こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型 グリーンマックス(以下"GM"と略記)の西武2000系の話です。

自作室内灯は整備済みでしたが、チラつきが多発するのと、気になるところもあったので再整備してみました。

 

ウチの2000系、今現役なのは20両です。今や唯一の現役GM車が西武2000系ファミリーです。

左から..

8両固定編成 2093F (品番4400)

6両固定編成 2015F (品番4233 他?)

4両固定編成 2529F (品番1234S)

2両固定編成 2407F (品番4489)

併結天国?の西武らしく両数の違う編成をそろえています。通常2+8、4+6の10両編成2本での運用です。

このうち2093Fについては以前書いています。一部内容が重複しますが、今回は初期型6両の2015Fを弄ってみました。

 

この製品でした が、何故か車番をインレタで弄った形跡があります。記憶が飛んでますが何かとっかえひっかえをやったのかな?

 

この写真は床下パーツを3つ並べていますが、一番上が製品に付いていたもの、2番目がKATOの西武101系の足回りを改造した現在の姿、そして3番目がGMの最新仕様、今回一部車両を換装します。101系は3ドア車なので、座席パーツも3ドアです。この辺が表題の”ちゃんと4ドア化”に絡みます(笑)。何でこんなことになっているかというと...

 

同じ並びで裏側です。上の製品に付いていたものは、集電銅板が車軸を擦る構造なのがお分かりいただけるでしょうか?走行抵抗が大きくて私の所の坂を上がれなかったんです。なので旧式ながらピボット軸受けで走行抵抗の小さい西武新101系の床下を2000系仕様に変えた2番目で運転しているのが現在の姿です。が、一番下、GMさんの台車が数年前から格段に進歩したんです。KATOと同じピボット集電化され走行も滑らか、集電性能も良好、”板バネ式”なのでDCCでも問題なし です。なので最近はGMの新仕様にしていく方向です。

 

さて、この先座席表現などを入れて行くことを考えていると、この4ドア車に3ドアの座席パーツは気になります。ドアと座席の位置が合わない..

 

で、ちょっと前になりますが、ホビーセンターKATOさんで目に付いたのがこれなんです。仙石線205系の床下セット、4ドアの座席パーツが付いていました。これ西武新101系と同じ構造に見えたので、行けるかも..と思い買ってみました。この辺が通販ではなく、実際見て買う良さだと思います。このパーツは値段もリーズナブルでしたしね。床下機器パーツは余っちゃいますけど..

 

読み通り..ピタリ合いました。これで座席だけ3ドアのインチキ状態を解消でき、ちゃんと4ドア化出来たことになります(笑)。

左端に付いていたKATO室内灯ユニットを挟むための突起はバッサリカットして、集電銅板を標準仕様に作り変えました。

 

改造前はこんなだったんです。室内灯ユニット用の突起を残したまま銅板を上へ折り曲げただけ、異種メーカーの床下とボディーを無理矢理合わせているので、屋根からの自作室内灯集電銅板との密着が悪いのがチラつきの原因なんじゃないかな?と考えました。

初期の室内灯改造はこんな感じでしたが、1枚上、銅板の山折りを入れることでバネの要素が生まれ、密着が良くなります。散々やった自作室内灯入れの過程で気づいた知恵です。

 

一方、先頭車は4ドア座席パーツが手に入りませんでした。KATOの照明ユニットを付ける構造(左)もそのままです。

 

これは買ってあったGM最新仕様床下、台車パーツへ換装することにしました。

台車、床下パーツ 結構高いので全車分では無いですが、いくつかは買ってありました。

はめ込み式の座席パーツ、箱が3つに見えるのはウーンですが、4ドア仕様です。

自分で塗装して白色系化しています。

 

先頭車2両はGMへ..FS072/372台車の表現がKATOとGMでだいぶ違うんですけど、Tc(FS072)はGM、M(FS372A)はKATOという住み分けはなんとなく出来ます。床下機器もこれまでのKATO床下に付いていたものを移植しました。

今まで入れていなかった側面方向幕のシール貼りもやりました。

 

モーター車は..西武新101系のものですが、窓下ギリギリの高さで元々座席表現が無いに等しいので3ドア、4ドア関係なし です(笑)。KATO室内灯支持用の突起を削り、右端の集電銅板を最近のやり方、絶縁テープを貼って下に折り曲げる方式に変えました。

 

こうして整備した2000系初期車 4両の2529Fと組んで試運転です。銅板の形状を弄っただけですが、随分チラつきが収まった感じがあります。暫く運転して、同じ新101系の足回りを多く使っている8連の2093Fの施工方法を考えようと思います。今回の編成分は足りましたが、205系の床下パーツが品切れのようなので、別の手になる可能性が高いんですが..

前面スカートもあった方がいいのかなー。側ドア窓枠金属押さえ表現ですから、多分1996年の更新工事後の姿、この時多分スカートも付けられたんだと思います。パーツがどっかで眠っている筈なので掘り出さなきゃ..

 

2015Fは既に廃車になっています。初期型の6連、グロベン(グローブ型ベンチレーター)搭載は2027Fだけになってしまっています。でも数は減りましたが今も新宿線4+6連運用は健在で、4連と組んで稀に2027Fが入っているんじゃないかと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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