸法になるので、その両端に短い端数線路をたくさん使って長さを調整していました。しかしこれだと通過時に ダダダダダン みたいなエライ継ぎ目音になります。

 

                                        

7.5度レールを採用した最初のYouTube動画(Vol.47)です。(まだ継ぎ目だらけの状態)

この部分は動画内 8:43 位で通過しています。順番が前後しますがホーム反対側の通過; 8:20 位も同様です。”ダダダ”っと連続継ぎ目音が聞こえるかと思います。

 

が、その後思いついたのは、何も7.5度カーブレールという単位で切る必要はないんだ と。

 

やってみたのは次のような手法です。

先ずR718-15°を半分に、もう1本、S248(直線248mm)も必要な長さに合わせて道床を切ります。(追記 写真に入れたR718-30°は誤りです。正しくは15°です。失礼しました。)

 

KATOの線路では写真矢印部、線路下に小さい切り欠きがありますが、これが道床に噛んで前後方向に動かないようになっています。そのためこちら側の線路を無理に引き抜こうとすると道床を痛めてしまいます。この加工がなされているのは片端だけなので、反対側は道床を切ればスーッと抜けます。

 

写真下側、残した直線部に、R718-15°を半分に切った道床を差し込んで接着剤で固定します。残した直線は必要な長さ=89.5mmでした。

この作戦の良いところは改造元の線路長以内ならどんな半端な長さの線路も作れるところです。

 

線路を必要な寸法に切って、ヤスリかけて、ジョイナーをハメれば完成です。

都合 S89.5+R718-7.5° ということになります。ムチャクチャな寸法の線路ですね(汗)。

曲線に端数で補っていた直線分を足しちゃおう という発想です。(なので表題は”プラス”でした(笑)。)

 

ホーム反対側用(上)も直線の道床を差し込み、貼り付けて必要な線路を作ります。

 

複線分2本づつ作って取り付けました。(必要な直線の長さは微妙に異なります。)だいぶすっきりしたと思います。長さを稼ぐためというのもありましたが、このホーム製品も曲線側はR718に合わせて作られていたのも好都合でした。

なお写真最下部などはR481-7.5°でないとホーム幅に合わず カーブ左側の直線までカバーするには長さが足りなかったのでそのままです。(R481-15°は元々の線路が短いので..)

 

                                        

これでつい先日UpしたVol.49動画の状態になりました。(継ぎ目削減後) 

弄った部分は 12:04 および 12:19位に通過します。ダダダダ~ が無くなりすっきりしました。

 

この作戦は直線だけにも使えるわい と..

動画でカメラ搭載車が上がった写真の部分にも94.5mmという変な寸法の直線線路を作って端数線路を廃しています。枕木の間隔が変になるのは仕方ありません。

 

こうして方々にこの手のレールが増殖し、出来る範囲で細かい継ぎ目を減らしています。変な寸法の線路が山ほど出来て..線形をちょっと弄ったりするときには頭の中パニックになるのは必至です(爆)。また、使っていた細かい端数線路が余りまくり... ですがスッキリ化効果は大きいかな と思っています。

 

なお、この作戦はKATO線路限定かと思います。TOMIX等他社製は別な作戦で同じようなことが出来るかな?扱ったことが無いので分かりません。

 

以前書いたかもですが線路は(線路も?)全てKATOを採用しています。これはDCCを知ったのがKATOのHPからだったのと、4,6番ポイントには写真のようにDCCポイントデコーダ(DS51K1 左下の赤いシュリンクフィルム)が納まり、この配線手法では線路から切換え電源を取るのでポイント切換用配線不要との記載があった、これが大きいです。しかしこうしてある程度自由におかしな寸法の線路を作れるようになったので、規格の違うTOMIXを混ぜてみるのも面白いかも とかも思います。ダブルスリップとかKATOには無いラインアップがありますからね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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