「行け 尼寺へ!!」

 

これはわりと有名な台詞ですね。

ハムレットがオフィーリアに叫んだ台詞。

こんなことを言われては、

オフィーリアは本当に傷ついただろうな。

もちろん、オフィーリアも、ハムレットの様子が変なことに

気付いていただろうし、

言葉通りには受け取ってなかっただろうけれど。

 

 

 

 

 

そもそも何でこんなにハムレットが怒ったかっていうと、

オフィーリアがハムレットから今までに貰った

贈り物、手紙を返したからなんです。

 

なぜそんなことをしたかというと、

父親のポローニアスにそうするように言われたから。

ポローニアスは王に仕える廷臣。

娘のことがスキャンダルになったら大変。

娘の気持ちなんて考えてない。

まずは自分の保身が優先。

 

オフィーリアは父親に忠実だっだけ。

ハムレットは、それをもちろん見抜いた。

 

でも、ハムレットはこう思った。

オフィーリアは父親のポローニアスの言うなり。

つまり、彼女はポローニアスや、

国王グローディアス側にいる。

 

しかも、この時、ポローニアスと、

国王のグローディアスに話を聞かれていて、

オフィーリアはハムレットの気持ちを探るための、

駒として利用されていた。

ハムレットも気づいていたのだろう。

だから、「父親はどうしている?」

オフィーリアは「家におります」と答える。

「鍵をかけておけ、外で道化をやらないように」

等と言っている。

 

ハムレットは、狂気を演じて、

彼女を試すような辛辣な言葉を

まくし立てた挙げ句に、

行け!!尼寺へ!!と何度も叫びます。

 

オフィーリアに裏切られたように思った瞬間、

母のガートルードが再婚したことと重なって、

女性不信に陥ったような態度をとる。

怒りと言うよりは、

そのような状況に絶望した、

といった方がいいかもしれない。

 

ハムレットがオフィーリアに浴びせた言葉とは、

会話がポローニアスたちに聞かれていることを、

おそらく察していたから、

本当はオフィーリアではなくて、

歪んだ宮廷社会へ向けられた言葉だった。

 

尼寺へ…

本当はオフィーリアを守りたかったのかも

しれませんね。

 

 

 

ハムレットの内容をざっくりネタバレ

 

ハムレットとオフィーリアの謎のシーン