こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、先日実車写真をUpしたED62牽引の貨物列車の話です。貨車も少し手を加えよう..から始まったものの、話は脱線してKATO/TOMIX異メーカー機関車の重連運転へ..(笑)。

 

こんな編成が在籍しています。ED62 3(KATO 3084)+タキ25000(TOMIX 2776)+ホキ5700×4(KATO 8071)、1度だけ実車撮影に行った飯田線貨物列車のイメージです。

最近自作室内灯入れと共に色々車両を弄っていますが、これだと室内灯入りの編成に偏り、貨車が置き去りになるな と思ってホキ5700の改番に着手しました。貨車は被っている車番の改番作業が主になるかと思っています。

ホキ5700は背後に写るDD51重連 八高線編成にも使用、一緒に作業していましたがDD51はジャンパ栓やエアホース表現が難関で、ブレーキ管ホースを1本付ければいいED62の方が先に仕上がっちゃいました。パンタの色入れなども行っています。

 

先日弄ったC62ニセコ編成との並びです。紛失していたパーツが届き、C62のボディーには金色に輝く安全弁が2本、元通りになりました。

この機関車2両 CとEDの違いがありますが”62 3”は同一ナンバー。DCC-ID(車両アドレス)は基本形式、車番を連想しやすいように付番するので被ってしまいます。同一DCC-IDでは両方同じように動いちゃうので、C62を”623”、ED62を”6203”としてダブりを回避しています。一桁車番だったからセーフ(笑)。

 

機関車に続く貨車はタキ25000 LPガスの長ーーいタンク車です。飯田線貨物に繋がっていました。

元々車輪を黒色化、カプラーをMicroTrainsに換装して走っており、今回は手を加えていません。

 

この後ホキ5700の話 になるはずだったのですが...

ふと思ったのがこれ、実写真で撮影した次位機片パン下げの回送扱い重連を再現したいなと。

 

実車記事でUpした写真の再掲です。先頭は模型と同じ3号機の回送重連でしたし、タキ25000、1900、ホキ5700が数両繋がっているように見えます。My模型編成に近いので重連やりたいなー、と。

 

模型のED62は元はTOMIXの9115、2011年購入から6年走りました。が集電不良等なかなか安定して走ってくれず、2017年にKATO品が入線して交代、TOMIXは休車になっていました。今回重連次位専用でこれを使えないかな?と思いました。

 

先ず考えたのはTOMIXをトレーラー化しちゃおう と。元々調子が悪くて交代しているので。

最初は左側、ギヤの一部と集電板を抜いてゴムタイヤも外してトレーラーとし走行試験をしましたが..

 

車体が重く、走行抵抗が大きいため、強力なKATO最新設計機牽引でも写真の24‰勾配区間は上がれませんでした。重たいんだろうとモーターも抜いて見ましたがこれでもダメ、走行抵抗が大きいところにモーターを抜いて軽くなったためか車輪が回っていない、ズリズリ引きずられている感じでした。

 

左がKATO、右がTOMIXの台車です。どちらもギヤが入ったパーツにギヤ付動輪をはめ込む構造は一緒ですが、KATOははめてもユルユル、電車や客車などと同じピボット集電式で台枠に固定された集電銅板に動輪軸の先端だけが接触する為走行抵抗が小さいです。ギヤを抜いて線路上で押すと台車は転がります。KATOはだいぶ前の車両から機関車にもピボット集電が採用されています。

一方TOMIXはギヤパーツと太い動輪軸が直接接触、集電板も直接上から動輪の軸を擦るため走行抵抗が大きい、ギヤを抜いて線路上で押しても全く転がりません。

動力車の場合モーターの回転力が軸に伝われば良いわけで、車軸の走行抵抗が大きいのが一概に悪いわけでは無いと思いますが、TOMIXは今回のようなトレーラー化は厳しいようです。

 

ということで、何とかDCC制御で歩調を合わせた運転をせざるを得ないようです。

写真上がTOMIXのED62 4、ゴムタイヤ外しは継続で、ギヤと集電板、モーターを戻しました。

下がKATO、余談ですが製品のヘッドライトがムチャクチャ暗かったので緑矢印部、アクリル板を加工した自前の導光板を仕込んで輝度Upを図っています。

DCCデコーダーはKATOが青いDN163K4aです。TOMIX 赤いDZ125が入っています。

メーカーもDCC基板も、上述の通り車輪の走行抵抗も全く違う、同形式ながら異種機関車の重連、

DCCパラメータの調整には苦労しました。

 

DN163K4シリーズにもちょっとなー と思う所はありまして..

起動の反応が鈍いんです。ちょっとマスコン捻っただけじゃ動かない、ある程度捻ってしばらく待っていると動き出すという特性があります。例えば馬鹿デカイ電解コンデンサーでも搭載していて、これへの充電が完了すると動き出す みたいな挙動です。実際でっかいコンデンサーなんか入っていないわけで、何らかのパラメータ設定なんだと思いますが、調整の仕方が分かっていません。

DZ125を始め、他のDCCデコーダーはマスコン捻ればすぐに動き出す..こっちの方がいいんだけどな。

 

とはいえ、起動反応が鈍いのを改善する方法が分からないので、DN163K4側の挙動に合わせるしかありません。以下DCCをやられていないと 何のこっちゃ?かも知れませんが(すみません)

スピードテーブル(スピードステップごとに電圧を調整できる機能 CV67~94 28段階)を使って、

KATO搭載のDN163K4a は最初の方のステップに大きい値を入れて、出来るだけ早く起動するように

TOMIX搭載のDZ125 は最初の4ステップ(CV67~70)を0に設定、その後上げて行くことですぐに起動しないように   と調整して、BEMF設定調整なども行って、、

ようやく大体の歩調が合う所を見つけ出しました。

 

これが休車状態の箱から出したTOMIX もちろんKATOとの歩調は全く合わずのボロボロでしたが..

 

上述DCCデコーダーパラメーターを調整し、外観も銀車輪の黒入れ、パンタの塗装とKATOに合わて、

 

重連運転が可能になっています。今のところ順調に走っていますが、元々調子が悪くて交代した経緯があるので、長期的にはどうかな?

ひとまずは楽しめそうです。留置線の有効長に余裕があったので、暫くこの編成で様子を見てみたいと思います。

 

ホキ5700については八高線DD51貨物の記事で書きたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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