アンデルセンの親指姫。

小さい頃絵本で読んだと言う人が

多いのではないでしょうか?

 

絵本など、子供向けの童話って、

肝心なところが省略されて、

誤解されがちなんですよね。

 

親指姫って、理想の結婚相手を探す話だと

思っていませんか?

 

それは違います。

 

最後にツバメに、南の花の国につれてきて貰い、

そこで、妖精の王子様と結婚します。

ここでハッピーエンドなのですが

 

単に、見た目のいい、

身分の高い王子様と玉の輿?

いや、親指姫はそんな浅い話ではありません。

 

最後に親指姫は、

大きな白いハエの羽を

つけて貰うんですね。

この羽が重要。

 

 

 

 

羽は自由の象徴。

 

親指姫は、眠っているところをヒキガエルの母親にさらわれ、

勝手にお嫁さんにされ、

その後コガネムシもネズミもモグラも、

親指姫の意思を全く尊重しないんです。

 

つまり人間社会でいえは、人間扱いしてないということ。

そんな世界で、親指姫は自由と人としての尊厳を

奪われてしまっていたのです。

 

花の国妖精の王子は

親指姫に結婚してくれますか、と

意思をきちんと確認し

親指姫が、はい、

と、返事をします。

 

いや、それが普通ですよね。

笑笑

 

さらって無理やり結婚とか、

助けたから、その人の意向で結婚なんて

常識的に一般的な現代の社会では、

ありえないですよね。

笑笑

(現代でも国や、地域によっては、女性の意思に反した

結婚の風習もあり、問題視されているようです。)

 

 

羽をもらったあと、

親指姫は、マイヤーという名前をもらいます。

これもようやく一人の人間として、

認めてもらったということなんですよね。

この最後の大事なシーンが絵本などでは、

省略されがちなのが問題ですよね。

 

親指姫は、自由と人間としての尊厳を

取り戻した話なんです。

 

すべて私の独断と偏見ですので、あまり気にしないで下さい、

 

 

 

 

 

 

 

アンデルセン 親指姫 講談社 青空文庫