こんにちは。

Nゲージ鉄道模型が続きます。ついにこの機関車に手を付けました。EF64 1000番台(KATO 3023-1大幅改造車)です。実車に合わせてジャンパ栓ケーブル、ホース類フル装備化しました。かなり苦労、キワドイ工作になりましたが...(汗)

 

右が施工後の1032号機、左の1027は未施工です。全然感じが変わりました。ロクヨン1000はこの重厚感でしょう..(笑)。

やったのは最近よくやっているカラーワイヤー挿入作戦ですが、問題はボディー下部に2つ並ぶKE70,KE77ジャンパ開放栓でした。左のように製品は”閉”表現だったんです。

 

以前Upした実車写真を色調補正して再Upです。開放栓は”開”でケーブル装着、ホース類もフル装備のてんこ盛りでこそ山男EF64 1000、これを再現したいよなー と思いました。

最近KATOからEF64-0番台の発売がありましたが、これのバリ展で1000番台も期待薄かなー と思い。同じEF64を名乗りますが、0番台とは全く”別物”とも言える違いようですから..

ジャンパ栓の数はEF71,ED78の10個(開放栓受含む)には及びませんが、ケーブル、ホース類は私の知る限り最多装着数です。両End共フル装備も交流電機と異なるところです。

 

さて、その開放栓の”開”化から始めます。

下に小さく写っていますが、KE70,77開放栓パーツは挿し込み式の別パーツになっています。これを外して挿し込みの突起などを削り落とすなど加工して使います。これを斜めに取り付けるには右に写っている1.0mmの三角プラ棒を使います。

 

2.5mmほどに切り出して、0.5mmの穴を2つ開けます。ケーブル表現の挿入口です。

この作業、難しいです。同じ三角棒を2本プラ板に貼りつけた”加工台”を作って対応しました。

黒く塗ったのは穴を空ける材が”保護色”になってよく見えないためです(笑)。

 

これをボディーに貼付け、更にその上から付いていたジャンパ開放栓パーツを貼付けて表現しました。スカート部のKE70,77は”開”表現にしていません。これも銀河モデルのパーツなどで表現したいところなのですが、上下キワドイ加工をしたものを硬質のケーブル(ケンタカラーワイヤー#27 鉄線)で結ぶのは難しかろうと。ケーブルを整形しているうちに上下どっちかを壊すと思うので...(汗)。最近やっているTOMIXのED75も同様の事情です。もう少し柔らかいケーブル材料は無いか?など考えたいと思います。

 

このジャンパ開放栓に接続する2本はこれまで通り0.4mm径のものを使いましたが、ホース類などの表現には少々太すぎる気がしたので、今回新規導入のケンタカラーワイヤー(黒)#28を使用しました。実測で0.33mm程でした。

 

この径なら0.3mm穴で行けるかな?と余剰スカートパーツで試そうとしたところ、1発でドリルが折れちゃいました(泣)矢印部、スカートパーツに折れたのが刺さったままお釈迦です。

予備の0.3mmドリルも無かったので、今回の施工はこれまで実績のある0.4mmドリルを使用、ユルユルなので少量の瞬間接着剤を使用して固定しています。

 

この製品には連結器の解放テコも付いていなかったのでこれも表現します。余っていたTOMIXED75のものを使いました。ボディー最下部に穴を空けて差し込むのはリスキーと思ったのでカプラーパーツ側に固定、0.5mmの穴を空けて挿し込んでいますが、穴を空ける位置が奥まっている分、挿し込みが浅くなるので接着剤で補強です。ボディー下部に目立たないように切欠きを入れて干渉をクリアしています。

 

こうして両Endにケーブル、ホースフル装備、解放テコ追加を終了しました。

ロクヨン1000らしくなったかな、と思います。

 

KATOのEF64 1000 品番3023-1は一昔前の構造でしたが、前に書いた通り動力ユニットをEF81(KATO 3066シリーズ)のものに交換しています。集電不良が多発したので..。

3023-1のパーツはボディー、カプラーパーツ、台車の枠のみ、あとはEF81のものになっています。3023-1の”大幅改造車”です。旧台車枠を新動力台車に無理矢理装着するなど我ながらかなりムチャクチャやっていますが(笑)、今も順調に走っています。

DCC基板ははDZ125(写真下、赤いシュリンクフィルム撤去)です。ロクヨンはドーム状の屋根があって基板を収められるのでこうしています。写真上のEF81にはDN163K4a装着、高価なので余ったDZ125を有効活用して節約しています。

このDN163K4aは起動が遅い、マスコン捻って暫くしないと起動しない件、ED62の記事(最後の方)に書きました。が、DZ125搭載のEF64は即起動します。同じEF81の動力ユニットに載せてこの結果ですから、起動が遅いのはDCC基板の特性差 であることを改めて認識しました。

何か設定を変えることでDZ125と同様の挙動にしたいのですが..今もどうすれば良いのか分かっていません。

 

EF64 1000の在籍は2両、残りの1027号機にも施工しなきゃ。

ふぇー という感じですが、見栄えの差は大きいと思うので、頑張るかな(笑)。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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