白内障の手術をやりました・・取り敢えず左眼だけね!

世間では日帰りOK!!と言うのも有りだそうだ

病院が近ければ何かの時にすぐ行けるから良いけれど、遠いので念のため2泊して来た

アイリーアと言う眼への注射を年に3〜4回やっていて、最近は痛み(注射の痛みでは無く目のまわりの消毒で看護師さんにゴシゴシやられ、眼にも水やら消毒液やらジャバジャバかけて流すものだから、それが後からジワジワと痛み出してくる)と恐怖感が増えてきている 

それで、白内障では、注射で眼球の中身を吸いだして他の液体を注入して、開けた穴の上にレンズを乗せるのだそうな・・・聞いただけで恐ろしくなって尻込みしていた

しかし、先生から早くやるように言われてしまった

それで今回決心したわけだが、1,000人に2人か3人、手術出来ない例があるらしく、自分はそうではありませんように、無事終わりますように願った・・・

結論は、と言うと意外とアッサリでアイリーアの時のような痛みも無くって、2泊の入院が骨休みと言うか気分転換と言うか、音楽を聞きながらリフレッシュして帰ってきました



白内障が進むと、見るもの全部が霧で霞んだような見え方がしますけど、手術をするとスッキリ、クリアーな鮮やかな色が蘇りました ずいぶん違いますね!


只、部屋が2人部屋だったものだから、もう一人の患者さんには閉口した

1日目の夜、イビキと寝言と音のでっかいオナラの三重奏で、こちとら寝られたもんじゃ無かった 

2日目の夜、消灯時間は過ぎたのに眠れないのか灯りを付けてスマホでゲームをやっている

お菓子を食べたり飲んだりする音もシッカリ聞こえてくる・・・

ようやく眠ってくれたかと思ったら、今度は大きなイビキ・・・

まぁ、手術も楽に終えたし痛みも無く気分が良かったものだから、夜寝られないくらい、たった2日間のことだからと余裕で過ごすことが出来た

病院へは、懐かしい60年代から80年代辺りの洋楽の録音したものを持ち込んで四六時中聞いていたが、曲ひとつひとつに思い出があって、若かりし頃が思い出されて・・・

体そのものや体力はこれから下降線で致し方ないけれど、もう一度、第二の青春を悔いなく過ごしていきたいと、今までやれなかったことにチャレンジしようと、ジワジワと静かに湧き上がるものを感じながら、退院してきた次第であります



第二の青春なんて粋がっているものの、やはり年齢には致し方が無いものがある

どうも、頭の中で想像空想が先行してしまい、必ず一旦は躊躇と言うか迷いが出て、まぁ良いかとか、今度にしようとか、即行動に移す前に妥協して終わってしまう 

古い話だが、6月に二度目のビワイチ(とは言え琵琶湖大橋から上半分の琵琶湖1周)をやった時も、テントも積んだ、シュラフも持った、ガスバーナーや食料も、全部で10キロ近い荷物を積んでいた 

何処か適当な所にテントを張ってバーナーで炊飯して夕食して夜は星を眺めながら静かに眠りに就こうなんて・・・粋なストーリーは出来上がっていたのだが・・

キャンプ場はまだオープンして無くて適当な場所を探しながら、ここは汚い・・ここは目立ち過ぎ・・空き家の隅っこ・・ここは良さそうだけど、もし誰かに見られて不審者だと思われたらどうしよう・・・なんて、

幾つも幾つも通り過ぎて、結果的にはビジホに渋々泊まることになってしまった 

第二とは言え、あの青春の意気込みはどこへ行ってしまったんだ 

 





知多半島の新四国88ヶ所を自転車で巡った時もそうだった 

勢いよく、砂浜の適当な窪みの目立たない所でバーナーでお湯を沸かしおにぎりとラーメンで夕食を済ました

テントこそ張らなかったものの、シートを敷いて寝袋に潜りこんで、星空を眺めながら波の音をBGMに眠りに就こうなんてしゃれ込んでみた

しかしながら汗でネチャついた体がどうにも気持ち悪くって眠りに就けそうもない(この辺りはやはり20代の頃とは違うのかなぁ)・・・仕方がない

止む無く撤収してまた自転車に積んで最寄りの駅から、やっぱし家に帰ろうかなぁ・・弱気になってしまう 

結構まだ電車も込み合う時間だった 

大きな輪行袋は乗客の迷惑になるだろうと時間をつぶして遅い時間の電車にしようと思った 

駅前の居酒屋が扉を開け放して道路沿いにまでテーブルを出して賑わっている 一人で居酒屋なんて・・・家でも晩酌などしたことは無いのだが、何と無く引き寄せられては入ってみた 

ビールがこんなに美味しいものとは、初めての体験だった

自転車を漕いで疲労したっぷり汗をかいたからだろう

しかも中ジョッキで2杯もいけた、第二の青春、冒険での、細やかだが素晴らしい良き思い出となった・・・六十路の青春万歳!!

26インチのママチャリと20インチの折りたたみの中間の、24インチの折りたたみを用意した

ロードバイクにすればカッコイイ!んだろうけれど1ヶ月近く1300キロの長丁場で沢山の荷物を積んでとなると・・・いろいろ考えて24インチに決めた

それに1番肝心なのは、四国までを電車で行くには折りたためて、輪行出来ることが絶対条件だった 

一般的な折りたたみの20インチでは荷物が余り載らないし、長距離走るには厳しく思えたから



琵琶湖輪行時のもの

オルトリーブ・・・自転車旅行する人たちには超人気の完全防水のバックを自転車後ろの両サイドに付けて、1ヶ月に必要なキャンプ用具炊事用具着替え水食料など諸々を積んで走ることになる 

先日オルトリーブに必要な機材など12キロほどを両サイドに振り分けて積んでチョイと走ってみた

再度に同じ重さで振り分けて載せなかったからか、自転車がブレて走りずらかったし、空荷のときと違ってスピードが全然出ない 

揖斐川から根尾川沿いを走り、適当に橋の下なんぞでお湯を沸かし食事を摂り、周囲から目立たない適当な場所があればテントを設営して野宿してみようなんて思っていた 

ここはダメだ降りられない、ここはチョッと汚すぎ、ちょっとここでは目立ち過ぎだなぁ・・・なんて、あちこち見て回ったけれど思うような所が無かった

今さらながら・・10代20代は羨ましい、街なかの公園だろうが河川敷だろうが堂々と野営などして、日本1周とかチャリで旅行してるじゃないか 

第二の青春とは言え、この年齢になると「モシモシ・・」なんて職務質問されちゃうなど、ちょっとなぁ・・

ホント!世間体と言うか色々気にしちゃう訳です

四国自転車遍路・・・前途多難ではありますが、只今予行演習と脚力アップに頑張っております