雪が…
早朝(昨日の深夜かな?)から、実家に帰るべく、国道6号線を北上…あれは…守谷あたりだったかなぁ?
車体に当たる雨音が変化したのに気づいた。
パチパチ…カチカチ…
どうやら、雨が夜更け過ぎに、雪(霙)に変わった模様…ぜんぜんロマンチックどころではない…(#-_-)
福島県まで行かねばならんのに、4月半ばの関東圏で雪て…orz
ワシは変なルートで帰るので、6号から354号へ乗り換え、休憩地点にしている、さかいの道の駅へ向かう。
…完璧に雪になった…orz ハイビームを灯すと、地元で何度も体感した、雪がガンガン、クルマに向かってくる、あの状況が再現されている。
『…ここまだ東北じゃないよね?』
悲しいかな、先日、夏タイヤに履き替えたばかりの愛車は、どこまで耐えてくれるのだろうか…
道の駅につき、トイレ休憩。いつもの光景だが、車内泊していると思われる数台のクルマが、駐車場にはあり、
その上には、2~3cmの積雪が…w
きっと、起きた人たちは、驚きや絶望に駆られるのだろうが、もう少しだけでも、その心地よい眠りの中で、
幸福感に包まれていてください♪
すでに『ボタ雪』(でかくて重くて湿った雪→メチャメチャ積もるw)だった。
354号に戻り、新4号に乗り換える…すでに車道の中央には、雪が残るようになっており、路面の状況は最悪
だったが、周囲のクルマはお構いなしに、余裕で80km/hrオーバーだorz
午前5時になるころ、周囲が白み、状況が明らかになってくる。
『バカじゃなかろうか…降り過ぎだっちゅーのorz』
自分ではどうしようもない状況に苛立ちを覚えつつ、仕方なくクルマを走らせる…北上するにつれ、雪の量はさらに増し、那須に入るころには、路上に雪が積もるようになっていた。
プロのドライバーたちの一部は、安全を考慮してか、すでに運転を止めていた。路肩や駐車スペースに、大型車が並んでいる。
こんな時期にこれだけの積雪など、誰にも予想できなかったはず…このあとの行動を計りかねているのだろう。
プロがあきらめる状況で、自分にも決断がせまられていた。このまま進むか否か…いつも何気なく通過している
連続カーブで感じた、明らかなスリップ感…ヤヴァシ…コワシ…
帰りたいorz(どこに?)
タスケテ…パトラッシュ…(なぜ!?)
長時間の運転による疲労から、思考がヤヴァイ状態に…危険が危ないってくらいに…
『死ぬのが怖くないのかっ!?』ってくらいに、飛ばしてくる車を2車線になったところでかわし、ようやくノロノロ運転に移行。なんとか白河まで着いたところで、コンビニへ…
実家に電話して、状況を確認しようと、携帯を取り出す…すると、何かを知らせるシグナルの明滅が…それは、メール着信に設定している青いLEDの知らせだった。
そんな時、すごいタイミングで実家から電話がw(虫の知らせ? ちなみに、ビクッとなったのは内緒ですw)
『こっちは15cmくらい積もってるw』
「w…じゃなぁ~いっ!!(>д<)」(心の声)
…『こっちもそんな状況です』
いろいろ検討した結果…トロトロ路線でこのまま帰省を慣行することに…
『気をつけてね、急ぐことないから…じゃあ b 』
ふぅ…続いてさっきのメールをチェック…さて、相手は…おぉ、リアフレでもある、『関東在住の皐さん 』ではないか…なになに…
「朝も早よからスマンね(所感:いえいえ♪)…雪(絵文字で雪だるまw)だから気ぃつけてな(>_<)ゞビシッ(絵文字で警察官?)」
…メール本文より、ざっくりと抜粋w
なぜか、ここで冷静に邪推してみる…うーん、雪降ってきたの、深夜だよね?…さては、夜更けまでお楽しみでしたね♪(MHF的な意味でw)
もうっ!(>_<)ゞビシッ…じゃないお、こっちはパトラッシュの手まで借りたい状況なのにぃ…orz
…ピッ…ピッピッピ…送信…ピッ
「おはよう ありがとう気をつけるよ って、もう雪の真っ只中です…orz 無理せず進みます 通信おわり」
…またざっくりと抜粋w
ジーン…テンパッてて、あんまり余裕ないけど…ジーン…としたのっ、ウソじゃないもんっ…orz←?
大変です。『ごめんよ、ララァ…ボキには、まだ帰れるところがあるんだ…』的状況ですw
死亡フラグを疑いながら、意を決して発進です。アムロにはピチピチのパイロットスーツしかなかったけど、こっちはまだ、MSに乗っている状態ですから、全然余裕のはず…エアバックノオセワニハナリタクナイ…
さぁ、できる限り神経を研ぎ澄まし、車体の挙動や、ブレーキ等からの反応を元に、スポーツ走行よりも気を使う、『戦慄の雪道ドライヴ』に突入しなくてはなりません。
雪国の人にはわかるかもしれませんが、圧雪というのは非常に厄介です。まぁ、全面を覆っていれば、スノータイヤ等の冬装備で何とかなるんですが、中途半端に溶け、突起として残っている圧雪は、その凶悪さが100倍(おおげさ?)にも…w ましてや、自分の愛車が夏タイヤとなれば、もう…
突起の上では、接地面が極端に少なくなることで、グリップが皆無になり、その上でブレーキングなんかしようものなら大変です。左右のタイヤの下の状況が不一致だったら、ステアリングを切らなくても、曲がったり、回ったりと、非常に危険なんですが、低速走行することで、ある程度の抑えが効きます。
MT車なので、減速時は極力エンジンブレーキでジワジワ減速させ、高めのギアで走行するようにして、ホイールスピンを抑制。発進時も1速は半クラで初動のみ、すぐセコに入れて、半クラ加速という感じで我慢しながらの走行。
ぶっ飛ばす(アホな)クルマには道を譲り、トロトロ走るトラックの後ろを狙って、何とか無事に目的地へ(ホッ…)
何事も無かったので、良かったですが、本来なら那須で北上をやめておくべきでした。(反省orz)
雪道の怖さを知っている人で、今日の福島県の状態を把握している人から見れば、今回のワシの行動は無謀以外の何者でもないと言われると思います。ごもっともです。
明日、天気がおかしいようなら、無理せずに、日程を変更し、安全最優先で関東圏に戻ろうと思います。
ワシの文章では、全然伝わらないでしょうし、ワシは危険な状況でも慣行してしまったので、説得力はゼロですが、雪道では無理せずに、可能なら走らないくらいの気持ちで、臨むのが良いかと思います…。
皆様、お気を付けを…。